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武良竜彦(むらたつひこ)  プロフィル

作家(童話作家)
俳人(現代俳句協会オープンカレッジ講師 神奈川現代俳句協会参与 横浜俳話会会員 小熊座俳句会同人)

著作歴 
  
☆ 童話・小説関係

1983年 福島正実記念SF童話賞
 『その名はピカリック』岩崎書店
1985年 日本動物児童文学賞 「ルビとイクラのサケ物語」 日本獣医学会年鑑に所収 ※1990年、福武書店の「チャレンジ漫画 日本の産業4 沿岸・養殖・栽培漁業編」に「ルルの旅」と改題してシナリオ化し漫画化。1989年 「へんじのない手紙」 『星ふる夜にきいた歌 (おはなし愛の学校) 』所収 岩崎書店  ※水俣病を背景とした童話
1989年 日本ファンタジーノベル大賞 最終候補作『三日月銀次郎が行く――イーハトーブの冒険』新潮文庫※複数の「イーハトーブ童話」(宮沢賢治童話)を解体しそれを素材として全く別の物語に構成生成した実験小説。
1994年『メルヘン中学物語』(岩崎書店)千葉県中学の部読書感想文課題図書に選出。「進研ゼミ」の月刊テキストに1年間連載した小説。
1995年 「夢に見た街」「毎日こども新聞」に連載。
2000年『らくらく作文教室』偕成社 「俳句」「短歌」をのぞく全種類の文章の書き方の本。

 ※童話作家としての詳しいプロフィルは
    こちらから https://tatuhikomura.wixsite.com/mysite

☆ 俳句関係

1993年(平成5年)「『鳥柱』の方へ『かげろうの家』発、午前零時」  高野ムツオ第二句集『鳥柱』の栞文
2013年(平成25年)第六回佐藤鬼房顕彰俳句大会奨励賞
2014年(平成26年)「不可能性の文学の大いなる可能性―高野ムツオ句集の軌跡から」   第34回現代俳句評論賞 佳作「現代俳句」に掲載
  2015年(平成27年)「以後の余白」俳句作品集  第9回小熊座賞 佳作 「小熊座」に掲載
2016年(平成28年)「葬送の螢袋」齋藤愼爾句集『陸沈』巻末解説文
2016年(平成28年)「〈喪郷〉の眼差し」齋藤愼爾句集『陸沈』添付栞文
2019年(令和元年)「桜(しゃくら)の花の美(いつく)しさようなあ――石牟礼道子俳句が問いかけるもの」第39回現代俳句評論賞 受賞「現代俳句」に掲載。

「渚のアポリアー俳人・石牟礼道子への道程」
 「小熊座」にて2020年10月号から連載開始。現在執筆続行中。
 俳句評論賞受賞作「桜(しゃくら)の花の美(いつく)しさようなあ――石牟礼道子俳句が問いかけるもの」を第Ⅰ部として、その続編「小熊座」連載の「渚のアポリアー俳人・石牟礼道子への道程」は第Ⅱ部に当り、第Ⅰ部執筆に当っての研究ノートのすべてを纏めて発表している。文明論的視座を含む、包括的な石牟礼道子文学論として執筆中。

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