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教育委員会新年度機構改革

コラム連載 32 日々勉強 日々感謝
教育委員会新年度機構改革

 新年度より教育委員会教育課を、学校教育課と、社会教育課との2課に分ける機構改革を実施。複雑化するさまざまな教育課題に対し、より柔軟に迅速に対応する体制へと強化する。このことにあわせ、人員増員などで手狭となる既存の事務所を増築する工事を行い、3月に完了した。

 学校教育課は、ICT活用学習活動、小中一貫教育の推進など、新たな教育改革の実現を目指し、教育委員会がより主導的、継続的な指導力を持ち、学校現場との連携を強化するため、学校教育支援アドバイザーの新たな配置など、専門性と体制を強化。
 また、スクールソーシャルワーカー継続配置をはじめ、新年度からのスクールカウンセラー常駐時間の増など、学校や関係機関と連携し、不登校、いじめ問題などへの対応力も強化させる。

 社会教育課は、町民一人一人の主体的な学びを育むことなど、活力ある地域づくりを推進するため、コロナ禍で活動が停滞してしまった文化や、地域コミュニティ活動の再開、活性化が重要であり、継続的な生涯学習推進アドバイザーの配置など、専門性と体制を維持。
 また、「田んぼの学校」をはじめとする「食育・木育・花育」活動、町民主体参加型・文化の祭典「生涯学習フェスティバル」など、当麻町ならではの取り組み推進へと、両課が連携してまいる。

 2期目の選任を当麻町議会にお認めいただいた中村欣也 教育長をトップに、チーム当麻町教育委員会の力、より高め、発揮していただくことを期待したい。

当麻町長/村椿哲朗
(令和5年4月号・広報とうま掲載コーナー・第32回随筆)

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