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ゆく年くる年「2020年の健闘を褒め称える会」

コンニチハ。昨今は虚実入り乱れて自分の名前もウロ覚えの村崎カイロです。褒められて伸びるタイプです。
早いものでもう年末。今年も色々あったような無いような。noteでも色々やったような、やってないような。そんな感じです(遠い目をして曖昧)。

さて。
そんなわけでゆく年くる年、再び訪れる寝正月。充実の寝正月を過ごすために、各人の2020年ベスト記事を持ち寄って、互いにコメントを寄せあって、本年の健闘を褒め称える会を開催したい!!!

【2020年の健闘を褒め称える会】実施要領

企画趣旨
2020年中にnoteに発表したマイベスト記事を持ち寄って寝正月を過ごしながら炬燵の中、或いは布団の中、ソファの上などでダラダラしながらヌルい雰囲気で褒め称え合い、ベタベタに甘やかし合う。旧年の傷を舐め合う。

作品提出期間
今日~2020年12月31日深夜頃まで
褒め称え合いの期間
2021年1月1日0時~3日頃まで

提出作品を対象に読者アンケート(互選)を行い2020年〇〇〇アワードを発表します。

「読者アンケート(互選)の方式」
提出作品の中から三作品を選んで特選(3点)、秀作(2点)、佳作(1点)を配点。集計の結果最良の者に〇〇〇アワードを贈る、的な??〇〇〇アワードの名称は検討中。やり方変えるかも。変態賞とか文学賞とか、賞を分けるのも良いですね。

集計日
2021年1月4日月曜日18時

作品提出の方法
マイベスト作品にハッシュタグ「2020年の健闘」を付けて下さい。
一応、この記事のコメント欄に参加の旨お知らせ下さい。

マガジン「2020年の健闘を褒め称える会」に所収します。

提出作品について
自作品の自薦であればつぶやき、写真、短詩、小説、エッセイ、コラム、イラスト、漫画、音楽、動画何でも構いません。この作品を褒めてくれ!認めてくれ!と思う作品を一つだけ提出して下さい。
注)本企画は「眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー」に連動しませんので、ネムキリスペクトに提出した記事でも、提出していない記事でも参加できます。

以下、私の自選の紹介文サンプル。
提出作品に「#2020年の健闘」を付けるだけで企画に参加出来ますが、お時間ある方は紹介記事など書いてみては如何でしょうか。(紹介記事は必須ではありません)

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ゆく年くる年「わたしのマイベスト2020」

むらさきかいろ

静岡おでんには味噌だれを付ける…とそんな話を最近致しました。おでんは大衆食ですから味噌だれみたいな田舎臭い雑味が良いんです。上品な出汁に浸って淡の味を極めたような瀟洒じゃいけない。いけなくもないが、好かない。子どものお八つ、飲んだくれのツマミ、恋人たちの神田川。そう云う猥雑で卑猥なおでんが好きなンです。このおでんの味噌だれも色々あって赤・白、弛め・固め、甘め、辛めと土地によって、店によって仕儀が…ハッ!これは冒頭に書き始めた雑談が収拾出来ずにボツになるパターン…!

では、唐突に本題です。2020年のわたしのベスト3の発表です!

むらさきかいろの自選ベスト

1位 短編小説「牛鬼」
2位 短編小説「黄泉比良坂墓地太郎事件簿 かごめ」
3位 短編小説「パープル」

アメフラシの生物学的奇矯を題材にした小説。アメフラシは雌雄同性というアンドロギュノス的生物で複数個体による同時交合が可能。毒のある海藻を食べるため、アメフラシの体内にも毒が蓄積されるが地域よっては食性が異なり無毒のアメフラシもいる。無毒のアメフラシは寸断して食べる事も可能。今年は地元であるS県を舞台にした小説を多く書きました。「パープル」はS県のほぼ南端、S市にあるS海岸やS海中博物館を舞台にしております。書きたい小説は「死、性、孤独」と厨二病真っ盛りな私ですが、毎回そんなテーマで書くとマンネリズムに陥るので自粛をしています。短編小説「パープル」は書きたいテーマ、書きたい世界観にストレートに取り組むことが出来ました。タイトルはこの時のアンソロジーのテーマが「雨」だったのでプリンスの「パープルレイン」から。私のHN「ムラサキ」の色はどちらかと言えばバイオレットだと思っておりましたが、新境地としてパープルも良いな、など当時は考えていた気がします。パープルは変態性が強い、気がします。
「ムラサキ」のHNはウディ・アレンの映画「カイロの紫のバラ」に由来しますが、今調べたらそちらの原題は「The Purple Rose of Cairo」なので元々パープルでした。パープルは変態性が強い、気がします。この小説を書いた時にイーグルフェロモンさんと仲良くなった事も印象深いです。

小説を書く時にはシリーズ化を想定する事が多いのですが、飽き性なので本当にシリーズ化するかどうかは微妙な所です。その点、黄泉比良坂墓地太郎シリーズは2作目を先日書き上げる事が出来ました。今後ももっと練り上げて、奇抜のトリック小説に仕上げていきたいと思います。「黄泉比良坂墓地太郎シリーズ」は本年、皆様から最も支持を受けた小説であるように思います。皆様のご厚意で生きておれます。有難うございます。

この物語は架空のお話でありながら読んだら民族的な呪いにかかるかも、と読者の日常に侵食する系のお話で、あながち嘘とも言いきれないリアリティが我ながら面白い作品でした。(呪われませんでした。)コメント欄に「うしおに お色気温泉編」なるものが示唆されていて、今年の後半は全作品にお色気要素が混入される事の萌芽が此処にあります。また似非民俗学、トンデモ持論を題材にした小説という事で、後の黄泉比良坂墓地太郎シリーズの原型にもなっています。また初めて地元を舞台にした小説かもしれません。東伊豆のI市にあるO山、K山及びI湖が舞台です。変態路線、地元志向、など今年の方向性を示した作品だったと云える、気がします。

という事で以上ベスト三作品のうち「牛鬼」を2020年の健闘を褒め称える会に提出致しますので皆様よろしくお願いします。

#2020年の健闘 #小説 #ホラー #牛鬼

おまけ

全く関係ないけれど来年の抱負。

・異名を持ちたい
・名前を変えるかも
・秘密結社を作る
・細かい仕事から逃げない

2021年もよろしくお願い致します。
ムラサキ