見出し画像

【予想】オークス

今週も悪天候の道悪かと思ったら、馬場は回復し雨はもう降らないとの予報。
今週はようやく晴天の下の良馬場でGIが開催されそうだ。
桜花賞の上位馬はそのまま駒を進めてきて、別路線組も多方揃い、樫の女王を決めるにふさわしい舞台が整った。

印と見解

◎ リバティアイランド
☆ ゴールデンハインド
☆ コナコースト
☆ ハーパー
☆ イングランドアイズ

◎ リバティアイランド

データ・メモの記事であげた通り、過去10年で桜花賞で上がり1位で勝利した馬は(2.1.0.0)とパーフェクト。
2007年新装後の桜花賞は基本的にはオークスと成績がリンクするようになり、2冠馬も多く輩出するようになった。
距離延長はもちろん未知数だが、数字上のパフォーマンスも見た目のパフォーマンスもここまでは過去の2冠牝馬と遜色ないどころか超えているとも言えるド派手な内容であり、ここは素直に本命でよいだろう。
一応競馬に絶対は無いということで、少しだけ重箱の隅をつつくことを言うのであれば、後方から進める脚質である以上は馬群に包まれたり、他馬に進路をカットされるなどのアクシデントの可能性は付きまとう。
馬券妙味的には全くないので、相手を絞ることや買い目の工夫が求められる。
その点は後述する。

☆ ゴールデンハインド

前走は展開・馬場ともに恵まれたことは否めないが、それでも勝ち時計1.58.9は優秀で、オークスでデアリングタクトの2着に入ったウインマリリンの1.58.7に次ぐ。
こちらの記事にある通り、フローラS勝ち馬は過去10年 (0,3,1,6)とまずまずで、その中でも時計が優秀でなおかつ時計が速いウインマリリンがオークスでも好走したのであれば、押さえないわけにはいかない。
また、重い舞台が得意なイメージのゴールドシップ産駒。
しかし牝馬は牡馬よりも軽い適性にシフトしがちなのか、東京2400のオークスと相性が非常に良く(1.0.1.1)と今時点では3頭中2頭が馬券内に入っている。
逃げ馬には厳しいレースだが、これだけ材料があるのであれば、馬券から外すのは危険と判断した。

☆ コナコースト

正直この馬の扱いは迷った。
というのも桜花賞で上がりが4位以下で2.3着に入った馬(≒先行して結果を残した馬)は(1,0,1,6)とよろしくなく、やはり末脚を繰り出して桜花賞で好走した馬出ないとオークスでは厳しい。
ただ、桜花賞(2着)はその日の芝状態から判断の上、敢えて出していったことから上がり順位が落ちたわけで、もともとはチューリップ賞やエルフィンSを見る限りは末脚もしっかりしている馬。
そして今回はダミアンレーンに乗り替わる。
レーンはこちらの記事で記載したが、距離が長いほど成績を残しており、レースを見てても溜めて末脚を発揮させるのが得意であることはよくわかる。(香港のウインマリリンはホントに凄かった)
桜花賞で2着の鮫島を下ろすのだから、その判断を下した立場の人間も、もちろんレーンも結果を残さなければならないだろう。

☆ ハーパー

この馬も扱いに迷ったが、含めることにした。
ハーツクライ産駒の字面からいかにも距離伸びて良さそうで、東京実績もあり安心感があるのはわかるが、オークスでのハーツクライはヌーヴォレコルトの1着とアドマイヤミヤビの3着のみで実はイマイチ。
それでも選んだのは友道厩舎の先輩であるアカイトリノムスメ(2021年2着)と臨戦過程が酷似していることと、ルメール。
具体的に記録に残してはいないが、色々調べたらやはりルメールは中長距離での安定感は驚異的。
そして中長距離に強い友道厩舎がオークスでも実績(ヴィルシーナもそう)を残しているのであれば、やはりここは上位に入る可能性は高い。

☆ イングランドアイズ

1/4の抽選をくぐり抜けたが大外枠というよくわからない運の持ち主。
この馬はデビュー戦でハーパーを2000mで下しその才能の片鱗を見せている。
その後クイーンCは脚を余すかのように0.1差の4着、そして前走フローラSは開幕週の大外枠から上がり最速の脚を使うも4着。
こちらの記事で触れているが、フローラSで上がり1位の馬は (1,2,1,4)と50%の複勝率を誇っているだけに、例え大外枠でもやはりこの舞台で一気の才能開花の可能性は高いであろう。
キングマン産駒は正直2400が向いているとは思えないが、母はヌーヴォレコルト。
あのハープスター(川田)を押さえたヌーヴォレコルトの娘が、リバティアイランド(川田)の前に立ちはだかるのは物語として出来過ぎだろうか。

買い目

馬連5-6.9.12.18
3連複5-6.9.12.18
ワイド6.9.12.18

<補足>
各券種とも、払い戻し金が同等になるように金額は調整する。
本線は馬連と3連複のリバティアイランド軸の馬券だが、今回1倍代の馬がいるからこそ買うのが相手のワイド馬券のボックス。
まず、本命の馬が飛び、縦目が来た場合は倍率が跳ね上がっての回収が見込める。
一方で本命馬が来た場合でも相手が2頭くれば1点は的中出来る。(倍率がつくので回収は可能。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?