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むらの工作室通信vol.11 「今日はなに作ろう?~小学生のものづくり」
むらの工作室は、年齢・職業・地域を超えた多様な人たちが集まり、お互いに尊重し合い、新しいモノやコトが生まれる空間を目指して、工具やデジタル工作機械(※)の貸出および利用サポート、ものづくり体験ワークショップの開催などを行っています。
この施設は人口約1,350人の中山間地域、岡山県西粟倉村にて村民や関係人口の方々がテクノロジーを新しい手段としてもっと身近に使える工作スペースとして、西粟倉むらまるごと研究所が運営しています。
※デジタル工作機械…3Dプリンター・レーザーカッター・UVプリンターなど
むらの工作室は、西粟倉村の学童「げんきっこクラブ」と連携し、週に1〜2回げんきっこ開放日を設けており、小学生が放課後に集う場となっています。
さてさて今日はなにつくろう?
ROBOCONに出場するロボットづくり大作戦!
むらの工作室マネージャーのざっきーが2024年1月博多で開催された「VIVITA ROBOCON HAKATA」に出場しました。
ロボットは「VIVIWARE Cell」というプロトタイピングツールを用いて制作しました。プログラミング初心者でもロボットなどを動かすプログラムを直感的に組み立てることができる楽しいツールです。
今回のレースはフィールド上のボールを取って運ぶことでポイントを取得でき、フィールドには坂道などがあるらしい、とのこと。
どうしたらたくさんボールが取れるかな?
みんなでアイディアを出し合いました。
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ロボコン出場のロボット制作についてはこちらで詳細を書いているので、こちらもお読みください☺
スタイロで作る“マイ剣”づくりが流行!
小学校低学年の子どもたちに流行ったのが、断熱材のスタイロフォームで作る「マイ剣」!どんな風に作るのでしょうか?!
作りたい剣の画像を自分で探し、気に入った剣のイラストを自分でスタイロに描きます。
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スタイロに絵を描いたら、「電源式スチロールカッター」を使ってカットしていきます。スチロールカッターは、スイッチを入れると数秒でニクロム線が発熱し、発泡スチロールに軽く押し当てるだけで簡単にカットすることができるのです。便利!
さあ、手に軍手をはめてスイッチオン!
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自分が平面に描いたものが立体的に仕上がってくる、その過程にドキドキ。
初めて動かす機械にも積極的にチャレンジしました。
お絵描きが好きな子は絵の具やポスカでお絵描きを楽しみました。
絵具を混ぜて好きな色を作ったり、紙ではなくセロファンに絵を描いてみたり。
いろんな道具を使って好きなことをできるのが工作室のいいところ!
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いろんな道具、いろんな素材に触れることは成長につながる
子どもたちは工作室でいろんな素材に触れ、いろんな道具を扱っています。
様々な素材を知ることはどんないいことがあると思いますか?
ベネッセ教育総合研究所が発信する「ベネッセ教育情報」の記事に次のことが書かれていました。
さまざまな素材に触れることで物の扱い方を知る
たとえば料理をするにしても、卵の殻の硬さを体で覚えていなければ、ただ「持つ」ということも難しく、「黄身を崩さないように卵を割る」ということもできません。さまざまな素材に触れ、それぞれの力加減や扱い方があるのだと知ることは、脳に良い刺激を与えるだけでなく、ひいては「物を正しく扱うこと」、「物を大切に扱うこと」につながります。
道具や素材を知ることは、脳に良い刺激を与えるだけではなく、物の扱い方を学ぶ機会にもなります。
工作っていいな~。
<今回活躍した道具>
スチロールカッター
発砲スチロールカッターは、発泡スチロールの断面を綺麗にカットする事が出来る道具です。
カッター自体に装備されているニクロム線に電池やコンセント等から取り入れた電力を利用し発熱させて使う工具となります。刃で切ると言うよりは熱によって発泡スチロールを切ると言ってイメージです。
通常の鋏やカッター等でカットした時のような断面がボコボコになったり、静電気により切断した切りカスが飛び散る様な事も無く、切り口の見栄えが非常に滑らかな切断面に仕上がります。
また、直線だけでは無く曲線のカットも出来るので、DIYや工作、ジオラマ、店舗のPOP制作等の際、正確で綺麗にカット出来ます。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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◆お問い合わせ:
一般財団法人 西粟倉むらまるごと研究所
むらの工作室マネージャー 山崎
住所:〒707-0504 岡山県英田郡西粟倉村長尾 1464
E-mail:muramaruken.yamazaki@gmail.com
TEL:070-1264-7355
◆Instagram:@mu___labo(むlaboの日々の様子やデジタル工作機械を使った作例を発信しています)
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