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報道機関 令和6年度当麻町新年予算レクチャー

2月27日、報道機関へ新年度予算レクチャー実施。主要な事業について列記し財政担当職員より説明。私からは未来を切り拓く力と投資、官民連携でのチャレンジングな16事業について重点説明を行いました📝

私が考えるまちづくり。行政・関係機関・民間事業者・町民のみなさんが一体となり官民連携の力で推進する「食育・木育・花育」による、当麻町ならではの、まちづくり。
子育て環境の充実、教育、福祉、文化の向上、また、3育のまちづくりストーリーを生かした農業、林業、商工業の振興、移住定住促進による社会増、「オール当麻の力」が発揮されています✨

この3育のまちづくりの特徴を生かし、相乗効果を発揮させ「ゼロカーボン北海道・カーボンニュートラル」、さらには、先端技術AIやITの力を積極的に取り入れ実装展開する「DX(デジタルトランスフォーメーション)、GX(グリーントランスフォーメーション)」具体的な事業を実施してまいります🕊️

一般会計予算規模は対前年比9.6%、7億900万円の増、過去最大規模の80億8,600万円。「かせぐ力」による独自財源の獲得、また、国・道の支援を最大限活用させていただき未来を切り拓く積極的な投資、子どもたちに誇れる持続可能なまちづくりを強く推し進める予算編成としました📝

数ある事業の中から16事業にしぼりご説明します👀

1点目、継続事業、町産材活用促進事業です。
町産木材を活用し新築する住宅に対し、上限250万円までの木材購入価格分を補助します。事業費は4,500万円です。
全道、全国的に冷え込んでいる、持家一戸建て住宅新築の市況感ですが、当麻町は令和5年度においても反して活況であり、15棟の新築住宅の実績見込みです。
カーボンニュートラル、持続可能な循環型林業、地材地消の意義を日々過ごす住まいで、ご家族みなさんが木の温もりに包まれ身近に感じられる取り組み。今後も継続、発展させてまいります。

2点目、継続事業、未来へつなぐ宅地循環促進事業です。
定住の促進と宅地の循環、空家の解消を促進する当麻モデル、未来へつなぐ宅地循環促進事業。事業者または町民の方が、空き家・中古住宅とその土地を購入・除却し当麻町産木材を活用して住宅の新築等を行う場合、除却費用と新築町産材費用に補助を行うものです。事業費は1,300万円です。
空き家除却補助は補助率1/2、上限150万円。空家の状態が老朽化し危険な家屋については補助率3/4、上限200万円。新築町産材補助は上限250万円です。

3点目、新規事業、町産材活用戸建賃貸住宅建設支援事業です。
当麻町に住みたいという要望に応える新たな取り組み、町産材のさらなる活用と定住促進のため、戸建て賃貸住宅建築に町産材を活用した場合に、町産材購入経費に対する補助制度を新設します。1棟250万円上限です。事業費は750万円です。

4点目、新規事業、奨学金返還支援事業です。
若年層の定住促進のため、当麻町内に居住し、当麻町を含める上川中部の近隣1市8町に勤務する若者が、大学などの在学中に借入れた奨学金の返還を支援するものです。「当麻町に住み当麻町で働く」に限定せず「当麻町に住み近隣市町の当麻町外で働く」若者を対象とし柔軟に支援。月2万円・上限3年間、最大72万円を支援します。事業費は120万円です。

5点目、新規事業、公共施設再エネ整備事業です。
公共施設の脱炭素化と強靭化のため、太陽光発電と蓄電設備、公共施設への送電網を整備するものです。
北海道全域が一斉に電力を喪失した「ブラックアウト」を経験した私たち。今後、北海道全域とはならずとも、道北・上川地区全域でのブラックアウトは起こりうることと備えなくてはいけません。今年の元日に襲った能登半島地震による甚大な被害。日頃からの防災・減災力の構築は重要てあると、改めて学んだ次第です。
町の「自然資源を活かし脱炭素」。再生可能エネルギーの導入拡大を推し進めます。事業費は2億2,357万円です。国・道の支援事業を積極活用させていただきます。

6点目、新規事業、再エネ・省エネ促進補助事業です。
町内の家庭、事業者の脱炭素化の推進のため、再生可能エネルギー利用設備および、省エネルギー設備の導入に対する補助です。太陽光発電、高効率空調機器、電気自動車(PHEV・EV)などが対象です。事業費は4,095万円です。国・道の支援事業を積極活用させていただきます。

7点目、新規事業、公共施設LED設備整備事業です。
CO2温室効果ガス排出量の削減のため、公共施設の照明をLEDに改修するものです。当麻小学校、ヘルシーシャトー・保健福祉センター、北星地区体育館、町民プールなどが対象です。事業費は8,123万円です。国・道の支援事業を積極活用させていただきます。

8点目、新規事業、避難所環境整備事業です。
すでに整備済みの主要な指定避難所施設に加え、さらなる避難所施設の環境整備へ向けた空調設備の整備を行うものです。保健福祉センター、スポーツセンター、全公民分館6施設を対象に整備します。事業費は3,619万円です。国の緊急防災減災に関する支援事業を積極活用させていただきます。

9点目、新規事業、クリーンラーチ生産試験支援事業です。
農林業連携の力、当麻町ならではのチャレンジ、地材地消の取り組みを官民連携の力で、進化させます。当麻町森林組合と当麻農協が連携する二酸化炭素の吸収に優れた、ゼロカーボン北海道の実現に必須となるクリーンラーチ(コンテナ苗)の試験的栽培に挑みます。必要な育苗施設の整備等に対し助成するものです。事業費は543万円です。

10点目、新規事業、Jクレジット創出事業です。
町有林の森林施業により増加するCO2等の吸収量をクレジットとして創出、売り込むための登録、申請を行うものです。地方だからこその強み、林業資源、グリーンの力を最大限生かし、都市圏、大手企業等からの外貨獲得、また、カーボンニュートラルの実現へ貢献するものです。事業費は266万円です。

11点目、新規事業、DX導入 電子地域通貨導入事業です。
町内限定で使用できる電子地域通貨の導入および、利用促進にポイント付与などの事業へ補助するものです。専用カードに現金を入金(チャージ)すると町内の対応店舗で利用できる仕組み。スマホアプリだけでなく、スマホをお持ちでないご高齢の方でもカードでも同じように、利用することができるハイブリッド型を予定。
時代の時流をつかみ果敢にチャレンジ、商工会が主体となり、商工会員みなさんが一丸となって地域経済、町民みなさんが便利に買い物ができる環境と日々の暮らしを維持すべく、官民連携の力でチャレンジします。事業費は5,432万円です。

12点目、新規事業、プレミアム付商品券発行事業【第7弾】です。
物価高騰等の影響を受けた住民生活の支援および町内の消費喚起のため、「当麻を元気に!当麻で元気に!」プレミアム率30%の商品券、2万冊発行。町民みなさんに購入いただき、1億3,000万円の直接的経済効果を生み出します。国の支援を最大限活用。事業費は1億3,866万円です。

13点目、新規事業、とうまスポーツランド整備事業です。
CO2温室効果ガス排出量の削減のため、観光各施設の照明をLEDに更新するものです。アスレチック、グリーンヒル運動場、スポーツランド周辺施設、ヘルシーシャトー駐車場が対象です。事業費は2,826万円です。国・道の支援事業を積極活用させていただきます。

14点目、新規事業、当麻幼稚園舎整備事業です。
幼稚園型認定こども園の開設へ向け、新園舎の建設を令和6年度~令和9年度にかけ行うもので、自家消費型再生可能エネルギー、町産木材を全面的に活用する当麻町ならではの整備計画。令和6年度 実施設計、令和7年度 建設工事、令和8年度 旧園舎撤去、令和9年度 グラウンド等整備を行うものです。令和6年度は実施設計を行い、事業費は4,300万円です。なお、総事業費は7億円を見込みます。国・道の支援事業を積極活用させていただきます。

15点目、新規事業、行政DX導入事業(証明書コンビニ交付システム)です。
DX電子行政の積極推進へ、利便性の向上や事務事業の効率化を進めるため、住民票や印鑑証明書、税の証明書などをコンビニで交付できるシステムを導入するものです。事業費は2,188万円です。

16点目、新規事業、行政DX導入事業(自治体情報データ配信システム)です。
DX電子行政の積極推進へ、LINEアプリによる情報配信と電子申請・公共施設予約システムを導入するものです。事業費は1,030万円です。

以上、私から特に申し述べたい事業について、ご説明させていただきました🤲

町長就任2期目、5年目を迎えました。当麻町はこれからも、タウンマネジメントの戦略眼をもって、チャレンジするからこそ、つかみ取ることができる新たな価値を官民連携の力で果敢に創造し、引き続き、町民みなさんの安全で安心な持続可能なまちづくりを目指してまいります🌈


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