ビジネスの２要素は「サービス革新」と「マーケティング」

情報処理技術者として、デジタルマーケティングを専門としている村井宗明です。
そもそも、「デジタルマーケティングがキッチリできていれば、どんなビジネスでも成功しますか？」と聞かれたので、それだけではないというビジネスの全体要素を説明したいと思いました。

ビジネスの２要素は、「サービス革新」と「マーケティング」です。デジタルマーケティングとは、その「マーケティング」のIT部分の事です。全体像が分かると戦略が立てやすいかもしれませんね。

1、サービス革新（イノベーション）

サービスそのものに競合優位性、差別化要因を作る。
・常にもっといいものを作る。ニーズは何かを考えて自らを改善し続ける。時間が短縮されて、激しく市場が変動していて逆転が起こる時代になりました。栄枯盛衰を乗り越えるには、自ら進化し続ける事が大事です。
・WOWを作る→簡単、高機能、高スピード、低価格、美麗なデザイン、場所、などがWOWをもたらします。その場合、商品だけでなく注文方法、支払い方法、デザインなどユーザー目線ですべて見ます。
・技術や資源がなくても、必ず実行できる。競合よりも協力の時代になったからです。自分たちに足りなくても、ネットワークで何でもできます。特に、協力の場合、仲間にやりがいと価値と賞賛を十分に与える事が大事です。

2、マーケティング

サービスや商品を、「誰に、いつ、どうやって売るのか」という話です。
・インターネットで無限のテールができたので、デジタルマーケティングなら小さい市場でもマーケティングができます。
・一般大衆向けよりも「顧客」ごとに見る事が大事です。特定の狭い範囲で１位を取る。金メダルかドーナツか。最強が一人勝ちする時代。
・年度別会計でなく、顧客別会計で、費用と投資を見ます。
・人工知能を使って未来予測は正確になった。そのためのデータを取ることが大事です。

下記のデジタルマーケティングの話は、その「マーケティング」のうちのデジタル分野に位置づけられる戦略です。