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【予想】アルゼンチン共和国杯・みやこS

アルゼンチン共和国杯

予想と見解

◎ チャックネイト
☆ ゼッフィーロ
☆ グランオフィシエ
☆ ハーツイストワール
☆ ディアスティマ
☆ ヒートオンビート
☆ マイネルウィルトス


基本的に堅めに決まるレースだが、たまに穴馬が突っ込んで来たり、1人気が飛んだりと、ハンデ戦らしさを毎回ではなくたまに見せる掴みにくいレース。
今回は最重量が59キロ(ヒートオンビート)、最軽量が54キロ(プリュムドール、ジャンカズマ)とハンデ差5キロに収まり、そこまで深く気にしなくてよいと考える。

本命はチャックネイトとする。
東京芝2400mの3勝クラスである六社Sを勝った直後のGIIとなるが、このパターンは昨年の勝ち馬ブレークアップと同じ臨戦過程。
過去にはゴールドアクター(前走オクトーバーS)もこのパターンで勝っており、18年2着のムイトオブリガード、19年3着のアフリカンゴールドもこのパターンで馬券内に入っている。
ハンデ戦という条件がクラス上げ直後の好走を許し、また直近で東京で高いパフォーマンスを発揮出来る舞台適性が問われるということなのだろう。
また、ハーツクライ産駒もこのレースで多くの勝ち馬・好走馬を排出しており、血統的にも優位に働きそうだ。
良馬場の府中で惜しい競馬を続けていたが、前走道悪でタフさが問われることで勝ち上がった内容は距離延長がむしろ歓迎であるように思える。
なぜか調教ではモレイラ騎手が乗り、本番は大野騎手となったが、こちらの記事で触れた通り同騎手は府中で人気馬に乗ればしっかり結果を残しているのでモレイラに人気が吸われるのであれば、むしろ好都合、しっかり勝ち切ってその腕を披露してもらいたい。

相手は広めに6頭を選択する。

ゼッフィーロはオールカマーで強豪相手に3着と健闘。目黒記念では最後方から大外をぶん回すロスだらけの競馬ながらも4着まで食い込み、力を示している。
鞍上モレイラならケチのつけようがないのだが、ディープ産駒がこのレースでイマイチなのが気になる。

グランオフィシエは東京コースで4勝7連対(4.3.1.3)と得意としており、短めの距離ではもう1つ足りなかったが、2400に距離を伸ばした春のメトロポリタンSではゼッフィーロらを抑えて勝利しており、この距離延長がさらなる上積みを期待できそう。

ハーツイストワールは11ヶ月ぶりとなるが、昨年2着、ハーツクライ産駒、そしてこの距離帯が得意(こちらの記事)な田辺騎手なら穴で抑えておく。

ディアスティマは今回アフリカンゴールドがいるものの、番手でも競馬が出来るのであれば前のグループでは1番強いはず。
この馬もディープ産駒なのでその点は半信半疑だが、個体としてみれば無視できない。

ヒートオンビートは目黒記念をレーン騎手の完璧な騎乗で勝利。今回は石川裕紀人騎手で、短めの方が得意(こちらの記事)とはいえ、中距離以上は騎乗数が少ないだけ。
最重量ハンデだが当然実力は圏内なだけに前走の負けだけでは見限れない。

マイネルウィルトスは今回デムーロ騎手がみやこS騎乗のために横山武に乗り替わったが、昨日の重賞をマイネルで勝ったように、もしかしたらマイネルの主戦になりうるかもという2日連続起用は、気合いが入りそう。

買い目

単勝 4
複勝 4
馬連 4-9.11.12.13.14.17

みやこS

予想と見解

◎ タイセイドレフォン
☆ アスクドゥラメンテ
☆ メイクアリープ
☆ ワールドタキオン
☆ ペプチドナイル
☆ ウィリアムバローズ
☆ セラフィックコール
☆ アイオライト

オッズには示されていないが大混戦とみている。
JBC等他の路線も充実していることから、GIIIの別定戦とはいえ、中心視できる実績馬がいない。

その中から本命はタイセイドレフォンとする。
休み明けの前走太泰Sは初ダートのヴィクティファルスに捲られてしまったが、ハイペースを先行から粘る強い内容だった。
春の平安Sは4着だが、上位3頭(グロリムンディ、ハギノアレグリアス、ヴァンヤール)は重賞でも上位クラスの強さを誇り、今回はそこまでの強豪はいない。
今回も前に行く馬が揃ったが、その後ろから構えて抜け出せばそう簡単には差されないだろう。

相手は混戦で7頭。

アスクドゥラメンテセラフィックコールは勢いは買うが、オープンでいきなり通じるかは疑問。
とはいえ切るほどでもないので押さえる。

メイクアリープはタイセイドレフォンと同じく太泰Sからだが、この馬もハイペースを逃げて5着。本来控えてもいいだけに巻き返しの可能性あり。

ワールドタキオンペプチドナイルはいずれもエルムSからの参戦。結果は明暗分かれたが、ペプチドナイルに関しては逃げなかったのがよろしくなかった。ワールドタキオンは地力の向上が伺えるので、休み明けでも押さえる。

ウィリアムバローズは昨年大敗したが、番手競馬もマーチSで出来ることを示したので、無理なくいければ残り目あり。

アイオライトは岩田望来騎手から横山典弘騎手に乗り替わりだが、横山典弘騎手はダートの1600~2000が得意(こちらの記事)なので、面白い。

買い目

単勝 3
複勝 3
馬連 3-1.7.9.12.14.15.16

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