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【出雲村田製作所×SDGs】小学校との食品ロス削減対決!勝負の行方は…?!

みなさま、こんにちは!
今回のムラタのnoteでは、出雲村田製作所のSDGsへの取り組みをご紹介します♪

1.ムラタの社会課題解決への取り組み


ムラタは先日、企業として2030年に向けて長期視点で目指す方向性などを具体的に示した『Vision2030』を新たに策定しました。

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ムラタグループ全員が共有すべきアイデンティティとして提唱された「Innovator in Electronics」。このスローガンには、“ムラタがエレクトロニクス産業のイノベーションを先導していく”ということだけでなく、環境や社会に対して、ムラタが主体的により良い方向に働きかけること、法や規制で義務を負うからやるものではなく、どうすれば環境や社会にとってより良いものになるのか真剣に考えて行動を起こすこと。これも立派なイノベーターであると謳っています。

ムラタはこの精神を大切にし、さらに一歩進んだ取り組みにすべく、「Vision2030」ではムラタのイノベーションで社会価値と経済価値の好循環を生み出し、豊かな社会の実現に貢献していくことをありたい姿として掲げました。
このありたい姿を実現するために、ムラタでは重点的に取り組む領域を以下の通り定め、ムラタグループの各拠点で社会課題解決に向けて取り組んでいます。

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2.出雲村田製作所:小学校との食品ロス削減対決!


今回のムラタのnoteでは、出雲村田製作所(島根県)が昨年実施した食品ロス削減への取り組みをご紹介します!

出雲村田製作所

出雲村田製作所_トリミング

設立 :1983年8月 (創業開始 1984年4月)
資本金 :4億3,000万円
代表者 :代表取締役社長 益田 喬
事業内容 :セラミックコンデンサの開発・生産
従業員数:4,865名 (2021年4月1日現在)
所在地 :(本社) 島根県出雲市斐川町上直江2308番地
    (イワミ工場) 島根県大田市大田町大田イ795番地1
ウェブサイト:https://corporate.murata.com/ja-jp/group/izumomurata


VS地元の小学生!食品ロス削減対決 

出雲村田製作所では、SDGsを切り口にムラタが社会課題解決にどう貢献していくかについて、社内でも理解・共感を広める浸透活動を行っています。その一環として、昨年、地元小学校の出雲市立西野小学校(以下、西野小)と「食品ロス削減対決」を行いました。

SDGsとは
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
出展:SDGsとは? | JAPAN SDGs Action Platform | 外務省 (mofa.go.jp)


食品ロス問題について
食品ロスは、本来まだ食べられるのに捨てられてしまう食べ物を指します。
SDGsの目標12「つくる責任つかう責任」のターゲット12.3では、食品ロスについて以下のような目標が示されています。

つくる責任つかう責任


食品ロスは、大量の食料資源が無駄になるだけでなく、ゴミの処理に多くのコストがかかる上に、温室効果ガスの排出、埋め立てなどによる環境への負荷など、さまざまな問題の原因になっています。
社会全体で解決していかなければならない課題のひとつとして、私たち一人ひとりが身近なところから食品ロス削減を意識することが大切です。

そこで出雲村田製作所では、従業員や子どもたちが食品ロス削減を意識するきっかけ作りとして、地域の小学生と一緒に食品ロス削減対決を実施することにしました。


対決のルール
2021年10月の10日間、出雲村田製作所の社員食堂と、西野小5年生の給食の平均完食率を競うというもの。出雲村田製作所約2000人vs西野小126人の対決となりました!

この対決をスタートするにあたり、出雲村田製作所から西野小に挑戦状を贈りました。
挑戦状はムラタセイサク君が配達してくれました♪

セイサク君と挑戦状


3. 勝負の行方は…?!


食品ロス削減対決は、かなりの大接戦!!
勝者は・・・?

対戦結果①_note用_v2


最終結果は西野小 90.6%、出雲村田製作所 89.2%と、1.4%という僅差で西野小の勝利となりました!

出雲村田製作所は惜しくも負けてしまいましたが、通常の社員食堂の完食率が79.4%程度のところ、対決期間中は89.2%と約10%もアップし、期間中におよそ79kgの食品ロスを削減することができました。

対戦結果②_note用_v2


食品ロス削減対決に勝利した西野小には、出雲村田製作所から表彰状と芽が出る鉛筆をプレゼントしました。この鉛筆は、鉛筆として使い終わったあとに土に植えると植物の芽が出るというもので、子どもたちにこの取り組みが終わったあともSDGsや環境について考えてもらえたら、という想いを込めています。

表彰状授与と記念品


食品ロス削減対決終了後、子どもたちからは「対決が終わっても、給食を残さないようにしたい」「出雲村田製作所と対決することで、SDGsに楽しく取り組めて良かった」といった感想が寄せられました。

担当者の想い 

担当者の想い


最後まで読んでいただきありがとうございました!
今後もムラタグループは、社会課題解決に貢献できる取り組みを積極的に行っていきます。
次回のムラタのnoteもお楽しみに♪

#ムラタのnote #村田製作所   #SDGs

参考文献
農林水産省「食品ロスの現状を知る」