読書メモ(リスティングの優しい教科書)

◆概要
・リスティング初心者向けに広告出稿までの流れ、広告で成果を出すためのポイント。パフォーマンスを向上させる考え方、事例、今後の運用の潮流について書かれた本。


◆よかったインプットメモ

・リスティングはAISASでいう「購買」の直前の「検索」に出稿されるため新規獲得効率がよい。一方クリック課金のため強豪の入札状況によって獲得単価がブレたり広告が表示されないデメリットもある

・広告ランクによって表示順位が決まる。広告ランクは「入札単価×品質スコア+広告フォーマット(広告表示オプション)」によってきまる。

・品質スコアは設定してキーワードごとに評価される

・ディスプレイでは人のターげティングと配信面のターゲティングができる。

・アカウント-キャンペーン-広告グループの順でアカウント構造が分かれている

・キーワードプランナーの他にキーワードアドバイスツールがある。
設定するキーワードの他に入札単価を入れてシュミレーションすることができる

・キーワードの拡張は部分一致のもののみ行われる

・コンテンツ広告はレスポンシブ広告設定にすることで画像変更等しなくても良くなる

・広告表示オプションは表示することで掲載結果の向上が見込まれる場合のみ表示されるので表示されないこともある

・コンテンツ向け広告は費用対効果が合わないことが多くリマケの見つかってる企業が一定いる

・広告出稿後の仕事として広告管理と広告運用がある。広告管理はimpやクリック数に予期せぬ変動がないかチェックすること、広告運用は施策実施後の数字のモニタリング。

・リスティングでは入札単価、キーワード、広告文の3つしか基本的にはいじれない。

・データボリュームの多いところから改善を図るべし。
・狙っているキーワードで広告が出ているか確認すべし
・広告文を複数設定する場合微調整ではなく異なるものを設定すべし。PDCAのサイクルが速くなる

・キーワードを考える時、指名系(自社名で検索)、競合系、直撃系(狙ってるワード)、悩み系、周辺系、代替品、タイミングで考える

・クエリ分析は軸キーワードでそれぞれの数値を見る。

・広告カスタマイザを利用することでユーザーの検索語句に合わせて広告文を動的に変更できる。データフィードで入れる必要がある。自動化の観点からもデータが溜まりやすいので導入した方が良い

・RLSAは入札調整比率の機能を利用しない場合でも比率0%で設定した方が良い

・時間帯によって登録顧客属性が変わることがある


◆その他

・サーチターゲティング:特定のキーワードを検索したことがある人
・アフィニティ:ユーザーの興味関心をカテゴリで指定
・プレースメントターゲット:特定のサイトを指定して配信
・トピックターゲット:指定したトピックが掲載されているページに広告を表示

・goodkeywordというサイトはキーワードを入力することでサジェストを示してくれる

・nサイトリンク表示:テキストの表示と広告とは違うリンク先の設定が可能
・コールアウト表示:他と異なるサービスのアピールが可能
・構造化スニペット表示:特定のヘッダーを設定して任意のテキストを設定できる
・電話番号表示オプション:ユーザーが通話ボタンをタップしてサイトに訪問せず電話することが可能
・プロモーション表示オプション:セールやオファー状況の記載可能。配信スケジュールも設定可能
・価格表示オプション:ユーザーを直接商品に誘導可能

・フリークエンシーキャップ:同一ユーザーに広告を表示する上限回数を設定する重要な機能

・ブログなどのQAサイトを参考にニーズを汲み取ることも可能

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