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遊牧の夜明け

大地が回復し
鳥が自由の空気を吸い
水が自分を潤し
山が季節を歌い
大宇宙と小宇宙が繋がる

これが遊牧の本質である。

 政治経済学の学びを目指して日本に渡り、仙台、関東、沖縄でのゆるい遊牧生活を通じて、成長し学び続けてきた。社会への学びの後、日本らしさ・モンゴルらしさを考えるようになり、研究のテーマが最後に自然と伝統に落ち着く。そして、その後研究が地域と結ばれ、現在実践活動は本格的に動こうとしている。実際に動き始めたら、それが「遊牧プロジェクト」のスタートでもある。

 1人でのゆるい遊牧生活から、沢山の方々が参加できる本格的な遊牧をスタートさせ、新しい社会システムを目指す。社会的な活動ではあるが、そこに「人の幸せとは何か」が原点にある。活動も「自然コーチング」から幕を開ける。遊牧の基点は、北海道・清水町、仙台、群馬・上野村、安曇野、南砺市、西日本・阿蘇、南城市合わせて7カ所を選んでいる。活動中には大好きな侍、教育、場所のテーマも全面的に浮上すると思う。

 なぜ遊牧するのか?それは日本という国への思いであり、世界への思いでもあれば、地球への愛でもある。シャーマンという使命を背負い、故郷を思いながら、沖縄で馬と海と大自然から愛を教わった。今、そのエネルギーがそのまま大地に還元されるべきだ。

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