むlaboのオープンデー@1/27
最初のあいさつ文
1月は”新しいと出会う”をテーマに1月27日にオープンデーを実施しました。西粟倉では日々地元発の活動が生まれています。今回は地域の様々な活動に触れていただける日にしたいと思い、このテーマでオープンデーを開催しました。
地域の活動を1つずつ、写真とともに振り返っていきたいと思います。
スーパーフード・アピオスの試食販売会
みなさん、”アピオス”という野菜を聞いたことはありますか?かっこよい名前のこの野菜は、芋なのです。食感はジャガイモのようで、味はサツマイモみたいに甘いこの芋、とても高い栄養素を含んでいるそうです。
村内でアピオスの栽培・販売をされている神崎さんが今回アピオスの試食販売を企画してくださいました。アピオスカレー、アピオス茶の販売、フライドアピオスの試食を参加者の皆さんは楽しまれていました。
神崎さんは今後もアピオスの栽培やお茶などの関連商品の開発を続ける傍ら、”農”を中心としたコミュニティづくりに挑戦したいそうです。現在アピオスを栽培してくれる人を募集しているそうです。ご興味ある方はぜひお声掛けください。
また、アピオス販売のとなりでは、こういちろうくんがスープやさんをオープンしてくれました。具沢山のスープが体にしみました。
あわくらコンポスト部
西粟倉村では、おうちでできるコンポストを普及しているグループもあります。今日はあわくらコンポスト部が活動の展示をしてくださいました。
コンポスト部は、”自分たちの出来ることからゴミを減らして、循環させ、環境のこと身体のことを少し考えるきっかけになれば”と、活動を開始しました。
お家の生ごみでコンポストを作って、その土で野菜を育て、育った野菜を食べて、またそれをコンポストに入れて…そんな循環を作れたらと活動するあわくらコンポスト部は現在部員募集中だそうです。
インスタグラムアカウント @awakura_compost_club
TRPG体験会
TRPG(てぃーあーるぴーじー)… いったいナニモノでしょうか。
RPGがロールプレイングゲームなので、ゲームっぽいの?
そうです、これは”テーブルトーク・ロールプレイング ゲーム”の略で、会話で物語を作るアナログゲームです。
今回は西粟倉百年の森林協同組合さんがTRPG体験を企画くださいました。Hour Cry(あわくら)の名のもと、西粟倉村が舞台のTRPG製作プロジェクトを進められています。TRPGを広める一環で、今回オープンデーでも体験会をしました。
体験会にお持ちいただいたシナリオは、大人も子どもも楽しめるように難易度別に4つ。塗り絵やサイコロで自分のキャラクターを作って、話をしながらストーリーを進めていきます。
私も隣でストーリーを少し聞かせてもらいましたが、どんな世界にいるのだろう、この選択でどういう展開になるのだろうと、想像力が刺激されワクワクしました。
あんこのおやつ屋
今月の飲食企画の1つは、姉妹で出店してくださったあんこのおやつ屋さんです。どら焼き(粒あん/ドライフルーツとナッツあん)と ぜんざい(白餅/栃餅)を販売しました。
洋菓子やさんでの勤務経験があるお姉さんと、現在和菓子屋さんで働かれている妹さんのナイスコンビネーションで作られるおやつは、多くのお客さんを笑顔にしていました。
ちぐさ研究室標本展示
今月もちぐさ研究室がオープンデーに来てくださいました!
ちぐさ研究室は西粟倉を拠点に植物や森林に親しむ場をつくっています。
先月に引き続き今月も標本を展示してくださいました。
また、展示の隣では骨をつなげて骨格標本を作製の様子も見せてくれました。”なにしているの~?”といろんな方がその様子をご覧になっていました。
↓ちぐさ研究室HP↓
特製あるの森弁当販売
西粟倉村の古民家カフェ、あるの森。カフェではタイ料理やスイーツが楽しめます。オープンデーではあるの森のお弁当販売が毎月あります。
1月は鶏と豚の両方のお肉が楽しめる特製のお弁当でした。
重軒さんの野菜販売
オープンデーおなじみの重軒さんの野菜販売。1月も菊芋を販売♪
”菊芋はクミンシードと炒めたらおいしかった”と耳寄りな情報を来場者の方からお聞きしました。
むらまる研企画
「再エネ電気」と「小型EV」って、どのくらいお得なのか計算してみよう!!
むらまるごと研究所は、デジタル田園都市国家構想事業の1つを担っています。「行動変容プログラム」の構築もこの事業の一環です。
村民が取組の選択・比較した場合のメリット・デメリットや、地域への効果を定量化することで、村民個々人が自分に合った選択できることを可能にするのが行動変容プログラムの1つの目的です。
今回は、脱炭素と移動交通を例に行動変容による効果と自分の選択を参加者の皆さんに考えていただきました。
参加者の1人は、”なんとなく再エネの方がいいという感覚だったが、地元で生み出された再エネを購入したら、電気料金は上がるかもしれないがこのようなよいことがあるとわかった”という感想を共有してくれました。
ライフスタイルなどは村民一人一人バラバラですが、そのような中でも定量化されたデータをもとに、自分に合った選択できるようにむらまるごと研究所は行動変容プログラムを引き続き構築していきます。
ゆずジャム販売
むらまるごと研究所は元ポラリスの会との共同研究で【地域に愛される味を残すPJ】を実施しています。地域食材を活用する後継者を探し、地域の味を残す活動の一環で地元のゆずでジャムを作りました。オープンデーでもゆずジャムの販売を行いました。
住宅断熱・空き家相談会
むらまるごと研究所所属の秋山さんは法人の理事であり、個人では一級建築士として活躍しています。オープンデーでは建築の知識を生かして、住宅の断熱や空き家相談会を開きました。
1月のオープンデーも多くの方にお越しいただきありがとうございました!
みなさんにとって、新しいとの出会いがある1日だったら幸いです。
(文章:榊原)