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群れ研ゲストトーク【新・群れラジオ#38〜#39】

こんにちは。本日の議事録担当は所長です。

新歓ラジオ

8月22日の放送回では、新しい試みとして新歓ラジオを実施しました。最初の30分くらいは人も集まらず、この企画は失敗したかのように思われましたが、救世主が登場。1年以上もROM勢をしていた方がマイクオンしてくださいました!

興奮のあまり記事化する許可を取るのを忘れてしまいましたので詳細は割愛させていただきますが(ごめんて)、身近なお仕事の裏話をたくさん伺うことができました。まさかあのお店のあのコーナーにはあんな事情があったなんて・・・!みなさんにお伝えできないのがざんねんです!

しかし!なんと9月もゲストとしてラジオにお越しいただけることとなりましたので、次回こそはちゃんと内容をお伝えできればと思います!

群れ研ゲストトーク企画、はじまる

さて、これに味を占めた所長は今後のラジオにゲストをお迎えし、おしごとインタビューをすることを思いつきます。新歓ラジオは新人さんにマイクオンしてもらうことを目的としていますが、新人さんじゃない方からも色々なお話が聞きた〜い。

ということで、早速インタビューさせてくれる人を募集したところ希望者が見つかりまして、8月29日の放送回は記念すべきゲストトーク第一弾となりました。

今回のゲストはKさん(群れ研究員3)です。

・・・いや、あんたかい!と心のなかで突っ込んでしまいましたが、Kさんが最初の一人に立候補したのは理由があるからなんだそうです。

⚪︎オフ会やりまくって、仕事の話をできるようにすると、いい感じになるのわかったから、第三者に対して、話せるように言語化しておきたかった。オフ会では、最初仕事の話か生活の話をすると、素性がしれて、安心される。趣味の話は結構仲良くなってからでないときつい。趣味の話は、好き嫌いがあるから聴きたくない人もいる。後醍醐天皇や藤原や蘇我氏や長屋王とか私以外興味はない。
⚪︎群れ研で言語化しておけば、オフ会で、仕事の話をできるなるの期待して。
⚪︎群れ研仕事インタビューの第一回目になって、他のスラム民をインタビューに扇動するため。

原文ママ

若干物騒なことが書いてありますが、要約すると「日常会話の定番である仕事の話を上手にできるようになりたいので練習したい」「新企画のファーストペンギンになって参加ハードルを下げたい」といった感じかと思われます。熱いハートを感じますね。ありがとうございます。

それでは、以下はインタビュー要約です。

Kさんインタビュー

Q.どんなお仕事をされていますか
A.個人宅への家電の集荷と配達をする仕事。担当エリアを回る感じで、日に10件以上対応する。メ○カリの集荷に来る人をイメージするとわかりやすいと思う。

Q.Kさんが仕事をする上で大切にしていることを教えてください
A.人間関係。人間関係を大切にする理由としては、仕事をしやすくするため。人間関係がよくないと仕事中に緊張したり、息が合わなかったりするから。仕事はドライバーと作業員(Kさん)の二人一組で行うが、ドライバーとの人間関係を構築するために缶コーヒーを渡したり、ドライバーからおすすめされたものを積極的に試している。

Q.それはすごい気遣いですね。缶コーヒーはいつも渡しているんですか
A.缶コーヒーはただあげるだけだともらってくれないから、ミスをカバーしてくれたときにとか、雑談で面白い話や新しいことを聞けた時にそのお礼として渡すとか、受け取りやすい理由を作って渡すようにしている。

Q.前からそういった工夫をされていたんですか
A.人間関係を良くする取り組みはスラムに入ってからやるようになった。スラムで学んだ事を、スラム以外の生活などに落とし込むまでにならないと意味がないと感じたので。

Q.効果は実感できましたか
A.あったと思う。仲良くなってふたりで旅行にいったりしてる。

Q.ハードな仕事だと思いますが、始めたきっかけはなんでしょうか
A.インターネットで。今の仕事をする前は引越し業者で働いていたが雰囲気が悪かった。前職のお陰で体力はついたので、今の仕事は楽だと感じる。でも父の影響で肉体労働は恥ずかしいことだと感じている。

Q.恥ずかしいとはどういうことでしょうか
A.父が昔の人間ということもあり、その労働観を受け継いでいるんだと思う。父の時代では肉体労働を恥ずかしいことだと思われていたようで、そういったバイトをしているとよく指摘された。

Q.肉体労働とは違う仕事をしようと思ったりはしますか
A.今のところは特にない。強いていえば人の話を聞いたり、人を癒したり(ケアしたり)するのが好きみたいなので、それに関する職。具体的には心理系の職につければなと思っていて、通信制の放送大学に通い、ゆっくりと自分なりのペースで心理系の勉強をしている。資格が取れたり実際に職に着くのは随分先になると思う。

Q.恥ずかしかったり働きたくないと考えていたりすると仕事のパフォーマンスにも影響がでるように思えますがどうでしょうか
A.そこは、必要にかられて働いているだけなので割り切っている。

Q.ワークライフバランス的には悪くない
A.そう思う。生活に必要な分だけ稼げればいいと思っているので。恥ずかしい気持ちは呪いのようなものだから仕方がないが、色々な人に会って話をして、多様な価値観を吸収することで気にしないでよくなると思っている。

ありがとうございました。


はい。いかがだったでしょうか。

一緒に働く人のケアをしっかりと行っていてすごいですね!スラムにはKさんファンがたくさんいるのですが、その理由が垣間見えたような気がします。我が身を振り返ってみると「わかってくれるやろ!」みたいな慢心といいますか、こういったことはおろそかにしがちな部分だなーと反省します。チームワークは一朝一夕には築けないですね!

このような感じで今後も色々な方にインタビューしていきたいと思います。お楽しみに!

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