見出し画像

びわ博徒然日記(1,500字)

皆さんいつもありがとうございます。リプを頂いたので700文字ジャストで作文しようと思うのですが、正直文字数調整は最後に適当に言い換えたらいいだけなので何文字だろうが難易度はそんな変わらないんですよね。知らんけど。つまり問題は自由作文をすることであって題材さえあれば造作もないことなんです。
なので今日の僕の日記を1,500文字ジャストで書いてやろうと思います。




今日は琵琶湖博物館に訪れた。
当館は地域と密着な関係にあり、小中高の課外学習で使われるためほとんどの滋賀県民が1度は来館したことがあるはずだ。びわ博の名で親しまれている。
ここ数年勢いを増しており、固有種等の従来の展示に加えて世界唯一の淡水アザラシや琵琶湖に生息する微生物の展示、大人向けの動物標本や資料も充実し老若男女共に楽しめるスポットとなっているため手放しでオススメできる。
滋賀県に来た際には是非。

まあ一応前置きしましたが幼少期の生き物大好きむりぽちくんはよく連れて行ってもらっていたのでとりたてて思い入れがあるわけです。
昨年から上京したため夏休みに帰省した際には行くことにしています。

めちゃくちゃでかい駐車場から滋賀に自生している樹木が植えられた雑木林の小道を少し歩くとエントランスが見え、ドアが開くと独特の"琵琶湖博物館の匂い"がする。この匂いは滋賀県民の共通認識であり固有名詞と化している。
たいてい特別展示をしていて現在は琵琶湖の水草について催されていた。学生は割引きされるのだがあいにく学生証を忘れてしまったため大学からのメールを見せることになった。しかし休学している僕に届くのは図書館の返却催促メールしかなく、1年ほど前の震災注意喚起メールを見せ事なきを得た。

券を購入し水草展に向かうと受付の方が頭から草を生やしていた。正確には水草を模したものをカチューシャにつけていたのだが明らかに変なので思わず笑いかけてしまう。しかし1人でにやにやしている成人男性なんて不審者以外の何者でもない。必死にこらえて入場する。
展示内容は琵琶湖に水草が大量発生することについての研究で興味深かった。

通常展示は基本的に在来種の水槽だ。水中トンネルを抜けると目玉の一つであるビワコオオナマズの大水槽が待っている。
だが去年その水槽が突然割れて床が水浸しになり休館するという事件が起こった。現在も未だ修復されていない。クラウドファンディングが成功し今年末には工事が始まるそうだ。

しばらくお馴染みの水槽達が続いたあと、世界の淡水湖に生息する魚たちが展示されている。
そこには新たなマスコットであるバイカルアザラシもいて子供たちが群がっていた。
真っ黒な目をしており顔文字にするとまさに●ω●こんな感じである。
特段かわいいという訳では無いのだがアザラシという概念自体がかわいいため無問題だ。
そのまま愛され続けてほしい。


他にはチョウザメが複数匹いる、上が開放された巨大水槽がある。
妹が小学生低学年の頃、父親に水槽の縁まで持ち上げられ泣いていたのを思い出した。


次の微生物コーナーを抜けると文化や化石等が展示されている2階へ続く。
2階には休憩スペースがあり、カップ式の自販機が備えつけられている。
なんと15年前からほとんど変わりがない。
当時の僕はカルピスを毎回買ってもらっていたのを覚えている。懐かしくなり買おうと思ったがお昼にキャラメルマキアートを飲んでいたのでテイストを変えペプシにした。
70円だった。おそらく価格まで15年前と変わっていないのであろう。ちなみにお茶は30円でなんとも時代錯誤である。
施設は存分に進化すれどもこの自販機だけは変わらないままでいてほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?