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vol.7 試合中の声かけ

なんとなんと早速執筆をおサボりしてしまいました。にも関わらず、ちょこちょことフォロー通知がiPadからお知らせしてくれてニヤニヤしてました。年末に向けて我が家に動きがあってバタバタしていたのです。その詳細はまた後日お知らせしますね。今回は年内にどうしてもこれだけは語りたかった私のスポーツ論をお話します。誰需要。


ラケット競技者の皆さんが誰しも経験のあること
「集中!」「強気!」「1本1本!」の声かけ

私はラケット競技をかれこれ20年近くやっています。過去にソフトテニス、現在はクロスミントン。周りにはバドミントンや硬式テニスやスカッシュの猛者たちがいて、各チーム応援の時はコート上のプレイヤーに対して声かけをしています。

「ここ集中!」
「1本1本!」
「強気!」

ラケット競技者の皆さんには耳にタコができるくらい聞いたことのある声かけだと思います。でもさ、これ、よくよく考えてみたんです。

「ここ集中」ってかずっと集中してますけど
「1本」とはなんぞ
「強気」か慎重に行くかはこっちで決めるから

こう思いません?
せっかく声かけるなら選手に対して背中を押す言葉をかけたい。
興奮状態の選手を冷静にする言葉をかけたい。
ネガティブよりポジティブを与えたい。応援ってそういうもんでしょ。

そして、叫ぶのではなく伝える・話しかけるような声かけを私は心がけてます。
これは選手の耳馴染みのある言葉遣いで選手の脳に響くようにです。
たとえば「1本!」と言われるのと「ここ1本踏ん張ろう!」と言われるのだと
どちらがスッと伝わりますかね。あたしは後者だと思うなー。

私が今でも覚えてる恩師の声かけ
「できるじゃんか、できるんだよお前は」

声かけに思いが強いのは、私が声かけに力をもらったからなんでしょうね。
中学時代の試合中、しかも結構大事な試合でミス連発してて臆病になっていたわたし。
ようやく試合の後半でなんとか勇気を出して自分が決めたポイントで恩師はこう言ってくれました。「できるじゃんか、できるんだよお前は」と。今でもはっきり覚えています。この言葉を聞いて半泣きしてましたから。そして単細胞な私はここからみるみる内に絶好調になりました笑
自分を肯定してくれる言葉って結構力になるんですよね。
「やろうとしてることは合ってる」とか「ナイスコースだよ」とかね。

たかがひと言、されどひと言

ちなみにわたしは恩師のあの言葉がなかったら、あの試合は負けていたと思います。それぐらい声かけが試合を左右することってあると思うんですよ。
ただこれはあたしの自論なので絶対こうした方がいいってことはないんです。
ただ、自分がされて嬉しいことは人に同じことをしても同じなのではないかなと思ってやっているだけなので。なので、うちのチームの若いもんたちはあたしの応援に「うるさいなー」って思いながらやってるかもしれないですwww

以上、わたしのスポーツ論でした。

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