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雑誌「ヤングキングアワーズ2024年3月号」レビュー「主人公の女子高生が異世界転生してラスボスを倒し真のラスボスとなる新連載「クライマックスネクロマンス」に注目!」。

水上悟志 ネーム原作 瀬戸一里 作画 新連載
「クライマックスネクロマンス」
平凡な女子高生 神余イチカ(カナマリイチカ)は
恐らく運送業者のトラックにはねられて死に
(ソコん所は未だ良く分からない)
異世界の女神アーシュラによって第8世界ラグランジェラに
女神マレビトガミとして異世界召喚された。
どうも女神アーシュラはイチカの死んだ妹フタバらしい。

「世界を救うのものんびりスローライフも良し」
「かんばってね,おねえちゃん!」

マレビトガミ・イチカが着いた異世界では
ラスボス・死霊魔術師(ネクロマンサー)と
勇者アズライラのラストバトルの真っ最中。
ラスボスは邪神としてイチカを召喚し
勇者は世界の救済を祈ってイチカを召喚したが
タッチの差で勇者の召喚が早く
イチカはラスボスを滅ぼすのであった。
だがイチカはその過程で
死霊魔術師の上位互換的存在となる事を選ぶ。

つまり…勇者アズライラから見れば
眼前で「真のラスボス」が顕現し
「ラスボス」をいとも簡単に葬った訳で

「真のクライマックスはこれからだ」

って展開となったのだ。
第1話としての掴みは良いと思う。
第2話の出来次第では購読を継続しよう。

ナポレオン 覇道進撃 長谷川哲也
今回は警察大臣・フーシェの退場を描く。
彼の生涯は陰謀と共にあり
その彼にタレイランは閑職を与え
「何もしない事をしろ」
と命じたのだ。
それは死ぬより辛い罰であり彼は急速に耄碌して行く。

ドリフターズ 平野耕太
ドーテー人間・ミルズは文官として「廃城」で急激に頭角を現し
ノブナガは彼を「ドーテー」と呼ぶことを止め
蕭何(ショウカ)と呼び始める。
蕭何は劉邦を世に送り出し彼が漢の皇帝となる覇道を支えた名臣である。

またノブナガはサン・ジェルミがケツをまくって逃げることを許さない。

「なあ。面白くなるのはこれからじゃん」
「これからが醍醐味じゃん」
「アレ(本能寺)をキメたら堪らねえぜ」
「アレ(本能寺)はキくぜ」
「他のとかメじゃねえから」
「オマエにもアレ(本能寺)をキめて欲しい」

サン・ジェルミは「質の悪いクソヒモにひっかかった感じ」を覚えつつも
ノブナガとの同道を受諾する。

クロウ様と木苺じいちゃんのコンビは
マモン間原・サルサデカダンの戦いで
ノブナガを裏切り黒王軍に寝返った見返りに
所領を安堵された公子に
ちょーっち酷い目に遭ってもらう悪巧みを練る。

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