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ラグビー#4|イングランドラグビー観戦記②

2018年、トゥイッケナムスタジアムでの観戦は本当に衝撃的でした。

毎年ワールドカップ並みの盛り上がり(それ以上?)を見せる、シックスネイションズ (欧州6カ国対抗戦)という大会。
最も歴史があるラグビーの大会と言われています。

参加国は、イングランド・アイルランド・ウェールズ・スコットランドのイギリス4カ国と、フランス・イタリア計6カ国で総当たりのリーグ戦を行います。

2018年現地の観客席でシックスネイションズの凄さを経験して、また行ってみたいと感じた1年後、2019年はウェールズの地を訪れました。

試合のカードは昨年同様、もちろんこのカード。
『イングランド vs ウェールズ』

情熱的な地、カーディフへ

2018年同様ロンドン旅行を主として、旅の最後にウェールズで観戦をして日本に帰るというプランを立て、旅がスタート。

交通の弁がとてもいいパディントン(クマの映画で有名なところ)に宿泊。
そのパディントンから特急列車で約2時間。

日本で入念に下調べをして電車のチケットなども予約していたため、意外とスムーズにウェールズの首都であるカーディフへ到着しました。

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カーディフの駅へ着くと、街はお祭り騒ぎ。

人の多さ、聞こえる叫び声に圧倒されながら街を散策。
昼なのにバーやクラブはガンガンで、ちょっと恐ろしくなるぐらいの盛り上がりでした。情熱的だな、さすがレッドドラゴン。

『トゥイッケナムとはまた違う雰囲気だね〜』など話しながら、着いた試合会場は、プリンシパリティスタジアム(以前のミレニアムスタジアム)。

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こちらのスタジアムも僕にとってテレビの中の世界の場所。
本当にカーディフにいるんだなぁとしみじみ実感しました。

今回のチケットはこんな感じでした。

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よく歌う!ウェールズファンのみなさん

イングランドにとって今回はもちろんアウェーとなり、多くはウェールズファンの人たち。
試合前のウォーミングアップ頃から、観客席では大合唱の連続でした。

ウェールズファンのみなさん、『Bread of Heaven』大合唱で観客席もウォーミングアップ完了。
そして試合前の国歌斉唱、『Land of my fathers』はものすごい声量でした。

イングランドファンとウェールズファンに挟まれて

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試合は超満員。74,500人が大熱狂の中、試合が進みます。
もちろん試合には僕も大興奮でしたが、試合中の客席でもいい経験が。

僕と嫁さんの左側にはイングランド代表のジャージを着ている女性ファン。超熱狂的で、ビール片手にプレーの度立ち上がり、叫ぶ。叫びまくる。

その女性が立ち上がる度に後ろの人はというと、試合が見えなくなるのでイライラ模様。その女性に注意する。女性謝る。でも立ち上がる。
時間とともに後ろからは罵声が。しかし罵声を受けながらも、謝り、立ち上がり、叫ぶ。
この人本物だ。本物のイングランドファンだ。かっこいい。。

右側には、いかにも長年ウェールズ代表を応援してきたであろう、おじいさん。
『どこからきたんだ?』
『どっちのファンだ?』『このスタジアムは最高だろ?』
前半が終わると、『このゲーム、どう思う?』
など僕にずっと話しかけてくれる。とても優しいおじいさん。
僕がもっと流暢に英語を話せたら・・もっといろんな話ができたのになぁと今となっては思います。

このようにラグビーの観客席では、サポーターがホーム・アウェイと別れず両チームのファンが入り混じって観戦します。

熱狂的で、情熱的な両チームのファンの人の間で試合を観れたこと、何より74,500人の中の1人になれたことがとても幸せでした。

試合はというと・・13-21でホームのウェールズが勝利。
イングランドは負けちゃいましたが・・とてもいい試合でした!

2年連続のシックスネイションズ観戦でしたが、どちらの試合も一生ものの思い出となりました。

そしてその年の2019年9月には、記憶に新しいあのラグビーワールドカップが日本で開催。日本代表が自国で大活躍、ベスト8を達成した大会です。

僕も日本代表をもちろん応援!
しかし少なからず気になっていたのは、イングランド代表の行方。

イングランドの試合観戦へは計2試合、東京と大分へ行きました。
次回はそのあたりを書いていきたいと思います!


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