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月刊ヤングキングアワーズ2024年5月号レビュー「「ナポレオンの死因」は…諸説一通り汲んで行く模様…遂に「夢は枯野を駆け巡る」状態に突入か…?」。

長谷川哲也先生の「ナポレオン 覇道進撃」。
覇道進撃第27巻(最終巻)に
今までと同じ様に6話収録されるなら残すところ後4話。
今月号で遂にナポレオンに死の影が迫り始める。
ナポレオンの死因には諸説あって
1.胃癌(家系病)
2.暗殺
3.セント・ヘレナ島の過酷で劣悪な環境で
ナポレオンの体が弱っているのに
総督が真面な医者に診せされる事を拒んだ。(総督無能説)
等々があるが

今月号ではサン・ジュスト似の仮面の暗殺者が島にやって来て
ナポレオンの暗殺未遂を起こす。
他方ナポレオンが胃痛を訴えているのに総督は真面な医師に診させない。
要するに諸説を一通り汲んで行く模様。

ナポレオンは昏睡状態に陥り
最早「夢は枯野を駆け巡る」状態となっている。
次号が最終話でもいい位だ。

他方ラス・カーズによる
ナポレオンの半生の口述筆記も終わりカーズは島を去る。

あとはもう…走馬灯の様な回想くらいであろうか…。

近藤るるる先生の「影姫」最終話。
実質的な打ち切りであり,突然ラスボスが現れ
俺は平安時代の陰陽師が現代に甦った男だとか
日本政府とも密接に結びついてる政治家でもあるとか
設定表に書いてある事を全部喋って教えてくれる
打ち切り特有の大演説をぶつ。
ラストは頁数が足りなくなってブツっと終わる有様。
序盤は期待したし,単行本第一巻を購入したが…。
段々グダグダな展開となっていった事が残念である。

平野耕太先生の「ドリフターズ」は休載。

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