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稚拙な自作曲をネットで発信できるのは、私がこんにゃくメンタルだから?

2020年の秋から作曲を始めました。マンドリンで演奏するための小品です。私のバックグラウンドとしてはマンドリンの合奏歴が20年あることくらい。作曲のサの字もやったことのなかった私ですが、初めて作った曲が意外と「曲」になりました。「おやすみなさい」というタイトルで、わずか32小節、約1分の曲です。

1曲完成したことに気を良くして、すぐさま2曲目を作りました。1曲目とは雰囲気を変えてちょっと暗い感じ。2曲目の「雨の中で」もわずか39小節、約1分の曲です。早速その2曲を自分で演奏して、スマホで録音して、楽譜の画像と合わせてYouTubeにアップしました。

普通は(普通の定義は人それぞれですが)、そんなド素人が作った曲をネットで発信するなんて恥ずかしいと思うかもしれません。ましてや演奏もイマイチだし。しかしそれをやってしまう私って、実は「こんにゃくメンタル」なのでは?と最近思い始めました。

「こんにゃくメンタル」は「豆腐メンタル」の対義語と思ってますが、解釈はこれまた人それぞれかもしれません。私の思う「こんにゃくメンタル」は、人の意見に少しは心揺れるけど、そう簡単には崩れない、というものです。強い力がかからない限り少々のことでは崩れない。

実際のところ、私に対して「強い力=批判」なんてものは全くかかっていないんですけどね。つまり私が変な曲をいくらYouTubeで発信しても、世の中の人には全く関心がないということです。動画を見てくれたり、いいねボタンを押してくれたり、(お世辞でも)すごいねと言ってくれたり、演奏してくれた方にはとても感謝しています。けれど世の中の99.99999...%以上の人にとっては、目にすることも耳にすることもないし、もし見かけても関心がないんです。

これは、私が長年、ブログに始まりmixiやホームページやSNSなどの様々なネットツールで発信してきたからこそ実感していることかもしれません。自分では面白いだろうと思って発信したことでも、たいして評判にもならなければ逆に炎上することすらないんです。この箸にも棒にも引っ掛からない発信をし続けられるメンタルこそ、私の「こんにゃくメンタル」なのかもしれません。

ネット上に自作曲をアップして、ほんの少しでも反響をいただくのは、とてもモチベーションアップに繋がります。そしてもしかしたら私の知らない誰かが演奏してくれるかも、と想像し続けられるのはとても楽しいことです。ということでこれからも作曲と発信を続けていきたいと思います。

そしてなんとまた図々しくも楽譜販売サービスの「Piascore」に登録してみました。

Piascoreでは、見た目をきれいに整えた楽譜を登録してます。音や休符の変なところも少し修正してます。ド素人の楽譜を販売するなんておこがましいんですが、実際には売れなくてもよくて、ネット上にマンドリンに関するコンテンツが増えればいいなぁという思いがあります。

マンドリン界の人たちが「マンドリンに関するコンテンツ」をネット上にどんどん上げたら、少しは「マンドリン」というものを目にする人が増えるんじゃないかぁと思ったり。YouTubeに自分の演奏動画をアップするのはそういう意味もあるんですよ。ただ単に自分好きの思い出作りという面もありますが。

SNSでの実名&顔出しをして久しいですが、「事件」は何も起こりません。もちろん危険な目には合いたくないですが、特にこれといった嬉しいサプライズとかも何も・・・。素人がネットで発信したところで本当に「箸にも棒にも引っ掛からないなぁ」とますます感じています。もっと反響が起こるような曲を作れるようにこれからも楽しみながら頑張ります!


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