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「新北海道スタイル」遵守し職員特別研修 ~ 前武雄市長・樋渡啓祐さんご講演

 私が首長を志し決断を下すうえで、大きな影響を与えた方。
 菊川健一前町長であります。まさに、私の人生の師であります。
 そしてもうお一人。直接、お仕事を一緒にしたということなどではありません。しかし、私に超絶な衝撃を与えられたお方。本日お越しいただきました、樋渡啓祐・佐賀県前武雄市長です!
 数々の著書や、FacebookなどのSNS、各メディアを通じて、ご活躍される姿を見続けてまいりました。

 好きな本を1日1冊、7日間投稿するFacebookのリレーチャレンジというものがありました。その中で、私が最も影響を受けた著書、衝撃を受けた著書、1冊目として樋渡前武雄市長の本「首長パンチ」を取り上げさせていただきました。
 「首長の姿勢がマチの色を変える」。当時役場職員の自分にとって、とても影響を受けました。私が職員時代から今でもよく使わさせていただくフレーズ「スピード感」。このフレーズは、私が勝手ながら先生とあおぐ、樋渡さんから与えていただいた、言葉の一つです。

 樋渡さんは現在、樋渡社中株式会社代表取締役社長として全国でご活躍。一般社団法人全国空き家バンク推進機構(ZAB)理事長を務められなど、社会課題と向き合う多くの要職を担われています。
 また、樋渡さんは、地方を大切にし、活力ある地方を創ることを目的とする「活力ある地方を創る首長の会」の立ち上げの中核を担い事務局長に就任。樋渡さんにお声かけをいただき、私も賛同させていただきました。
 菅新総理は、総務大臣時代に「ふるさと納税制度」の実施をはじめ、地域の実情を把握され前例にとらわれない政策を断行されるなど、菅総理の誕生は、過疎地認定町である私どもにとって、町政運営の大きなチャンスであり、このチャンスを生かすべきだと考えます。
 知事、市町村長、日本全国の志高い、気鋭な諸先輩みなさんが参集される本会。菅総理と近しい樋渡さんのお力があるからこそ実現された「活力ある地方を創る首長の会」。
 地方から日本の新たなロールモデルを創り出す気概をもって、私自身も学び、行動してまいりたい。その思いです。

 樋渡さんは武雄市長時代、民間活力をこれまでにない大胆な発想で取り入れ、「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を指定管理者に、スターバックスコーヒーがあり、年中無休、図書貸し出しと書籍等販売を融合させた日本初の取り組みで、全国から注目を集める佐賀県武雄市図書館が誕生しました。当時、苛烈な、熾烈な、激烈な、議論を経て、実現を先導されたのが、樋渡さんです。
 全国有数の行政視察人気自治体でありますが、私も7年ほど前、有志による近隣自治体職員の視察団を結成し、「いざ!武雄!」と佐賀県へ飛び立ち、ワクワク感をもって現地で学ばせていただきました😊

 本日のご講演でもお話されていましたが、樋渡さんが進んだ自治体運営のスピード感は、ハンパのない怒涛のスピード感。想像を絶する道のり・・・脅迫まがいのことから、住民訴訟、リコールを受けての「民意を問う!」と辞職されての出直し市長選挙などなど、これは本当にノンフィクションなのか!?と驚くエピソードばかりです。まさに、ジェットコースター。。。
 前例にとらわれない、市民目線に立った市長として挑むブレない姿勢。決断することの苦しさと覚悟、勇気。その意を共有し、実現に向け実直に進まれた職員の公務員魂。あらためて、大きな感銘を受けました。

 業務終了後、大変おつかれのところ、職員みなさんに「新北海道スタイル」遵守のうえお集まりいただき、本日の職員特別研修を、新たな発想・視点に繋げていただきたいとの思いで開催させていただきました。
 このように全職員みなさんで研修を行うのは初めてのことでしたが、これまで受けてきた接遇研修や、管理能力研修などとは違った「感じる」研修を通じて、今後の町職員として、町民の一人として、みなさんの糧になれば幸いです。
 そして私自身、さらに、さらに、職員みなさんとともに、前例のない高い壁であったとしてもアタックできる首長としてアップデートしていかねば。そう心に成長を誓う機会となりました。
 職員みなさん、特別研修にお付き合いいただき、ありがとうございました🙌

 樋渡さんへ。
 ワクワク・ドキドキ、心躍る地方公務員として働くことが、自分たちのマチを変貌させていくことの最大の原動力となるということ。。。
 終始、笑いとともに楽しく樋渡啓祐節炸裂の独演会「感じる」研修にて、学ばさせていただきました✨
 北海道の大地から全国へ「当麻町!」と愛をさけび続けます。ありがとうございました!

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