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14.KKに連絡先を聞かれた話

二次会で気になり始めた彼は
私にはあまり興味がないようで

私が勇気を出して食事に誘っても
予定があるからと
断られていました。

それから少しして
職場のビアパーティーがありました。

ビアパーティーって言いますか?

ビアガーデンでの飲み会です。

その時も彼らは来ていて

私は少しドキドキしていました。

皆ですこし話したりしていたのですが
彼らは他のテーブルにも知り合いがいたのか
散らばっていきました。

私はkkと二人きりになりました。

「お酒とか好き?」

とkkが聞いてきました。

「うん、好きだよ。」

「じゃあ、また飲みに行こうよ」

「え、うん。いいよ。」

「俺ほんと急に誘うよ。いいの?」

「うん。いいよ。」

「じゃあ、連絡先教えて。」

驚きました。

まさか私に連絡先を聞いてくるなんて。

たぶん彼は本当にお酒を飲む仲間が
欲しかったんだと思います。

今思えば。

単純にうれしかったけど

でもさほど気には留めていませんでした。

そしてやっぱり
また女の子と消えていったのです。

それから時間が経って

kkから連絡がありました。

「何人かで飲みに行こう。
○○君(私が気になっている彼)も呼ぶ。」

やったーーー

私は彼と連絡先を交換して
本当に良かったと思いました。

でも馬鹿なんですが、
私は彼のドタイプの女の子を
連れて行ってしまったのです。

一次会で盛り上がり
彼の借りているマンションで二次会をする
となりました。

彼と連れて行った友人はいい雰囲気で

私とkkは
ここにいない方がいいのでは
と思い

「kk帰ろう。」

と彼のアパートから出ました。

kkは
送っていこうか?

と言ってくれましたが

私は落ち込んでいたので

「大丈夫、お疲れさま。」

と一人帰りました。

それからkkとは当分会いませんでした。

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