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「日本の最も美しい教会」カトリック山形教会

山形市内にある美しい教会をご紹介します。
山形カトリック教会は、「日本の最も美しい教会」(61選)八木谷涼子著に掲載され、レトロモダンな聖堂として紹介されています。
山形市街地を約100年見守っている尖塔十字架がかわいらしく、幾何学模様のシンプルなステンドグラスが美しい聖堂。

カトリック山形教会 聖堂全景

やまがたレトロ館 山形カトリック教会

山形市内にカトリック教会が開かれたのは明治33年(1900) で、 現在の聖堂は大正15年 (1926) の建造。 外観は純西洋風のロマネスク様式。 外部壁面には鉄板が張り巡らされ、現在はその上にコンクリートが薄く塗られている。内部は木造が基調で、 昭和30年代は畳敷きであった。 上部に並んでいる高窓は信徒たちが色ガラスをはめ込んだと伝えられている。

やまがたレトロ館 山形カトリック教会 紹介パネルより
御聖堂(おみどう)
昭和中頃まで畳敷だった。2021年に改装、耐震対策とバリアフリー化
復活のキリスト像とハト(精霊)のステンドグラス
復活のキリスト像
ハト(精霊)のステンドグラス
御聖堂(おみどう)
マリア像がそっと佇んでいます
ルルドのマリア
信徒たちが、このステンドグラスを作成したそう
バシリカ型に似たステンドグラス
シンプルなステンドグラスが美しい
御聖堂(おみどう)出入り口
聖堂全景
よき牧者のキリスト像
大正時代後半にヨーロッパから取り寄せたキリスト像
2003年東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センターにより修復されました
カトリック山形教会のパンフレットより

カトリック山形教会 Catholic Yamagata Church
住所:〒990-0039 山形市香澄町2-11-15
電話:0236-22-3574  
FAX:0236-22-3590
交通:山形駅(JR奥羽本線・山形新幹線)から駅前通第1信号機左折(北)徒歩5分
ミサ時間:日曜日 9:30。水曜日、金曜日 18:30。初金曜日 10:00

【カトリック山形教会の歴史】
1900(明治33)年、パリ外国宣教会のレミー・ルイス・マトン神父が常任の初代主任として着任。 (それ以前は会津若松からラ・フォン神父や鶴岡からダリベル神父の20年の巡回時代があった。) 大正から昭和20年代は神言会が司牧、昭和30年代からはイエズス・マリアの聖心会を迎え、2000 (平成11)年に創立100周年を迎えました。現在の聖堂は1926(大正15)年、10月24日にチェスカ新潟教区長を迎え、フランツ・フィンゲル神父 (第6代主任)時代に献堂式が行われました。
2010 (平成21)年には、 献堂当時の外観をそのまま残し、耐震補強を兼ねての大幅な改装が行われました。

カトリック山形教会パンフレットより

「日本の最も美しい教会」(61選)八木谷涼子著 山形では、この教会のほか鶴岡カトリック教会が紹介されています。世界でも珍しく日本では唯一の「黒いマリア像」が安置されています。この他、この教会唯一の「窓絵」も見られます。


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