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本の出逢い

直感的に、この本は一生大事しそう、私の人生に必要と思ったら、まず買うタイミングや買う場所を重要視します。
本屋選びは、近所とか、ポイントカードのポイントがたまるからとかより、感覚で『ここでこれが買いたい!』が大事。
あと休日、すごく気持ちが良い天候の時、たまたま入った本屋で、すごく読みたくなった本に遭遇の運命的なタイミングで買うのも良き。
それで、その後本を読んだ時に、その本を買った時の雰囲気、読んだ場所の空気感や思い出を感じながら読むと、例え本が汚れようがちょっと破れようがそれが一生ものの本になる!と思っています。本好きの方は何となくおわかりになるのではないでしょうか。

というわけで、先日の下北沢の本屋で向田邦子さん『海苔と卵と朝めし』を、
先日の仙台で、辻村深月さんの『あなたの言葉を』を購入しました。
積読本が多いのにも関わらず、また買い足してる私。
最初の文面は、こちらの言い訳ではありません…😂

こちらは都内のカフェにて。買いたての御本。


辻村さんの本は、今回仙台のAという本屋で買って、その後お気に入りのカフェの外のテラスに行って読むという流れにしようと思いましたが…残念ながら本が売り切れ…。
こうなったらBの本屋〜からの定禅寺通りで身も心も緑に染まってからのカフェのプランに変更!
無事に見つかり、ブックカバーを頼んだら、7〜8色から選んでくださいと言われ、スカイブルーを選択。本屋カバーってわりとベージュが多いので、テンションがあがりました!

このポーズは、定禅寺通りのこの方以外に見た事がないかもしれません。


定禅寺通りで緑色に染まった後、モーツァルトアトリエというカフェに着き、木漏れ日の中、ミルクティーフロートを一口飲み、早速本を1ページ開いたところで、通りがかりの虫の汁が本に…涙。
まだ全然読んでない状態で、むぅぅ〜と唸りそうでしたが……冒頭の文のように、こちらも思い出として刻まれる事でしょう。(自分自身を慰めている…)

やはりブックカバーはこの色で間違いなかった…


そんなこんなでまずは辻村深月さんの御本。
まだ読んでる最中だけれど、ずっと感銘を受けっぱなしです!
毎日小学生新聞で連載されていたので、子供のかかえる悩みや疑問に寄り添い、答えていく内容なのですが、
大人になってから得た知識や経験から導かれた答え方ではなくて、あくまで子供の世界に合わせた回答なのが素晴らしい。大人の正しい常識は決して子供の常識に必ずしも当てはまらないものね。
姪や甥にも読んでほしい!
私も人から相談だったり悩みを聞いた時は、
まずその方の立場や心境に心を寄せいきたいと思った次第であります。

そんな良書を読みながら、自分をアップデートをしていくつもりです!

いつになく真っ当な締め方で、しばらく悩みました。

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