見出し画像

子どもに伝えたい「お金」「投資」の話

皆さん、こんにちは。浩市です。

今回は、子どもに伝えたい「お金」「投資」の話と題して、その参考書籍などをご紹介いたします。

1. 老後2,000万円問題と、辻並家の家族会議について

さて、本題に入る前に、令和元年6月に「老後2,000万円」で話題となった『金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書 「高齢社会における資産形成・管理」』ですが、よく読み返してみると、大変まとまった良い内容だなと感じます。

我が家では月に1回程度、家族会議を開いており、この資料については、会議での教材として活用させていただきました。

辻並家では中学生になると本格的に「お金」「投資」の勉強を始めるようにしています。
画像1

そこでこの春、上の男の子が中学生に入りましたので、「ジュニアNISA」口座を開設しました。

まずは「投資」や「資産運用」について理解する。そして「分散投資」の意味、また「長期積立」の効能や「複利効果」の偉大さ、等々について理解する。そして、じっくりと時間をかけて実際に「ジュニアNISA」口座での運用を経験して、相場感を掴む。そして家族会議を通して、家族みんなで理解を深めていきたいと思っています。

2. 複利効果の偉大さについて

まずは、長期積立、特に複利効果の偉大さを実感してもらおうと、偉大なブロガー「イーノ・ジュンイチ」さんのブログ「ファンドの海」複利計算で遊んでもらいました。

元本10万円、毎月の積立額5万円、ボーナス増額30万円、期間50年、期待リターン6.5%とかなり架空の設定ですが、拠出金額6,010万円が42,572万円になることに驚いていたようです。

画像2

3. おすすめ その① 「お金は寝かせて増やしなさい」

まずは、梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)を連載されていらっしゃる、水瀬ケンイチさんの著作 「お金は寝かせて増やしなさい」です。インデックス投資の取り組み方を具体的にかつ、とてもわかりやすい内容で書いておられ、投資初心者には必読の内容です。

4. おすすめ その② 『外資系金融マンがわが子に教えたい「お金」と「投資」の本当の話』

続いて、ジョン太郎さんの著作『外資系金融マンがわが子に教えたい「お金」と「投資」の本当の話』です。外資系金融マンとしてご活躍されており、とてもわかりやすく解説されています。

5. おすすめ その③ 「本当の自由を手に入れるお金の大学」

20年8月現在、ベストセラーとなられていますね。YouTubeも大変勉強になります。両@リベ大学長著作の「本当の自由を手に入れるお金の大学」です。説明は不要ですね。「投資」以外の視点からも「お金」について講義されています。「お金」「投資」を始める前の、心構えについて大変刺激を受ける内容となっています。

6. おすすめ その④ 「金融電卓 HP-12C」

ヒューレットパッカード社の金融電卓「HP-12C」です。利回り計算など、今は計算サイトやエクセルでも簡単に計算できますが、そのロジックを順序立てて学ぶ事ができます。App StoreでiPhoneアプリの配信もあるようですね。私は1987年に刊行された日本版マニュアルを参考にしています。

7. 番外編 「ミスター管理会計」

一般社団法人日本管理会計教育協会代表理事を務められる櫻井道裕さんの著作「ミスター管理会計」です。番外編としているのは、お父さんお母さん世代にオススメの内容となっているからです。数字にめっぽう強く、まさに科学的管理の旗手とは、櫻井さんの事ですね。他の著作もおすすめです。

さて、いかがでしたでしょうか。今年の夏休みは少し短いですが、親子で「お金」「投資」について学ぶというのも良いのではないでしょうか。

この記事が参加している募集

よろしければサポートよろしくお願いします。いただいたサポートは活動費に充てさせていただきます!