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その時にしか作れない音楽があるし、思い出作りかもしれない

今日は月に一度のマンドリンレッスンの日で、最近は自作の二重奏曲の録音(録画)をお願いしています。今日録画したのはこちら。

記録によるとこの曲が完成したのは今年の8月4日、3ヶ月以上前になります。となるともう、どんな気持ちで作ったのかあまり覚えていないんですよね。当時アップしたパソコン音源のコメント(概要)欄に「確か宇宙イメージで作り始めたような・・・」と書いてあって、そうだったのかと。っていうかアップした時にすでに「ような・・・」と書いてあるなんて、どれだけ記憶力のない人なんでしょう。

どんな曲を作ってきたっけ?とたまに過去の音源を聴いてみるんですが、はっきり覚えているのもあれば、あまり覚えてなくて「へぇ~」と感心したり。そう、意外と「いい曲じゃん」と思うものもあったりするんです。

作曲の技術って、キレイな右肩上がりになるわけじゃなくて、その時の心持ちやひらめきや心身のコンディションによって変わるんでしょうね。「よくそんな曲を作ったなぁ(今は作れる気がしない)」とも思ったり。

実際のところ、自作曲についての具体的な感想をもらう機会がなかなかなくて、一般的にどのように聴こえているのかがさっぱり分かりません。興味がなくて全然聞いてもらえてないのもあるでしょうし、「ヒドイ曲だね」とわざわざ言う人もいないでしょう。(そしてそんなことは言わないで笑)

自分が後から聴き返した時に「ヒドイ曲だ」と思ったら、それはとても悲しい趣味ですが、自分の中では「どの曲もめっちゃいい曲じゃん」と思っているので、今のところとても幸せな趣味ということになっています。

そして作曲だけでなく、どのクリエイティブなことにも言えると思いますが、その時その瞬間にしか作れないものがあるのだと強く感じてきています。

その時に悩んで、ひねり出して、思いついて、楽しくなって...いろんな思いが詰まった作品を残すという「作曲」という趣味は、みなさんにもおすすめしたいです。

写真で思い出を残すのも好きですが、その時の心模様を刻み込んだ「曲」で過去を振り返るのも楽しそうです。もしかしたら老後の楽しみのために曲を作っているのかも(笑)。


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