20240813
今日は鶯谷にあるライブハウス・東京キネマ倶楽部でSummer Eyeと柴田聡子の2マンライブへ行く。
鶯谷駅、東京キネマ倶楽部に行く時しか利用しないのだが、駅前の猥雑な感じとか、嫌いでは無い。
会場も元キャバレー(多分)だったらしく、レトロで落ち着く空間が広がっていてお気に入りのハコだ。
そして今日観るSummer Eye。
元々はシャムキャッツというバンドのフロントマンをしていた夏目氏が始めたソロプロジェクトである。
昨年リリースされた『大吉』というアルバムがめっぽう良かった。
打ち込みを多用したひたすら踊れるサウンド、もう生で聴いたら身体が動かないほうがおかしい、という感じでノリノリだ。
彼のライブパフォーマンスも素晴らしく、1曲目から客席に飛び降りてきて歌うこともしばしば。
以前行ったライブで、「今日の主役はオレじゃなくてお客さんだから」的な趣旨のことを言っていて、そしてそれを体現するようなフロアと一体化するパフォーマンスに、釘づけになってしまった。
日本のアーティストにしては珍しく、動画や写真撮影もOKで、スマホ片手に腰を揺らすのもよし、何もかもを忘れて踊り狂うのもよし、非常に間口の広い楽しみ方ができるのも魅力の1つだ。
そして柴田聡子。
2019年にリリースされたアルバム『がんばれ!メロディー』に心を奪われてから、定期的に彼女のことは応援しているのだが、今日は久しぶりにバンドセットでのパフォーマンスが観られるので、非常に楽しみだ。
彼女の魅力は、一筋縄ではいかないメロディーラインと、それなのにどこか親しみやすい歌詞と歌声。
聴けば聴くほどクセになるアーティストだ。
とくに私は「涙」という曲が好きで、彼女の優しさとユーモアとちょっとメルヘンな世界観が1曲に凝縮されていて、MVとかを観ていると、なんともたまらない気持ちになる。
そんな私の推し2組が同じイベントで観られるなんて、夢のようなライブを実現させてくれてとってもありがたい。
今日はたくさん踊るために、いっぱい寝たし、鉄分も摂取した。
何もかも忘れて踊る。暑気払いだ。
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