#28 『ふとした時に短歌』をやり始めて1週間
ちょっと前に、ニュースで短歌ブームがきていると知りました。
五・七・五・七・七のリズムで、思ったことや感じたことを自由に表現できるのが短歌。
俳句と違って季語を使う…などの決まりはないそうです。
私は昔から「要点をまとめる」のが苦手で、とにかく思ったことは全て出す性格だったため…作文などで字数制限があると苦労していました。
育児ノートの日々のコメント欄も、いつもびっしり書いています。
書いているときは「どれも大切な瞬間のことだから、しっかり書かないと!」と思うのですが、いざ読み返すと情報量が多すぎて読みづらい…
しかも、「つかまり立ちしたの、いつだったっけ?」など、何かを遡って探す時も探しにくい!
短歌は要点をまとめるためのものではないけれど、短歌ブームにのって五・七・五・七・七のリズムで簡潔に、自分の考えや感じたこと、伝えたいことや思い出を残してみよう…と思いました。
早速、最近詠んだ短歌たちをご紹介(*´u`*)
お迎え後 お砂遊びを する息子
ただひたすらに ショベルカーと化す
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手首のスナップを効かせて、軽快に、かつ黙々とお砂場の砂をかき集め掘りまくる息子を詠みました。
おかげでズボンのお尻は真っ黒、ポケットと靴には無限のお砂が入り込みます。
幸せの 白いヘビさん 見つけたよ
白髪指差し 微笑む息子
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お盆でおじいちゃん、おばあちゃんから「白い蛇は幸せを運んでくれる」的なことを教わった日の夜。
隣で寝転んでいた息子が私の髪の毛をいじって白髪を発見された時に詠みました。
なんとも凹みました…37歳なので白髪もコンニチハする年ですが…
でも、短歌にすることで趣きある思い出に変わってくれた気もします。
卓上で 親子の攻防 離乳食
食後に拝むは 虹色の頬
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二回食になり、バタバタな離乳食。
しかもすでに食に対するこだわりがあるらしく、毎回苦戦しています。
おかげで手も顔も頭も、離乳食たちがくっつきまくる。
勘弁してくれよ…と思いつつ、人参、ほうれん草、かぼちゃ、お粥、ヨーグルトなどイロトリドリに染まった娘を見ると笑い出しちゃいます。
気づくといつの間にか、ビュンッと過ぎてしまう日々。
同じような日々でも、きっと何か「特別」があると思います。
私は短歌を詠む練習をし始めてから、本当に少しずつですが、特別が増えてきました。
前まで苦手だったことまで、特別に感じることもあります。
これからもマイペースに短歌を詠みながら、特別たちを見つけていこうと思います♪
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