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コロナ に関する「延期」を「延麒」に空目する日々

このタイトルの意味に共感していただいた方がいたのなら、それは間違いなく「入国者」だろう。

かくいう私は、物語の続きを夢の中で描いてしまうほど、ハマってしまっている。

前からちょこちょこシリーズ名は聞いたことがあったけど、読むまでにはいかなくて。
それが「18年ぶりに新刊発売!」と盛り上がっている様子を見て、「そんなに待たれていたの!私もあの盛り上がりの仲間に入りたい!」と、『魔性の子』を手に取ったのが2月半ば。(遅い)

『図書館の魔女』『獣の奏者』などを好きな人がおすすめしているだけあって、自分に合わないはずはない!と思いながら読み、読み、読み…見事入国。出国の仕方が分からないほど沼。ド沼。

『魔性の子』で高里君のくせっ毛にキュンとし、『月の影 影の海』で陽子のイケメン具合にキュンとし、『東の海神 西の滄海』で主従の素晴らしさにキュンとし、ひたすら出てくる出てくる登場人物に共感しまくり、常に胸騒ぎ(言い方)しながら、読み進めること1ヶ月半。

ついにこの表紙まで来た。
この表紙の泰麒を書店で見た瞬間にやけが止まらず、それ以来ずっとずっとこの表紙を追いかけてきた。
もう、この表紙に恋してた。

長髪ではサラサラなのに、短髪では相変わらずくせっ毛の高里君。
はぁ立派になって…。

私はすぐにこれを手にできたけど、昔からのファンの方々は、前回『黄昏の岸 暁の天』の気になる終わり方から18年も待たれていたのだと思うと、本当尊敬する。平伏レベル。

早く読みたいけど、終わりたくない。
ハマった本にありがちな贅沢な悩みとともに、溺れよう。

ようこそ、十二国記へ。

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