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farmtory-lab

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衣食住を実現する小さな工場を作る。 そんな試みを、実験・実現するラボ、farmtory-lab(ファーマトリーラボ) のnoteをまとめたマガジンです。 farmtory-… もっと読む
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2018年11月の記事一覧

縫わないで作れるバッグ #project

ミシンはもちろん、針や糸、布用の接着剤さえ使わず、手で組み立てるだけでできるバッグ・ケースを作りました。切れ込みに差し込み部分を差し入れることで組み立てられます。 革の手持ちバッグとフェルトとスポンジのケースの2種。 レーザーでカットし、下の写真のようなシートを作ります。POST-COUTUREの服を参考に、留め部分や全体構造の試作を繰り返しこの形に落ち着きました。 表面にフェルト、内側にスポンジを張ったケースは衝撃を和らげます。フェルトの風合いがよく、素材に厚みがある

farmtory-lab:築地の水耕栽培

Farmtory-lab:築地では、シェアハウスの屋上空間を使い、DIYで水耕栽培にチャレンジしています。大まかに、一年中できコントロールしやすい室内水耕栽培と、比較的広い空間を使える屋外水耕栽培の2つです。現在の水耕栽培をどのような形で行っているのか、どのように作ったかなどを紹介します。 なぜ水耕栽培? farmtoryでは、自分の食べる食料を自分で作ろうとしています。そのための野菜の栽培方法の一つとして水耕栽培を採用しています。特に、水耕栽培の下記のような利点に魅力を感

Maker Faire Taipeiに出展しました

ものづくりが好きな人たちの祭典メイカーフェアー。電子工作、クラフト、ファブリケーション、などなど分野に関わらずものつくりが好きな人や会社が作ったものやアピールしたいものを展示するイベントで、全世界で行われています。 farmtory-labとして初めて、台湾で行われるMakerFaireTaipei2018に出展しました。 場所は台北市内の華山1914というスペース。古いお酒の工場を改装した、カフェや雑貨屋さんが並ぶおしゃれな空間でした。 入ると大きな恐竜がお出迎えして

種まきマシン、デメテル

家庭菜園で作物を育てていて、つい種をまきすぎた作物が一度に順調に育ってしまい収穫しきれない、あるいは収穫したはよいが食べきれない、という経験はないでしょうか。期間をおいて計画的に種をまくことで順番に育ち、毎日ちょっとずつ収穫する、ということができればこのような残念な事態を防げるかもしれません。 私たちfarmtory-labは、Everyday Harvestingというコンセプトのもと、家庭菜園用に種まきを自動化する種まきマシンのプロトタイプを製作し、ギリシア神話における

Fab Day 7: レーザーカッターで3Dのモノづくり

3Dのモノをつくりたいとき、3Dプリンターを使う方法がイメージしやすいかもしれませんが、出力に何時間もかかるため試行錯誤が大変という悩みがあります。farmtory-lab Fab Day 6では3Dモデリングで遊びましたが、 Fab Day 7ではレーザーカッターでさくっと3Dにする方法を体験しました。 まず、2Dをつかって3Dのモノをつくる方法をmurasakiさんからレクチャー。 次に、参加者には、レーザーカッターの使い方を学びながら、作りたいモノのアイデアを考えて

Farmday#4 屋上農作業と手作り果実酒・低アルコールビールの試飲

今回のfarmdayは①屋上の植物の片づけ&植え付け②前回つけた手作り果実酒・低アルコールビールの味見③持ち寄った収穫物でごはん の3本立て。しかも間で作ったものや作りたいものの紹介LTなどもあり、盛りだくさんの内容でした。 まずは屋上の植物の片づけ。まだミニトマトには花が咲いていてちょっとかわいそうですが、冬越せない植物、枯れた植物などは処分。 ほっておかれたサツマイモや、収穫した残りのじゃがいもなども出てきてちょっとした収穫もありました。また、虫の幼虫が見つかり「カブ

簡易自分サイズトルソーの作り方 #project

先日服を作ったのですが、自分に合ったサイズでなかったせいか思ったより似合わずもやもやしました。そこで、自分サイズのトルソーを作ってみました。 始めは写真による3Dスキャンでやってみようとしたのですが、うまくいかなかったため、ZOZOスーツ(素晴らしいことに無料!)で採寸し、それをもとに人体3Dモデルをサイズ調整するという簡易的な手法に落ち着きました。完全に自分とまではいきませんが、その分コストも低く作りやすい手法になっています。材料費1000円以下で作成できます。 計測す