20240919
今日は氣志團のライブを観に、千葉県は市川市文化会館まで足を運んだ。
市川市文化会館。
会場の名前は色んなアーティストのツアーで見た事はあったものの、千葉だしなんか遠そうだなという理由で勝手に敬遠していたのだが、思っていたより近くてびっくりした。(市ヶ谷から都営新宿線で1本で行けるのもラクだった)
帰りも東京方面の電車は空いてるし、1時間ちょいで行けて交通費も定期使って数百円で済んだので、これからは臆せずにこの会場で行われるライブにどんどん行こうかな、と思っている。
駅からは10分ちょっと歩くものの、会場は最近改築されたのか、結構綺麗で2階席でもとても観やすいホールだった。ちょっと府中の森芸術劇場に造りが似てるかな?とも思ったり。
そして氣志團。
過去に氣志團万博で遠巻きに観たことはあったものの、ワンマンライブに行くのは初めて。
正直あまり曲は知らなかったのだが、フロントマンの綾小路翔さんがTwitterで、あんまり曲知らなくても絶対に楽しめるから大丈夫的なニュアンスのことをつぶやいていたので、まぁ大丈夫かと思ってチケットを急遽手に入れた。
とはいえ、あまりにも知らない曲が多すぎて退屈するのも嫌だったので、事前にセットリストは調べてから行った。
そうしたら、小沢健二の名曲「強い気持ち・強い愛」のカバーが終盤にあってびっくり!
音源化もされているのに、氣志團のカバーソングのことをすっかり忘れていたので、生で聴けて嬉しかった。
本家も良いけど、カバーも強い気持ちと強い愛に溢れていてとても良かった。
そこから彼らの代表曲「One Night Carnival」と続いたので、めちゃくちゃテンションが上がったし、最初は少し固かった体もほぐれて、一緒に踊ったりして楽しかったな。
結成してから27年らしい。
一発屋になる可能性だって大いにあったはずなのに、未だに第一線で活躍し続けてるなんて、きっとなんか人気の秘密があるんだろうな、と思っていたが、その謎が少し解けた気がした。
曲を知らなくても楽しめるように、今回のツアーはちょっとミュージカルっぽいというか、合間にお芝居が挟まっていてストーリーを映像とかを使いながら展開していくので、誰も置いてけぼりにはならなかった。
そしてメンバーの衣装も3回くらい変わるので、目で見ても鮮やかだったのも印象的。
何より会場全体に流れるバイブスがとっても良かった。
綾小路翔が正直よくわからないMCをしていても、それを寛容し温かく見守る観客との繋がりがあって、良い雰囲気だったな。
やっぱり長く続いてるバンドには何かしら秘訣があるものだな、とも思ったり。
そしてツアーファイナルということと彼らの地元の千葉での開催ということもあり、MCでもそのことに沢山触れていたのが印象的だった。
市川って、埼玉で言うと浦和的な位置なのかな?とも思ったり。
帰りに協賛してるサントリーから缶ビールも貰えて、満足の帰宅。
今度は「喧嘩上等」も聴いてみたいな。