美しい男

ホームシック

言葉を借りてる

BARで爆笑をとった女性

フリをして生きてきた人

最近ニューヨークでたまたま知り合った日本人が「村本さん、ニューヨーカーはこんな時こうしますよ、ぼくもそうしてます」と言っていてこの人、すごくダサいなと感じた。それは"ふり"だ。マネだ。どんなにそのふりをしてもそれはふりでしかない。ナチュラルに生きればいいのにフリをしてきた結果、自分の顔がわからなくなっでる人たち。いままで顔を作ってきたんだ、親や恋人や友達、仕事先の人、彼らに顔を作るのが日常的になっ

自由な時代

仲良しの函館の友達に「高田渡」という歌手を教えてもらった。「生活の柄」って歌を聴いていたらすっかりファンになってしまって、坂本さんに、高田渡って人、知ってます？って言ったら「20歳代のころ一緒に演奏したり、酒飲んだりしてたよ。
ステージの上で寝ちゃうの、酔って、牛みたいな人という印象」坂本龍一さんに、この人好きでした？ってラインした。「好きだったよ。当時はもちろん渡さんも若かったはずだけど、みんな

内側にある世界

友達がSNSを始めた。彼は素敵な文章や才能あふれてる自分のジョークを投稿してるんだけど、いまいち"いいね"が増えず、自分が世間から無視されてるように感じるとぼくに話してくれた。SNSで自分の発信したものが、アクセス数や、いいねの数となって、自分を評価する指標に感じてしまう世代は、そのいいねの数が低ければ、自分の作ったものが実は良くないものなんじゃないのかと錯覚してしまうこともあると思うし、いいねの

あー惨めな夜だった

20ドル

大好きなサンさん

ニューヨーク、朝6時。スマホの着信音で目が覚めた。いつも熊本でライブをやってるカフェの店主の飯田さんだ。

嫌な予感がした。僕のとっても大好きでとっても尊敬する大切な人が交通事故で亡くなった知らせだった。

僕が日本にいた時、全国をライブでまわる中で、熊本でライブをするのがとても楽しみだった。いつも僕のライブのオープニングアクトでバイオリンを弾いてくれる"サン村田"というおじいちゃんがいる。サンさ

年齢

ジョークの種

鈍感が作る世界

鈍感力　何も考えることをしなければ無駄にストレスを感じない　鈍感でいれれば人は傷かない。それが差別と気づかない、それが暴力だと気づかない。自分を守るいちばんの方法は鈍感力なのだろうか。イスラエルがパレスチナの人たちにやってることはとても酷いことだ、なぜ君は怒らない？と伝える。
君は「いやよくわからないから、他の国のことは知らない」という。君に僕は
「君は血も涙もないのか」と伝える。君は言う
「ひど

イッツ　ア　大阪ジョーク

不思議なもので

坂本さんとの話　家賃

４、５年前か、坂本龍一さんに、ニューヨークに住むからどうやって部屋を探せばいいか、と相談したら、ニューヨークの不動産屋を紹介してくれた。その人に僕が翻訳機を使って文章を書いたら「間違ってもいいから自分で書きなさい、これからアメリカでやっていくってやつがそんなことでどうする！」とお母さんのように怒られた。

その不動産屋さんが僕の提示した家賃が低過ぎたのか、彼からの返信がこなくなった。

腹が立って