見出し画像

NEMURENU37th「知らなかったんだ」

(例によって校正前です。お気付きの点、こっそり教えて下さい。)

こんにちは!ムラサキ(真の方)です!

菫の匂いがする和服美人です!
Oui-nさんがカラーで私の似顔絵を描いて下さいました!え?知らなかった?ワタシハ和服美人デスヨ!おっさんじゃないアルヨ!

ムラサキ(偽の方)は和服美人ムラサキの影として描かれております。
え?知らなかった?ムラサキは30人くらいいますよ?

ムラサキ「ぼくたち」
ムラサキ「わたしたちは」
ムラサキ「ここにいます!」
30人のムラサキ「よろしくお願いします!」

え?知らなかった?
本当ですよ?
(画面を擦ると菫の匂いがしますよ!)

本日も虚実が混沌としております。

眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー第37集。テーマは「知らなかったんだ」。毎度奇抜なテーマでお送りしております。

「知らなったんだ。」とは

太宰治 人間失格 - 青空文庫https://www.aozora.gr.jp › cards › files
お前は、ひとを疑う事を知らなかったんだ。お坐り。豆を食べよう」 並んで坐って豆を食べました。嗚呼、信頼は罪なりや? 相手の男は、自分に漫画をかかせては、わずかなお金をもったい振って置いて行く三十歳前後の無学な小男の商人
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ Antoine de ... - 青空文庫https://www.aozora.gr.jp › cards › files
だれもかれもみんな、けらい。その子は知らなかったんだ。 「ちこうよれ、よう見たい。」王さまは、やっとだれかに王さまらしくできると、うれしくてたまらなかった。 王子くんは、どこかにすわろうと、まわりを見た。でも、星は大きな ...
夢野久作 超人鬚野博士 - 青空文庫https://www.aozora.gr.jp › cards › files
その時分には酒場でグデングデンになって狸の 睾丸 ( きんたま ) の夢か何か見ていたもんだから吾輩は全く知らなかったんだ。 むろん新聞に出ているよ。君等が生れない前の初号三段抜きだから、今で云ったら号外ものだろう。……亜黎子 ...
夏目漱石 吾輩は猫である - 青空文庫https://www.aozora.gr.jp › cards › files
全く 今日 ( きょう ) まで知らなかったんだ。そんなに威張るなら、なぜ嫁に来る時頭を見せなかったんだ」 「馬鹿な事を! どこの国に頭の試験をして及第したら嫁にくるなんて、ものが在るもんですか」 「禿はまあ我慢もするが、御前は ...
豊島与志雄 蠱惑 ――冬夜、瞑目して坐せるある ... - 青空文庫https://www.aozora.gr.jp › cards › files
私はなんにも知らなかったんだ。そしてやはりまだこの室にじっとしている。今私の胸のうちにひそかに囁きつつ遠い空から下りて来るものがある。私は静にしていなければいけないのである。そしてじっと祈るような心で居なければいけない ...
楢ノ木大学士の野宿 - 宮沢賢治 - 青空文庫https://www.aozora.gr.jp › cards › files
千五百万年光といふものを知らなかったんだもの。あの時鋼の 槌 ( つち ) がギギンギギンと僕らの頭にひゞいて来ましたね。遠くの方で 誰 ( たれ ) かが、​あゝお前たちもたうとうお日さまの下へ出るよと叫んでゐた、もう僕たちの誰と誰 ...
有島武郎 星座 - 青空文庫https://www.aozora.gr.jp › cards › files
何んにも知らなかったんだ……星野って奴はひどいことをしやがる奴だな……​あいつのお蔭で俺は、……俺は今日、救われない俺の 堕落 ( だらく ) を見せつけられっちまったんだ。美しいなあおぬいさんは……涙が出るぞ。 土下座 ( どげざ ...

ああ、知らなかった。こんなにもたくさん。
たくさんの知らないことが。

眠れぬ夜の奇妙なアンソロジーはnote作品をひとつのテーマで綴ります。新作・過去作、文芸・イラスト・写真・音楽。オールジャンルのアンソロジーです、、、などと枕に語りながらとうとうこの度は文芸偏重傾向が顕著です。そして殆ど自主参加作品で構成されております。(ほとんど)自主参加作品だけでアンソロジーを作ることが出来る。なんと幸福な。この企画を始めた三年前の私はこのような幸福の未来が訪れることなど「知らなかった」なあ。
知ると知らぬとその境界を超えて向こう側に行けるアンソロジー、今月もまとまりました。知ったからには後に帰れぬ秘密の世界。皆様お覚悟はよろしいでしょうか。今月も(私は)半壊。いつもよりズタボロのメンタルでお送りしております。

目次

01 コラム「幽霊文字」ブラフ
02 マンガ「深淵さん」磯貝剛
03 小説「短詩と随想のモノ騙り」としべえ2.0β
04 小説「知らなかったんだ」クマキヒロシ
05 小説「ズボンの膨らみ」海亀湾館長
06 小説「フーシャピンクの中庭」常世田美穂
07 現代詩「  」~炎の先祖に見護られ完璧である 千葉貴史
08 小説「僕が知らなかったことと知っていること」くにん
★★小説 「失くしたピアスのもう片方の側」千本松由季
09 小説「一昨日のサーモン」民話ブログ
10 小説「豚人間」拙
11 小説「きれぎれに、とぐろまいて」朝見水葉
12 小説「Lotus Flower Lovers」りりかる
13 漫画「清水百合子 前後編」のざわたけし

アンソロジーはこちらから

いままでのアンソロジーまとめました(第1~36集)

解題

01 コラム「幽霊文字」ブラフ

ブラフさんはnoteの怪談記事を蒐集しておられます。以前のアンソロジーで私が書いた「雛具師のラジオ」もご紹介下さって、その節はありがとうございました。某お茶県アジの干物市のミニコミ誌「月刊イヌ時代」に怪文を寄稿しておられます。私もアジの干物市に最近オープンした「ららぽーと アジの干物」の本屋さんでミニコミ誌を購入させて頂きました。怪文の詰まった奇書が表紙のポップさに誤魔化されて、店頭の目立つところに置かれていますが、文化ってこういうものですよね。

そんなブラフさんがご紹介するのは「幽霊文字」。なんと魅惑的な単語でしょうか。何度も唱えたくなりますね。「Yu-Ray-Moji」。
あ!そうなんだ!知らなかった!と驚きの雑学です。これを知ったからにはあなたも日常に潜む幽霊文字を探す日々が始まるかも。なんて考えてたら、最近見知った名前が「栩」さん。これって幽霊文字だっけ?違いました。読み方は「くぬぎ」さんです。私の使う文字変換アプリは幽霊文字で変換すると誰が登録したものか「彁」と変換されます。好きな方がいらっしゃるんですねえ!

ところで「知らなかった」がテーマなら当然「あなたの知らない世界(新倉イワオ)」が出てくるんでしょ?と思われた方は本アンソロジーの傾向を実によく掴んでいらっしゃる。noteの中の新倉イワオ記事を検索しましたが、話題にしている記事が殆どない!(少ないながらどの記事も面白かったです!)noteには新倉イワオ(日本心霊科学協会理事)が足りない!

などと私の与太話は程々に。ブラフさんの幽霊文字のお話。面白いですよ!

(お茶県アジの干物市のミニコミ誌「月刊イヌ時代」編集長のリンクはこちら)



02 マンガ「深淵さん」磯貝剛

磯貝さんが以前描かれた「深淵さん」これは後に「ことり隊長@Sipka」が造型して写真を公開したりと、一部で根強いファンを獲得しております。来春に映画化されます。え?知らなかった?
ネット社会ですっかり膾炙して拡散されたこの言葉。それを図像化したセンスが凄いですよね。是非シリーズ化を!


03 小説「短詩と随想のモノ騙り」としべえ2.0β

としべえさんの詩小説。前回の小説にも傾向はありましたが、としべえさんの話は基本的に寝所から動かない。臥床の小説です。それが実にインドらしくて鷹揚に良い。としべえさんの穏やかな性格も相まって心安らぎます。としべえさんが寝所で呟く言の葉がバタフライエフェクトで地球の裏側に伝わって、不遇に喘ぐ小さな女の子に小さな幸せをもたらす事でしょう。我々の言葉ってそういうものかも知れませんね。


04 小説「知らなかったんだ」クマキヒロシ

ゆる系怪人クマキ氏の小説はショートショート詰め合わせ。膨大な量に驚きます。クマキさんの発想力と世界観の構築力は凄いです。寄せられたコメントを読んでいて、海亀湾さんが「LINDBERG」は良い選曲だ、と仰っていて、至極同感。若者の娯楽が変質してカラオケ文化は廃れつつありますが、あのカラオケBOX黎明期の汚穢で不健康臭漂う薄暗い小部屋が懐かしいですね。

どのお話も面白いですよ!


05 小説「ズボンの膨らみ」海亀湾館長

ひとつの物事に拘ることを偏執と呼びますが、この度の海亀湾さんの小説も、いや、この度に限らず海亀湾さんの小説は偏執です。物事を掘り下げる力に長けていらっしゃる。今回の偏執は高速道路走行中に原因不明に充血してしまった海綿体、イレクション、詰まる所「勃起」です。自分の意思に依らずに勝手気ままに膨張する謎器官。誰もが経験する不可思議に割かれるこの文章量。偏執しております。
我々はかつて何も知らない子どもであって、何か知る度にひとつずつ大人になりました。知らない世界では夢とロマンと幻想が満ち溢れておりましたが、知ってしまえば其処に幻想は無い。知るという事は失うという事でもあります。感慨深いですね。

06 小説「フーシャピンクの中庭」常世田美穂

海亀湾さんの小説がかつての少年たちの慣れ果てで、そのかつての少年たちの別物語が此処にあります。我々が最も知り得ないもの。永遠の迷宮は隣人の真情です。その真情を押し図らんと我々は気持ちを焦らせるものです。心を手に入れる事はできません。捕まえたと思っても、また霧散してしまうのが人心。砂漠の中のエフェメラを追うことに似ています。切ない、ですね。

次の作品を紹介する前に唐突ですが動画を挟みます。

「あなたの知らない世界」の新倉イワオさん動画です。この動画が挟まれた時点で恐らくこの記事はnoteの中で最も新倉イワオ氏に肉薄した記事となりますので、ついでに新倉イワオさんのプロフィールをwikiから転載しておきます。

本名は新倉 巌(読み同じ)。神奈川県平塚市生まれ。専修大学経済学部中退。
心霊研究家としても知られ、日本心霊科学協会理事を務めた。
概要
1945年、終戦を機に舞台、ラジオを中心にプロデューサー、ディレクターとしてNHK、民放の各種番組に従事する。
1953年、日本テレビ放送網開局準備の業務を担当し、以来テレビ中心のプロデュースを兼ね、1960年に放送作家へ転向する。また、日本テレビ製作スタッフとして、長寿バラエティー番組「笑点」の企画に立ち会った。以降、多くのドラマ、ドキュメント、音楽番組、バラエティーショーなどを手がけた。
1968年、自らの心霊体験から、日本テレビ界初の心霊番組を企画制作し、日本テレビお昼のワイドショー「あなたの知らない世界」では解説を務め、宜保愛子を世に出したことでも知られる。日本心霊科学協会理事を務める傍ら、心霊パイオニアとして40年近くに亘るテレビ出演と50冊を超える著書を出版。
亡くなる直前まで「笑点」に構成としてスタッフに名を連ねていたが、2012年5月9日に大腸癌のため死去。

あっ!笑点の制作に携わっている方だったんですね!知らなかったなあ。

徒事はさておき。次の作品解説に参りましょう。


07 現代詩「  」~炎の先祖に見護られ完璧である 千葉貴史

言葉に出来ぬ人心を言葉にしようとする事が詩の使命ですが、千葉さんの詩はまさにその実験。追憶と理路と妄想の断片をデフラグする事に似ています。其処に得られる真情は「   」。人心を知る事は深淵を、覗く事。深淵さん(@磯貝さん)を覗く事。

千葉さんは磯貝剛さんの「箱」派生作品の音楽担当でもあります。


08 小説「僕が知らなかったことと知っていること」くにん

くにんさんの小説です。やはりこれも恋。
公共交通機関は見知らぬ人が詰め込まれた箱ですが、毎日の繰り返しの中で知れる事もあります。人生は漂泊。袖触り合う、袖触れ合わぬ、行き違いの人生ですが、その淡い交錯から結ばれるご縁があるかもしれないという都市伝説があります。バレンタインという、特異日にチョコレートが貰えるかもしれない、という都市伝説に似ています。

★★「失くしたピアスのもう片方の側」千本松由季


千本松さんの小説。最近ご自身のエッセイで自らの成長について言及されておりましたが、毎月作品を拝読していて変化は感じております。

川光さんから「登場人物が外的要因によって変化する事」を強く求められた、と書かれておりましたが、1年前の作品と昨今の作品では変化の振れ幅が、遥かにドラマティックになったと感じます。

今月の作品は高校生男子と女教師の危険な関係。「ふざけて書いた」とは千本松さんの表現ですが、創作に遊び心や冒険心、実験精神は必須に思います。最近虎馬さんが千本松さんの記事に触れて「もっと遊べ」という趣旨の記事を書かれておりましたが私も同感です。「ふざけた結果の極点」を見てみたいものです。

ちなみに。最近、こんな記事を拝読しました。日々の栞さんの「クセが凄すぎるミステリ小説10選」

その中に紹介された清涼院流水の「世紀末探偵神話コズミック」という作品は1200の密室で1200の殺人が起きるそうですが、全く以て狂っております。しかし、このような狂気を凌駕しなければ物書きに需要などございません。

究極的に巫山戯て、我々の常識を覆し恐怖の奈落に突き落として欲しいと思います。


09 小説「一昨日のサーモン」民話ブログ

サーモン。そういえば先月のとしべえさんの小説が河原に落ちてる鮭のたい焼きがおっぱいになる話でしたね。このアンソロジーも鮭づいて参りました。そのうち来ますね、テーマ「鮭」が。
家人が鮭の皮を食べずに捨てている。モッタイナイ。鮭皮はご馳走ですよ。以前の同僚が「前田利家は畳一枚の鮭の皮を持ってきたら城をやると言っていたんだ」とか「水戸光圀は厚さ一寸の鮭の皮があったら国をやると言っていた」とか鮭の皮講釈を繰り返し唱えていたのですっかり刷り込まれております。鮭の皮はご馳走!

で。
脂の乗ったサーモンの話。昔、すごく美味しい牛肉を食べたら合成肉だったり、加工肉だったり。あの異様に脂の乗ったサーモンも正体はなんでしょう?と調べてみると…。回転寿しの「サーモン」は淡水魚であるニジマスを海洋養殖したもの。或いはタイセイヨウサケ(アトランティックサーモン)を海洋養殖したもの。養殖はノルウェーが盛んです。養殖のため、天然鮭と異なって「寄生虫が少なく生食が可能」。餌の配合で、味も管理しやすいそうです。アトランティックサーモンは通常の鮭の25倍の大きさに成長するそうで、養殖場から逃げ出したアトランティックサーモンが付近の生態系を破壊する恐れがあるようです。そのため、ノルウェー政府は養殖業者にアトランティックサーモンが逃げ出した際の追跡捕獲を義務付けていて、これが適わなかった場合罰金を課すとの事。自然界に逃げ出してはいけないものを食べているというのが、SF心をくすぐりますね。今や回転寿司のネタで最も人気なのがサーモン。ある調査では「初めに食べたいネタ」「一番好きなネタ」「〆に食べたいネタ」の3部門で1位を獲得したそうです。サーモンは美味しいですものねえ。アメリカでもサーモン人気は過熱しており、遺伝子操作で通常の2倍の速度で成長するサーモンが開発されたそうですよ。そんなサーモンが我々の食卓に並ぶ日も遠からず。

駄弁が長くなりましたが、民話ブログさんのサーモンの話。複雑怪奇に話が練られていて面白かったです。


10 小説「豚人間」拙

で、わたし。いつも読んでくださる方がいて幸せです。



11 小説「きれぎれに、とぐろまいて」朝見水葉

巧みな筆致でファンが多い朝見さん。この度は昭和平成の事件史から着想を得たドキュメンタリータッチの小説です。

人の心の弱さと邪心と謀りと暗澹たる世相が乾いた視点で描かれておりますが、怪事件が次々起こるため、読んでいて飽きません。驚きの連続です。主人公氏は社会の闇の只中に生きてきましたが、闇が日常であった彼に、暗澹の自覚はありません。その無自覚が恐ろしい小説でした。


12 小説「Lotus Flower Lovers」りりかる

りりかるさんの書かれた18禁官能小説。アンソロジーに出展するため、現在無料公開中です。ロマンチックではありますが、noteには珍しいハードポルノです。私は人間の浅薄が目立って官能表現を書こうとしても児戯に終わりますので、このような官能感を描く事ができるのは羨ましい限りです。

話の組み立ても「知らずのうちに散りばめられた伏線」が最後に一挙回収される仕掛けが見事。鮮やかな幕引きです。

13 漫画「清水百合子」のざわたけし


のざわたけしさんの漫画です
読み返したら今回のテーマにピッタリだったので、急遽アンソロジーに加えさせて頂きました。話の筋道のホラー的な所は一先ず置いて、この「清水百合子」という怪人物は気立ても良くて優しくて。ああ、羨ましいなあ。このような綺麗なお姉さんは男子の夢でもあります。

人間は全てのものを見通すことはできません。不完全な認識で世界を把握したつもりでも、本当のあなたは培養液に浸かった脳髄かも知れませんし、胡蝶の夢かもしれません。或いは宇宙と名付けられた一匹の青虫に住む観念的存在であるかもしれない。真実を知りたいですか?後悔しませんか?
あなたの知らないあなたの世界。私、知ってるんですよ。知れば後には戻れない、その一歩を踏み出しますか?

と、皆様の「知らなかったんだ。」新たな扉は開いたでしょうか。

当月も眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー、無事にまとまりましたこと、関係各位並びに読者様に御礼申し上げます。

眠れぬ夜の奇妙なコメント師とは

アンソロジーがまとまると何処からともなく現れる「眠れぬ夜の奇妙なコメント師」。今宵も奇妙なコメントが集まります。

眠れぬ夜の奇妙なコメント師とは・・・

「偏れ!」
大衆に迎合して日和った意見になんの価値がございましょうか。そのような生温い意見に甘んじたいのならば無料SNSにでも行け・・・!(あっ!ココのことだ!)
結局大勢を相手に発信するSNSって受信する側に選択がないので、発信する側が気を遣って意見を中立に保たなくてはいけない。悪くはございませんが、そんな無思想の量産型意見など「あなた」が吐く価値がない。「あなた」しか言えない意見だからこそ価値ってあるんじゃないかしら。「あなた」しか言えない意見だからこそ真の共感が得られるんじゃないかしら。反論のない意見に真の賛成もない。
偏らなければ面白くない!
日和った意見を書き連ねるほど、文筆家は堕落して自分の価値を貶めるんだ。ネットで日和見小説を書くほど真の文筆の道からは遠ざかるんだぜ。

ということで、大いに偏って穿ったご意見を募集しております。
(批判はダメです。)

投稿ルール
・投稿は本アンソロジーをご覧になった方ならどなたでもできます。
・掲載作品の中から最も面白いと思った三作を選んで、下記フォームからコメントをお願いします。
・特定の作品・ユーザーを揶揄・批判していると受け取られ、炎上のおそれがある記載は削除しますので、お気を付け下さい。
・コメントは別名義(コメントネーム)で投票できます。ユーザー名は公表されませんのでご安心ください。
・コメント文は総文字数300文字以上、上限はありません。形式もありません。自由な表現が可能です。
・回答は一人一回に限っています。回答内容は送信後も編集可能です。
・特に投票結果の修正は行いません。
・投票はお気軽にどうぞ。
(投票締め切りは6月10日18時です。)

NEMURENU38thテーマの公募

眠れぬ夜の奇妙なアンソロジーの毎月のテーマは皆様からの公募で決められております。

下記のフォームからお好きなテーマにご投票ください。投票はどなたでも参加できます。お気軽にどうぞ。
(投票締め切りは6月10日18時です。)

コメント師、次月テーマの投票よろしくお願い致します!

#小説 #眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー #ネムキリスペクト #知らなかったんだ