「難しい」と「簡単」の間でマンドリンを奏でる日々
マンドリン用の独奏曲はとにかく難しいので、私にも弾ける曲を作ってみようということで始まった作曲趣味。なんだかんだと1年半続いています。
私はとにかく速弾きが苦手で、16分音符アレルギーがあると言ってもいいくらい。あと3連符もピッキングのダウンとアップがぐちゃぐちゃになるので苦手です。あと重音を押さえることやハイポジで弾くのも苦手です。(苦手なことばっかり)
つまり、それらの音符や奏法が含まれる曲が、私にとっては難しい曲ということになるわけですが、苦手なところは人それぞれですよね。例えば、トレモロが苦手、移弦が苦手、アクセントを付けるのが苦手、シンコペーションが苦手などなど。
なので、私の言う「難しい」と「簡単」は他の人にとっては当てはまらないのではないかと、ふと思った次第です。その基準は各人が持っているもので、自分が出来ないことを出来る人がいたら、その人は「スゴイ人」ということになるわけです。プロ奏者というのは、90%くらいの人が「スゴイ人」認定する人なのかなぁ、と適当なことを今考えました(笑)。
今ちょっと検索したところ、ピアノというのは「バイエル」や「ブルグミュラー25の練習曲」が弾けるかで初級なのか中級なのかある程度決められるみたいですね。マンドリンもそういった目安になる練習曲があればいいのに。ムニエルやカラーチェの練習曲集がそれに当たるんでしょうか?私は合奏ばかりやってきたので、その辺は疎いんですよね。
もっと分かりやすく、両足とび10回出来たら10級、150回出来たら5級(なわとび級判定表より)みたいなのがあれば面白いかも。そういえば学生の頃、トレモロの速さを競っている人がいたなぁ。
とにかく曲の「難しい」と「簡単」の判定は主観に基づくしかないので、私が弾きやすい曲をこれからも作っていこうと思います。あともちろん自分で弾いていて気持ちがいいメロディを。
でも今合奏団で取り組んでいる「高丘親王航海記」は誰にとっても「難しい」ですよね?!これを「簡単」なんていう人がいたら!・・・弾き方のコツを教えてください。
最近作った「マンドリンとマンドラの為の二重奏曲」2曲です。「星あかり」の「E」からのドラが私にはちょっと難しいかな。
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