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娘の話

娘とやり合った昨日。

私は、連日日付が変わる頃まで起きている娘に対して
「あと何が残ってるの?」「早く寝て」
と何度も言い、

娘は娘で
「明日テストだから」「なかなかできないだもん」「成績がつくんだよ」と
家庭科の課題であるまつりぬいやらボタンつけを練習している。

一生懸命なのは、偉いと思う。

ただ、融通が効かない。
家庭科の課題くらいで、人生に影響わら及ぼすわけでもないから、
体の成長や、次の日の学校を考えると、どう考えたって眠った方がいいはず。


でも、娘にとっては一大事なよう。


見ていてだんだん腹が据えかねてくるので、
だったらあのテレビの時間はなんだったのとか、
なんで週末とか時間がある時にやらなかったのかとか、
めちゃくちゃ言いたくなってしまうのだけど、
そこはなんとか我慢する。

(自分も前もって出来たかといえば、出来てなかったから。)


だけど、この前もテスト期間中に夜更かしを1週間続けてして、当日に体調が優れず大泣きした経緯がある。


だから、今回は強めにしつこく早く寝ろ攻撃をした母に対して、娘が爆発。


昨日の夜と今朝は、険悪なまま過ごしました。
(夫、ちょうど出張中でおらず。よかったね。笑)


冷静になると、いつも悩みます。


◯子どもに任せた方がいいのかな
◯でも、健康に関してはまだ未熟だし、やっぱり寝させた方がいいのかな


そして、改めて考えていくと、

私の不安から、娘に対して言葉を発しているのだなと思うようになりました。


●まだ1人で何かをやらせるのは早すぎる(と思われそう)
●周りの子は出来ているのに、出来てないのは関わりが間違えてるから?(比べる)
●結局勉強や課題だけじゃなく、他のこともして遅くなってるんだから、正さなきゃ!(親の勝手な義務感)

頭にチラつくのは、常識とか、こうした方がいいという育児書的な考えとか、諸々。
そういう時は決まって、本人の気持ちや姿をちゃんと見て対応していくことに、疎かになっている様な気がします。

そして、もう一つ浮かんだのは


《私が親にして欲しかったこと》だということ。


多分、もっと言って欲しかったし、自分に介入して欲しかったんだと思います。
(それはそれで、ありがたみを感じていなかったのだと思いますが 笑)


それを、娘にしているのかも。


もっと見てほしい。私に構ってほしい。
いまだに、子どもの頃の隠れていた気持ちが消えずに、娘を通して出て来ていたのかもしれません。



子育ては、知らず知らずのうちに自分と向き合い、思い知らされて曝け出されることが多い。


全部が全部、気づけるわけじゃないだろうけど、
気づいた部分は、私自身で癒してあげることが必要な部分なんだろうな。


そんな風に感じた、
やり合った次の日の午後でした。


娘が中学生になってもまだまだ未熟な母で、
間違いだらけだけど、
娘と自分、フィルターを通してじゃなく、
ちゃんと見て、少しずつ我が家の“最善“を探していこう。


今日の夜ご飯は
何作ろうかな。

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