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Outer Wilds - Echoes of the Eye 感想

※この記事は"Outer Wilds"本編とそのDLC "Echoes of the Eye"のネタバレを含みます。

まとまっていないところがあるのでとっ散らかっているのはご容赦ください。









Outer Wilds本編を終えて DLCをプレイしながらつらつらと考えていたことがある。それは、このタイトル"Echoes of the Eye"のこと。Outer Wilds 自体は本編とDLCを通して宇宙の眼に関った種族の話を追っていく話であり、DLCではまさに眼の信号(Echoes of the Eye) にとらわれた未知の種族"彼ら"の残した痕跡をたどっていく。

で、ストーリーはタイトルの通りではあるのだけれど。
これもうひとつ「目、眼」とそれに関連して「見る、見える」がコンセプトなんじゃないかということ。

DLCをプレイしながら思ったのは、テキストがたよりだったNomailとは違い、画像、映像を手がかりに"彼ら"の足跡を追うということ。まあこれは本編と差別化するためだと思っていた。しかし見る、見えることがことさらに強調されているとも思う。
まずDLCの導入からして、流れ者を探すのには特定の角度で見る必要があるということがある。そして、流れ者はの中に入ると内部は明るくぐるりと見渡すことができる。(隠れ谷はコロニー内を見回すことで見つけた)
このあたりで、ああ"見る"ことがコンセプトなのかなとぼんやり考えていた。

しかし、探索に必要な手段であるイカダ、エレベーター、扉などを思い返してみると、光をあてて動かすものには緑の円がついている。そもそもコロニー自体円形だし、VR世界に入る教会?も円筒形だ。
キーアイテムであり、VR世界で必須の遺物も成功品は円形で目がついてる。暗いVR世界では、遺物に灯した光が目の代わりだ。
あと手移動システム。あれは手の目に見えてちょっと怖い。

このコロニー内には円形のものであふれてる。
円形は目のモチーフだとしたら?

ちなみにステルスパートは建物構造と彼らの配置、習性さえわかれば、そう難しいつくりではないと思う。明るいうちのルート確認、明かりが消えると扉が開くギミック、これらをおさえて割とラクに行けたと思う。
三か所のうち二つが純粋なステルスだったので、残り一つも同じだと思い込んで詰まったのは内緒だ。

閑話休題

宇宙の眼を読み取ったが故に”彼ら”は絶望し目を閉ざしてしまう。コトの顛末を見せてくれる"彼"と、自分の目で見たことを伝える主人公とのやりとりは目をスキャンするビジョントーチを介して行われる。そして旅立つ"彼"のビジョン。

と、全編にわたって目や目を模したモチーフがあちこちに使われ、"見る、見える"ことに比重がおかれていると感じた。
そう考えてタイトルを見直したときに、ハッと気が付いた。

ああだから"Echoes of the Eye"なのかと。

...どうやら私も"Echoes of the Eye" を見てしまったようだ。とらわれた者として、こうして書き残しておくことにする。