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はじめに

はじめまして、むらかみーたんです∩(´∀`)∩

プロフィールにあるとおり、私は21歳の時に母を、37歳で父を自殺という形で亡くしました。

母の自死以降、何年も自分を責める日が続きました。

親しい友人や周囲にも母の死亡理由は言えませんでした。

なんだか、公には言えないような、タブーなもののような気がしたし、また、一気に不幸の烙印を押されちゃうんだろうなって怖れとか、打ち明けることで相手にも重荷を背負わせてしまうような申し訳なさなどが入り交じっていたからのように思います。

とにかく悲しいのとか苦しいのとかをひたすら人前では隠して、外では明るいキャラで過ごしていました。

親が自殺した子供が、いつか自分も自殺を選択する確率は40%と何かの本で読み、ぼんやりと心の底で「あたしもいつか同じ死に方するのかもなぁ。しそうだなぁ」なんて感じてもいました。

自死遺族のサポートグループなどもあるのは知っていたけれど、行く気には全くならずに自分のうちに秘めて生きようと考えていました。

そんな時に私がやっていたことは、ネットで同じ自死遺族の方のブログや、経験談を読むこと。

誰にも打ち明けたくはないけれど、誰かと共感したかった。

そして、読むとやはり、ネット上の自死遺族の方たちは私と同じように大切な人の死を自分のせいだと責めていたのです。

なぜか安堵したのを覚えています。

同じ苦しみを味わってる人がいるということから、独りじゃない感をもてたからかな。

だから、このように私の経験を残して、昔の私のように苦しんでいる誰かに届けばいいなと思ったことが、このnoteをスタートさせたきっかけです。

自己啓発本を読んだり、素敵な人たちとの出会いを通して、母の死を乗り越えられそうになっていた頃に、父が私にトドメをさすかのようなタイミングで自殺を遂げました。

思えば、父も自死遺族だったのですよね。

死んじゃうかもね?の確率40%の中の一人だった。明るくしてたけど、母の自殺からのダメージがないわけなかった。

そんなこんなで、両親とも自分の意志で逝っちゃいました。

でも、私は生きてる。

これは美談でもなんともなく、単なる私の自死遺族として経験してきた気持ちを綴らせてもらうnoteです。

少しずつ書いていきます。

これに辿り着いてくれたあなたへ。

お願いだから自分を責めながら生きていかないでください。

それがここで一番伝えたいことです。


あなたが読んだ後に少しでもホッとしてくれたらいいなあ。

それでは、大切な方を亡くした、もしくは自死遺族になってしまったあなたの為のnoteをスタートしていきます。

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