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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

OMORI 感想・解釈・プレイメモ置き場(ネタバレ)①

⚠️ 前置き・注意など

  • 目次も含めてネタバレ全開なので、各ルート 1 周はクリア済みでの閲覧をおすすめします。自分が遊んだのは steam 版です。

  • ここを書いていた間:一周目サニールートクリア済み、二周目引きこもりルートプレイ中でした。2024/8/30 に更新を完了しました。

  • 元々は個人日記に書き散らしていた OMORI プレイメモの置き場に困って作ったページです。記憶違いを含み、感想や用語にも一貫性がありません。10 割自分用メモです。



2024/08/04 (一周目サニールートクリア直後)

  • OMORI、一旦クリアした。ベッドで……と、引っ越しと、多分一番いいエンディングの。サニールートというらしい。

    • ベッドのはバジル助けないで寝ちゃって家戻ってのやつ。他のもそうだけど、これじゃないこのエンディングへの辿り着き方もありそう? 例えば素手のままだったらどうだったんだろう。引っ越しか。

    • ↑の後に引っ越しだったのでサイレンの音に「あっ…」ってなった。バジル助けないで寝もせず即帰宅。このサニーはこの音の意味を知らずに新天地へ行くのか…。今夜はみんなでここにいようねって感じだったのに、何も告げず急に自宅帰って引っ越しちゃうあたり、なんか精神状態がダントツでやばいと思う。病んでるとかじゃなくて。きっとこのエンディングのサニーは「バジルは大丈夫だった?」って訊きもしない。そのくせみんなからコンタクトされたら普通に反応しそう。怖い。

    • 一番いいエンディングまでの、真実がさあ…もうこれ……。事故は事故だったとしてもその後にやったことがあまりにも最悪過ぎて、みんなに話して真実を話してくれてありがとうとなったとしても、何か思い出す度に「サニー(とバジル)は黙ってたんだよね。あの時も、この時も」ってなってしまう気がする。だってヒロは絶対に自分を責めたよ。みんなもどうしてあんなことをって、意味を考えたと思う。そしたらマリはみんなからしたら自殺した人となってしまう。それってかなり酷いことでは?

      • 無理だよ…許すには時間がかかり過ぎるし、経ち過ぎた。心の整理が一応はつけられて、勇気を出せたのはいいことなんだけど。

      • プレイヤー的にも「サニーそんなことなってて、オモリの時はあんな顔こんな顔してたんか」ってちょっとなる。感情といえばわなわなは怒りも含まれることがあるけど、あれはどういうものだったんだろう。怒り半分恐怖半分?

      • 想像のみんなは許してくれそうな空気だしバジルもきっと許してくれるよって言ってたけど、オモリは責めてきて、それはそうだよと思ってしまった。自分が一番よくわかってるじゃんみたいな。

    • ブラックスペース、派生みあってわくわくした。オモリルートでまだ色々あるらしい。楽しみ。しかしブラスペにおけるバジルの黙らせ方が物理過ぎて、サニー君ほんとにバジルと親友だよね?ってなった。首取り過ぎなんよ。

    • 日本だと家で亡くなった場合というか医者の診断がなかった時って、例え病死だとしても警察入るけど、どうだったんだろう。体のぶつけた痕とか運んだ形跡、亡くなった後に吊るされたことだとか、わからない筈はないので、もしかしてみんなに隠してただけで親は知ってる…? 知った上でその家に一人残してチュッチュとか言ってた? いやまさかそんなだとしたら怖すぎるんだが。

      • 知らなくても怖すぎるけど。もう何もかも取り返しつかないレベルで破綻してるのに、なぜか形だけどうにか取り繕えてしまっている。親子関係もお友達との関係も、結局そうなるんだろうか…。

      • 最後のブラックキー、穴の先うっかり見れてないけどネタバレ見た感じ、これは…両親は知ってるやつだ……。確か真実辿る道のどこかでお母さんもそれっぽいこと言ってた気がする。

  • 一番いいエンディングといっても、抱くべき痛みをちゃんと抱くことができたってだけで他のエンディングより遥かに良い(筈だ)し、これ以上のベストは望めないんだけど、でもそれだけなんだよね。なんか…どうにもならないけど、きついね…。

  • 時間空けずにオモリルート行くか。強くてニューゲームシステムあるといいよなあ。

2024/08/05 (サニーの聞くマリの声、プレイ中の妄想)

  • マリの死の真相を両親たちだけが知る。父は娘の死と息子の所業に絶望しサニーを拒絶するが、母は息子まで失いたくないとサニーの引きこもりを受け入れる。その相違もあって両親は離婚、サニーは母が引き取りそのまま 4 年間は引きこもることができた。状況が許せばずっと同じ状態のはずだったが、金銭的な理由から家を引き払うことになる(母が先に引っ越し先にいるのも金銭的な理由かも)。みたいなことかと想像している。

  • サニーの聞くマリの声はサニーの幻想だと思ってるけどどうなんだろう。幽霊なあ…もしそうなら救いがあるけど、幽霊はいないんじゃないかな。でも「サニーならできるよ」って励ましたマリは幽霊でも幻想でもなく実際にいたんだと思う。サニーはマリに許されたと都合良く思いたいほど生きたがってて、元通りになれると信じたいほどみんなやマリが好きなんだと思いたい。思いたいよ。

  • マリの自殺の理由がサニーにも共感できるもので、だからこそマリの死に強く引き寄せられてしまうが故に生存本能であるオモリが夢に逃げてて、つまり一つ目の闇のアレは希死念慮の擬人化?で、で、バジルも似た闇を抱えてるがこちらは攻撃欲求とか暴力性で、バジルはそれを抑え込もうとしている一方で似た闇を抱えるサニーに「君も同じものを持ってるよね」って同調を求めていた。最初はそんな想像をしていたなあというメモ。

  • 飛び降りエンドも見た…。ある意味こっちがグッドエンドで、グッドエンドだと思ってたあちらはトゥルーエンドって感じかなあ。何をもってグッドでトゥルーかって感じではあるけど。なんか何も言えなくなっちゃった。


2024/08/06 (二周目引きこもりルート開始)

  • OMORI 二周目を始めた。

    • セーブスロットが少なすぎるんよ…最初からやるしかなかった。でもそれで正解だと思う。

  • OMORI の一つのテーマとして「心から大好きなはずの人を心から嫌ったり憎んだりする瞬間」というのがある気がする。

    • 引きこもってたのもあってみんながその間どうしてたか伝聞でしかわからないんだけど、例えばバジルはポリーが来るまで祖母の世話をしてて、サニーのバイオリン練習がそうだったようにやりたいことできなくて恨んだことも一度はあったと思う。ヒロはケルの無神経な励ましにケルですら結構傷つくかもってなるほどのことを言ったし、オーブリーは仲良かったみんなを突き放した。サニーは言わずもがな。

    • バジルのおばあちゃんの部屋にサボテンあるの気になるんだよな。しぶとくて生命力が強い…訳のせいかもしれないけどしぶといってあまり良い意味じゃないからなあ。それっておばあちゃんのこと言ってる…?ってなった。オモリが花畑でサボテンにだけ言及するのも意味ありげ。当然ながらバジルにもバジルの人生があって、多分バジルが壊れたのはマリの件だけではないんだと思う。いつも朗らかなバジルがサニーについつい溢していた愚痴ってそういうことなんじゃないかな。

    • 「サニー君は優しいからそんなことしない」「後ろの影がやったんでしょ」と、自殺に偽装すれば大丈夫(?)は、よく考えたら繋がらない(写真と同じくサニーがやったと思われたくない、があるとは思うけどだからってこの発想には至らないと思う)。でもこの責任転嫁と偽装すればいけるんじゃないか思考はバジルが祖母に対して考えてたことなんじゃないかって考えると割と辻褄が合う気がする。バジルのこともっと知れるイベントないかな。

    • それでもバジルはおばあちゃんのこと絶対大好きなんだよな。サギソウがそれを示している。だからもしそうだとしたら悲しい。

  • 良くも悪くもだな…と思うのは、サニーとオモリどちらの世界でも両親から責められる場面(トラウマ)がないこと。本当に責められなかっただけか、責められたけどそれよりマリやみんなへの悔いが強いか。悪い方面だと、もう両親との関係のウェイトが軽くて夢にすら出ないとか。メタ的には主題がブレるので描写しなかったとか。

  • サニー割とすぐ怒るし、マリもそういう面あったんじゃないかな。オモリの時、オーブリーからマリって優しくて素敵だよねみたいな質問されたけど、あの会話ではい or いいえ選択させる意味ってそんなないと思ってて、でも弟しか知らない面もあるよなって。みんなで楽しくしてた思い出や、湖に飛び込んで無事だった時の涙は本当のことなんだけど。

    • 夢の世界、感情が見てわかりやすいことと感情を操作する技がある辺り、サニーは感情を出すのが苦手なのもあるけどもしかしたら読み取るのも苦手かもしれない。オーブリーがわかりやすく好意を向けてくれて、オモリの苦手を事細かく知っててみんな気にかけてくれるっていうのは、クリア後だとかなりオーバーな表現のように見えた。というか現実のオーブリー多分サニーに恋愛感情ない?よね? そうでもない? 夢の世界、なかなか信頼できない語り手だな…。

      • あるいは既に別個の存在となったオモリが感情を学びたくてあのシステムを作ったとかでも面白いな。


2024/08/07 (ボスとは何なのか)

  • 夢側のボスって現実にはそれらしいのがいなくて気になってたけど、ハウステンボスがオランダ語で森の家(ボス=Bosch、Bos=森)だったことを思い出し、戦闘後は木に擬態することといい、友達になれそうって感想といい、例の木そのものはお気に入りの木だったはずなので、敵のようでいて親しみもあるというのはそういうことでは。これで仮に大きく丈夫な木とドット同じだったら確実だなあ。どうだろ。

    • 残念ながらドットは違ったのだわ。ボスと大きく丈夫な木と普通の木それぞれ変えてるのか。

    • いや、考え過ぎかも。ホビーズのジェイソンみたいなやつかな? オランダ語圏の人が開発にいるかどうかもわからんし…。にしてはマイルドになり過ぎてるし服も違うし引きこもり前からあったものじゃなさそうで謎。

  • 大きく丈夫な木、奇跡的にぶつからずに一周目クリアしてて攻略見なかったら二周目も存在ずっと知らないままでいたと思う。


2024/08/08 (プレイの一周は本当に一周か?)

  • サイゴノ楽園でずっと鳴り続ける電話、クリア後だと意味深に感じてしまう。

    • この冒険は何度も行われてきた。海底=意識が深くに沈みつつあるという解釈。夢と現実の行き来もあって、プレイの一周一周が本当に通しての一周なのかプレイヤーにはもはやわからない構造。プレイヤーの認識を曖昧にさせてくるの好き。

  • 実は現実もループしてて、病室で目を覚ました後以外は全部夢だったりして。バイトとか…ゲーム表現と言えばそれまでだけど。あと外に出たのが 4 年ぶりだとして夢に反映できる?ってものがちらほらある気が。そういう見方でプレイしても面白そう。

  • 家が売り出されるの聞いてケルが訪ねてくれるようになって止まってた時間が動き出したけど、それってお母さんがお隣さんと交流を保っててケルのことをサニーに伝えてくれたからなんだよな。メインはマリやお友達なんだけど、お母さんの愛情が一歩踏み出すきっかけになってるのが良い。

  • 引きこもりルートだと現実のバジルの苦しみを知らないままなことに気づく。ドア開けた場合、真実やお友達に向き合うのもあるけど、ずっとバジルに苦痛を背負わせていたことを自覚するというのもあるのかな。

  • 写真塗りつぶしたのはサニーだけど多分バジルはそれをやってるところ目撃したんだろうな。どういう経緯だったんだろう。二人で写真見てる絵があったけどその時? マジック持ってきて目の前で大事な思い出をぐしゃぐしゃにされたらショックどころじゃなかっただろうな…。それでそのまま疎遠になった時のバジルの心境、想像するにあまりある。

  • ハンフリーのパズル、オモリ以外だとオモリに話かけられるんだ!? 無言だけど。え、ここだけじゃない? 他にあったっけ?


2024/08/09 (DL 画面、かくれんぼ不参加組、スペボ)

  • 面白枠だと思ってたダウンロード画面はやっぱり異質な気がする。地球やダイヤルアップと戦っておきながら今更奇妙がる不思議。あの場所で何かが消えたことによって 404 エラーが生じている? もしダウンロードしきってたらこの周の冒険はセーブデータごと削除されただろうな。

  • バジルのひまわりはモチーフじゃなくて憧れ。デイジー見かけると思ってたけどモチーフはそちらか。そうなると広場のデイジーが気になる。あの子のこと何もわからない。そういえばサイゴノ楽園にいたっけ…? いなかった気がするので今度しっかり探してみる。いなかったら本当に謎。むしろいて欲しい。

    • かくれんぼに参加してないショーン、レン、ネブ、デイジーが気になる。引っ越してきたばかりのショーンとカレンが夢にいるのは妙だし、見た目の再現度合いが高い割になんかおかしい。ネブとデイジーは現実で対応してるのが誰(何)かよくわからないけど、かくれんぼ不参加組に特別な意味が持たされてる可能性はあるかも。

  • サイゴノ楽園、なんでみんな就職してたんだろう。就職ってなんだ? 自分だけ引きこもってる焦りが加速した? ラストリゾートは最後の手段、ダブルミーニングはありそう。幹線道路と海は浜辺で遊んだ帰りの幸せな記憶が元になってると思うけど、その再現はされてない。幹線道路の先がないのは現実と繋がることを恐れてか、単に寝てたからか。

  • 森、モリ、mori、死。井戸、イド、ido、自我。あまり関係なさそうだけど、制作側でそういう意味もあるなーという視点は持ってそう。

  • オモリとの最終バトル、「あなたは」って言い方してくるのめっちゃ優しい。あの内容で「僕は」だったらプレイヤーの精神だいぶぐちゃぐちゃだったと思う。もちろんサニーにとってあれは「僕は」だったけど。「あなたは」にすることでプレイヤーとサニーの境を溶かす意図もあったかもしれないけど、この場面においてはかなりクッションだった。

    • ここのオモリ、あなたはって言ってあいつらって言ってるの非常に好き。お前はじゃないし彼ら・みんなじゃない。和訳が最高。

  • スペースボーイ船長の「最近は感情の制御がうまくできない」「抑えようとしてもそれもどんどん難しくなってる」って言葉が気になる。サニーの心情ぽいな。でも船長がこの世界において魂持って動いてるので、サニーとの乖離も生じてるのかな。「どれだけ休んでも、心にできた傷は癒えないさ」「いつか乗り越えなくてはな」……絶望と鼓舞。結構序盤でど真ん中のこと言ってた。「ベッドで寝てても~」以降の言葉は船長自身からのアドバイスというかエールに見える。魂がある。

    • 思い出のテープを捨てたけど戻ってきたという点は、写真を黒塗りしたけど綺麗になって戻ってきたことを思わせる。

    • 感情バトル、そもそもの発端は激昂してバイオリン壊したことにあると考えると、自分の感情を制御したい・制御できていれば…という願望が現れてる気がする。


2024/08/10 (鮫羽田社長、サニーの劣等感、オモリの姿)

  • 鮫羽田社長ってなんなんだろう。ヒロを自分の息子のように思ってる。お前のような息子はいない…もそうだけど、実はお父さんとはマリの件以前からあまり折り合い良くなかったんじゃないかとかそんな深読みをしてしまう。深層心理に近い場所なことも気になる。

  • オモリとの最終戦で言われる言葉を思い返すに、サニーの頭にあったのはマリの件だけじゃないというのがつらい。最終日にヒロがぱぱっと朝ごはん作って残ってた皿全部綺麗にして、サニーが食べなかったのは食べ残ししかないし起き抜けでお腹空いてないからだと思ったけど、ひょっとしたら朝から劣等感感じる羽目になってきつかったのかもしれない。

  • マリのことは故意でなくても、みんなからもらったバイオリンを壊したのは衝動的だったとしてもサニーの意思。もし自分がケルたちの立場だったら一生そのことには気づきたくないな。

  • オモリの姿は強くて守れるけど邪悪ですみたいに言われたことの意味は、一番幸せでみんなから愛されみんなを好きでいられた時期かつ、それを壊した時期の姿だってことなのかな。


2024/08/12 (ノーパソ、お母さんと家事、迷いの森、避けるオモリ)

  • イセカイの納屋、今見ても謎。納屋がバジルの家だった時もあったのかな。あちこちに牧草あるけど馬はいない。車があるなら移動手段ではないのか。写真立ての先はともかくこの写真自体はそれほど特別なものに見えない。でかい写真立ての唐突さはゆめにっきよりは寧ろ派生みがある。

  • 現実は古いパソコンなのにホワスぺにあるのはノーパソ。お父さんがノーパソ買った時古いのをもらったみたいな話があった記憶。ノーパソで温かみを感じてる様は両親(というか父)からの愛情に飢えているようにも見える。夢パートにそれらしい存在がない(ヘビはお母さんなのかどうか)のは、言い換えると親への気持ちがないってこと? 最初の頃はいたけど今となっては消えてしまったのだとしたら悲しい。

  • 「あの時全部見たんだ」「ここに立った時」「君も見た?」諸々終わった後だろうけどあの時とは。ここってどこだ、あの木が見える場所…ツリーハウス? 見えたものは二人それぞれの「なにか」だよね。サニーも事件直後は日常に戻ろうと試みたことがうかがえる。

  • サニーがお母さんと今はどう接してたかわからないけど、「自分の面倒くらい見れるよね?」「子供じゃないもんね」は今見るとやっぱりきつい。ネグレクトまたは荒療治的に一人にさせた解釈もできるけどお母さんがサニーを放置するとはあんまり思えないので、サニーが傍から見て大丈夫に見えていたんだろうと思うともうつらい。鏡見たって普通の顔だもんな。

  • クローゼット周りだけホコリ多めに溜まってるの細かくて良いね。引きこもりルートでも無気力に過ごしてるわけではないのは、今までの 4 年間もそうだったのかな。お母さんが一人にさせても良さそうと思ったのは無理ないかも…。何かある度に台所だけ間取りや床板が違うの気になる。この床板は平常時の隣の部屋からも少し見える。謎。開いた箱に台詞あるの初めて知った。メトロノームは三拍子。

  • サニーは寝た後すぐにオモリと切り替わるわけではない。どれくらいの時間か、一人で後悔と慙愧に膝を抱える時間があり、ふと恐怖から目を逸らしてそれらの感情を閉じるタイミングが訪れてオモリに交代する。つら。

  • 砂遊び、毎回ケルがとんでもないもの作るのは現実でも得意だったのかな。絵は下手だったけど。現実のミンシーへの言葉を見るに、芸術系への興味はありそう。

  • 駅とバジルの家付近の曲って同じなのか。このゲーム、アレンジで印象まったく変わる曲ばかりで面白いよなあ。

  • 迷いの森。セーブで確認できる場所名はサイゴノ楽園、ミスかなあ。あしながおじさん、進学のための主に金銭的援助を行なう人、曲解すれば離婚した父親か…? どうも夢の世界での両親の現れ方を考えてしまう。

    • 自白するなら私にじゃないねってかなり核心を突いた言葉だな。似た少年が戻ってこなかったというのがサニーだったら夢見人というはず? バジルにとってのオモリ的存在か、過去いたかもしれない別のオモリとか。

    • あなたの真実は道を示してくれた、で会話終了するのはこれは単に森を抜けるヒントなだけ? ヒントだけならいつまで持つだろうとか言う必要ないよね。

    • 他の世界=ブラスぺかな。新しい味方はケルたち? ブラスペオトナリルームでバジルがみんなに攻撃されたようなことが起きたわけでも、過去のみんなが今オモリと一緒にいるみんなと違ったわけでもなく、同じみんなだからこそ無知になれなかったサニーには耐えられなかったんだろう。自分が壊した幸せがちくちく刺してくる感じ。

  • キングクローラー戦の前、後ろにオーブリーいるのにオモリは避けるのか…。順番変えてもわざわざ戻ってまでこの演出。意味ありげ。避けなくてもオモリには当たらない位置なのがまた…。選択肢があったら避ける or 何もしないだろうね。

    • オモリ戦での「あなたは人のために動いたことなんてない」を体現してるようにも見える。サニーだったらオーブリーの盾になっただろうか。


2024/08/13 (お母さん、人の話を聞けばよかった迷路)

  • 昨日とか何日か前に書いたことはサニーがお母さんには愛されてる前提だったけど、放置されてると見た方が自然かもと思い直しつつある。迎えに来た時に車から出もしないし、病室で目覚めた時に側にいない。どっちもゲームの流れ上いない方がスムーズだけどどうなんだろ。ステーキを残してく程度には直近出発しただろうに、ステーキがあると口頭で伝えるほどの親しさはない?のも気になる。でも留守電やメモは気さく。操作指示と考えれば流れ上は自然なので大きな意味はないのかな。

    • わからんけど、でももしそうならマリだけじゃなく両親も失ったってことになる。バジルにまで気が回らないのも無理ない。今パートはお母さんの様子にも注目していきたい。

  • 無関係の通りすがりからの言葉の方が意外と響いたりするのは実体験としてあるので、愛され者ほどでなくともお見舞いが届いたのはサニーの救いになってるといいなと思う。

  • ド田舎おじさんに初めて会う。なんなのだこのおじさんは…今まで考えてきたことがなんかやっぱ違うかもって気になってくる。彼女って誰だ。

  • 人の話を聞けばよかった迷路のゴールに縄跳びあるの、なんだかすごく嫌な感じだね。YOU DID IT! かあ…。やったね!じゃないのよ。クリア後ならその意味がわかる。

    • 明るい表現の中でも世界がチクチク刺してくる感じは好きだな。好きだけども。


2024/08/14 (ゲームそのもの、鏡、食器洗い、サイゴノ楽園)

  • OMORI は普通にゲーム進めれば何が原因で何が起きたかわかるけど、わからないことは残るの面白い。起きたことはシンプル(語弊)だけど夢への現れや意識、感情、想像は複雑。世界観とかシステムでゆめにっきとの共通点が語られるけど、一番の共通点はここかもな。ゆめにっきは現実パートがよりシンプルで、プレイヤーにできることはないけど…。

    • ゲーム内ドキュメントで理解を補完する必要がある点は FF8 を思い出す。さらっと重要なことを言う NPC がいたり前の町に戻ったら非必須ながら見た方がいいイベントがあったり、プレイヤーがゲームの流れとは関係なく勝手に理解度を深めていくような。自由度ってこういうことかも。

      • そういえばパオプの実を意識したコメントやグラディオさん。OMOCAT 氏はスクエニ好きそう。

    • ミスリードも含まれてる感じするので夢にしろ現実にしろそのまま受け取るのは難しい。

  • 夢パートの鏡、遠近法でオモリがみんなより高く見えるんだと思ってたけど、現実の 16 …17 歳?のサニーの身長で映ってしまってるんじゃないかな。だから子供の頃のみんなよりは高い。あるいは本当にただの遠近法なんだけど今のサニーの身長で映って見える。何も不思議なことはなくそう見えただけ。そんな些細なことでも心がささくれてその瞬間に鏡が歪む。走って逃げても徒歩で現実が追い付いてくるみたい。

  • スイートハートとスペースボーイには複数人投影されている気がする。複数人だし、その人たちの全てではなく一部分。スイハはオーブリーとマリ、スペボはヒロとサニー、二人の別離は両親のこととか。他の人たちも混ざってそう。

    • だから NPC として存在が大きい。大きくなりすぎたとオモリは思ってるかもしれない。大きい分、いろいろな破綻を引き受けてくれてちょうどいいとも思ってそう。くっついたと思ったら別れてても不思議がない。破天荒な行動をしててもまあスイハだし…で済む。

  • 同じく大きい NPC 海の魔女。彼女たちのことはまだよくわからない。どう解釈して良いやら。最も古いものであるハンフリーの中にいるなら、彼女たちも古いのか。出来損ない(スイハにとって)のスイハを作る人たち…。

  • 電話に出ないサニーを心配しているし、ケルに会いたくないならそれでもいいとサニーの行動に任せるような感じもあるし、放置されているということはなさそう。ママ大好きカップはお母さんが買ってそう。寧ろお母さんがサニーが離れるのを恐れてるような感じだ。

  • 食器洗いの家事。箸がある。何かパーティーぽいラインナップ。多分夏だしサニー誕生日祝い後だったりして。それを置きっぱにするお母さんすご。お祝いならその時もステーキだっただろうけど、もしかしたら部屋から出てこなくて食べなかった? ありそう。夕方の自宅、玄関の首振りイベントが Z 押した時だけになってるので、マップチップ変更じゃなくて別マップぽいね。落ちたのは家族写真。

  • 一人になった遊び場でパズルだけ何も言及しなくなるの気になる。パズルはサニーのおもちゃなんじゃないか。現実でもよく落ちてるけど。もしネブがサニーならデイジーはバジルかなってちょっと思ってる。これはなさそう。

  • サイゴノ楽園、デイジーいたわ。絵描いてた。なんかツリーハウス作るときバジルもやってたな。というか楽園の女子トイレ何…? 気づかなかった。デイジー画らしき花と写真…植物も。壁紙、あの階段のだと思ったけどバジルの家だ。部屋に同じ植物がある。なんでこんな思わせぶりなことするん。ここまでやってたらもう確定では…?

    • 確認したらケルの家もパン屋の家も同じ壁紙だったよ。考えすぎなだけだった。良い壁紙といえばこれってことかな。写真だけは本当にわけわからんけど、可愛いインテリアってこと?

    • 確認がてらバジル戦。提案もだけど吊るしたのもバジルみたいなのでそれで一人で逃げられたら怒りたくもなる…。サニーはそれこそ「あなたは何もしない」で放心していた。自分だったらそれ自体を裏切りと受け取るなあ。君のためにやったのに!って言わないだけバジルは偉いよ。褒められたことではないけど。それはそれとして一人残されるって状況自体がトラウマなようだった。マリの件と関係なく、仕事で親がいないことが影響してそう。

  • こっちのルートだと楽園まではケルが同行するんだ。ケルとブランコ乗れるかと思ったら一人だった。鏡はなくなってた。というか滑り台よ。イベント設定されてないだけだろうけど、このケルに中身はなくてサイゴノ楽園へ案内する役割しか与えられていないとしたらって考えると怖いね。

  • 最初はピカピカのナイフなのに今は鈍いナイフ。同じナイフだと思うんだよな。やっぱりプレイヤーにとっては通しの一周だけどオモリはこの一周で何度も繰り返してるってこと?

  • お父さん縦縞シャツで金の腕時計してるな…。社長=お父さんありそう? ただ利き手が違うし時計のデザインも違うのでミスリード感が否めない。写真は穏やかそうだけどリモコンなくてキレるらしい。そういうとこサニーに遺伝してそうね…。

    • サニーまだ高校生程度なのになんで就職とかギャンブルとか夢に出てくるんだと思うと、そこは両親の話なのかなーと思うなど。どうだろうね、人から聞いた話くらいじゃこうも鮮明には表現されないと思うけど。旅行に連れて行かれることもあったぽいのでホテル併設なところを見るに旅行先の記憶も含まれてるように見える。

  • スペースボーイ船長とか彼氏とか色々変わったけど原作の表紙はスペースボーイフレンドなのか…フレンド…。


2024/08/15 (トゥルーエンドの話、自宅の階段、ワルツ)

  • 普段は嫌いなところがあるとこのキャラ嫌いだなとなるけど、OMORI は「お前のことは好きだけどそういうとこは本当良くないよ…」としかならなくて絶妙だな。だからじゃないけど案外 5 人の仲は元に戻れるというか、変わらないでいられるかもしれない。楽観的な見方ではあるけど。

    • エンディングの絵は、あれ以降切り株にみんなでお参りお供えする日があったということだし、それなら大丈夫のはず。多分みんなはサニーとバジルのことを許さなかったしこの先許すことはないと思うけど、許す許さないじゃないと思う。マリがサニーを大事に思ってたことはみんなが知ってて、自白の瞬間はどうあれサニーの心境にも思い至れる人たちだと思うので、サニーがどこまで正直な気持ちを話せるかにも寄るけど、なんとなく絶交の選択肢はない感じする。

    • バジルは許されることに重きをおいていたけど、許しそのものより許されなきゃみんなといられないと思ってたから拘泥してたんじゃないかな。サニー、お母さんについて行かないでバジルの家に住んだらいいよ。ポリーも面倒見る理由がなくなってしまったし…。

  • 今のケルは世間話が得意だし好きそうだけど昔は違ったのか。オーブリーもヒロも少しずつ変わったけどケルの成長ぶりは目覚ましいものがある。

  • 「金」の腕時計と金の腕時計、グラ違うんだね。ピクチャもドットも丁寧で見習いたい。そうなんだよな、丁寧。だから結構あらゆるものに意味があるように見てしまいがち。

  • 一周目は道路側のことすっかり忘れててマスタード喫茶も牧場も行ってなかった!

    • 道路の穴、何かあるのかね。世界壊れだしてる?

    • ジムは北海道人か、ここまで独自方言オンパレードで話すことないけど間違ったとこもない印象。和訳しっかりしてるなあ。なまらとか言わないところに好感。同じ納屋なだけで何もないと思うけど、この牧場の納屋は風見鳥がある。イセカイのにはなかった。ないことが重要?

  • 一周目クリア時のレベルもプレイ時間もついに超えだした。

  • オモリの不思議な冒険、良い。ナイフとフライパン持ってナス抱いて、ボールがパンに見えだしたらもう料理漫画に見えて笑う。そんな平和的な OMORI くれ。

  • スイハを悪そのものというオーブリーと、誰かが止めなきゃだよな…と何か思うところありげな顔で言うヒロ。

  • マリに見える髪は階段の下だけでなくベランダに現れることもある。ともすると階段で何か起きた=自殺ではないと悟られる恐れもあるが、階段はトラウマの場として散々登場しており何かがあっても既に自然になってて、そんなに疑われにくい。サニーベッドに垂れ下がる髪といい、あちこちマリらしきものがいても不思議じゃなくしてる。それでも一番何かが起きたのはベランダの先っぽいな、行けないし、やっぱマリは……ってプレイヤーは考える。シナリオがうますぎる。高所恐怖症から始まるというのも良くて、階段って舞台に疑問がない。かなり緻密に練られてるなあ。すごい。

  • 自然といえば、ワルツがどうとか言われてもタイトル画面の曲がワルツとはすぐ気づきにくくて、プレイヤーが心当たりない状態で進めてたところで「この曲か!知ってた!」ってさせるのが最高に良い。知ってる曲だったとすることでプレイヤーとサニーの境がここでもなくなる。そしてその曲を知った上で聴くともう三拍子で耳に入ってくる。本当にうまい。


2024/08/16 (サニーの想像力、ブラスペ、引きこもりルートエンド)

  • バジルの似顔絵、何…?誰…?は記憶が消える前から何誰なの好き。変わったのは自分たちの認識だけ、同じものなのに見え方ががらっと変わってしまうっていうの、いいよね。もしバジルの写った写真一枚でもあったらみんな思い出せただろうか。

  • モリーの爆弾についてケルが「家族なんだし本当に爆発しないだろ〜」みたいなこと言うの、うってなるね…。OMORI はこういうさらっと核心を突くことをしてくる。

  • ハンフリー後の渦の先の声、誰だろ。貴方って言ってくる。知らない人っぽいか? オモリ自身ひょっとしたら意識していない旅の繰り返しをこの声はわかっている。

  • サニーの想像力は彼にとって盾にも武器にもなったけど、想像力があったせいで皮肉にも長く引きこもれてしまった。作中誰かその力は諸刃の剣みたいに言っていた気がするけどそれはそういうことだろうな。もしサニーが全く想像力のない人であればヘッドスペースは脆かったし、もう少し早く何らかの解決がされていたかもしれない。その解決がどんなものかはさておいて。

    • 「夢見人の最大の敵は、彼自身の力だったのだ。」か。あしながおじさんの言葉は↑とはちょっと文脈違うけど。

  • スイハの水着写真、よく見たら背景偽物の空だ。そっか…。

  • 小麦粉に落ちて目が点になるオモリたち可愛いね。小麦粉にローソクは怖い。引きこもりサニーが現実で双子のことを知ってるかどうか。例えば交流のない同級生…他学年でもパン屋に双子がいるぐらいは知り得るか?

  • サニーは現実での自傷行為は一切してないと思うけど、その代わりにかつてブラスぺを覆い隠すものがなかった頃はここで凄惨な後悔が行われてたのかなとは思ってる。

  • マトリョオモリ可愛くて好き。ラクガキの世界、何もない黒い 2 マス、設置ミスかな。家の世界の影はマリにしては髪が短い、お母さん? サニー愛してるよの世界で飛び込んだ先初めて見た。地獄だ。でも地獄よりバグったイセカイの方が来た。マップチップの設定が異常になってる演出好き。浜辺の世界、数え間違えてなければ写真は 12 枚。青い少女初見、クリス? もしかしたら引きこもりルートだけ登場ぽいけど現実で昔クリスに嫌なイメージあって、4 年経ってそのイメージが払拭されたとか。雨の世界、曲は森だけどすべて枯れてる、縄跳び、脳だけになったマリ、一輪のデイジー。残されたものを傍に置きたいだけだった、というのは例の提案によってせめてサニーだけでもということか。ベッドの世界、引きこもり、鳴り続ける電話、三拍子のメトロノーム。オトナリルーム、ブランコ乗るとバジル足ぶらぶらして笑ってくれる、曲とマップがおかしくなってく演出好き、なんつって可愛い。お友達にやらせるのかなりえぐいけど、オモリがコントロールしてるとしたらサニーの利己性とか現れてそうでやだね。

    • 浜辺の世界で赤い光のドアが出る。そこで一旦知るべきことは知ったというか説明がされたってことなのかな。写真を黒塗りして、それ以降は引きこもったのであとは同じことの繰り返しというか、記憶と感情の整理しかないみたいな。

    • ベッドの世界、日数?を数えてるところは初期ノーパソの日記を思い出す。今思うとあの「うまくいった」は綻びが出なかったということだろうか。というか待った、なんで引っ越しの連絡が電話なんだ。てっきりお母さんがいないの引っ越し準備期間中だけと思ってたけどまさか…。

      • MOTHER の電話だしオマージュってだけかな。

  • 赤い光のドアの先、雪の世界、背景はバジルの「なにか」と髪らしきもの。

    • 凍ったステーキ食べて、一口でナイフとフォーク置いてるところ可愛すぎない? 音だけで可愛い。

  • 知らない人の言葉を信じるならサニーとバジルの間に一切の隠し事はなかった。サニーも話すことがあったのかどうか。プラスにしろマイナスにしろ、少なくとも二人で共有してたこと以上のことをマリやケルたちは知らなかったんじゃないかな。

  • ブラスぺのバジルはみんなオモリが(助けに)来てくれるのを待ってたけど、知らない人の言葉からして閉じ込めたのはオモリ。閉じ込めただけにしてたバジルが余計なことを言う前にとどめを刺しに来たようにも、彼らが狂ってしまう前に消してあげているようにも見える。消せるなら閉じ込めるなどせず最初から消してる筈。消さずに済むならそうしたい、が垣間見える。時間を置いたらバジルが忘れてくれることを願ったのかもしれない。

    • でもヘッドスペースで消えると別の場所(多分ブラスペ)で生まれ変わるって言ってたっけ。じゃあ消しはしてたか…。

  • サニーがいない間のバジルにまで考えが及んでいたらサニーはもっと早く外に出ていた気がする。知らない人はサニーやオモリが知る由もないことを知っている。知らない人=バジルにとってのオモリ的存在で、知らない人とオモリは互いの夢を行き来している? それか二人の間に秘密がなさすぎてバジルの夢見人すら想像できた? 知らない人は寧ろ現実のバジルという感じがするな。オモリのことは嫌ってそうなところも。

  • 引きこもりルート、真相を知るルートよりサニーの心情を知れる感じするからこの順番で正解だった。ちゃんと自己嫌悪はしてたけどそれからも目を背けてた。まだ夢の中なのに引きずり出されてサニーとして対峙する羽目になるの良い。それでも外に出るまでには至らない。決断をするには遅すぎた。

  • みんな眠ってるオトナリルーム…オヤスミルーム? 音楽のワルツに切り替わる瞬間が良い。このルートではもうこの曲が真実を想起させる時も救う時も来ない。電球は透明でバジルを思わせる双葉?

  • もうこうなると死んでないってだけでサニーはもう生きる気ないんだな…。家事もしっかりしたけど生活することが必ずしも前向きな行動でなかったというのは、変な話だけど新鮮に感じた。そしてそれが終わったと思ったらまだ夕方なのに夢の世界を求めてる。かろうじて残ってた苦しむサニーはもう疲れたとばかりに消えてしまった。

    • 引きこもりルートだと現実で大事なものが何もないんだよね。まあおやつもないけどおもちゃは言ったらいつでも捨てられるし、なんかつらい。でも片付け見てたら夢の世界はこれまで生きてきたことすべてが詰まってたんだと思うと、言いようのない気持ちになる。今ポケットの中にないだけで大事なものはたくさんあった。

  • 引きこもりルートだと何が起こったかわからずじまいだけど、このルートの引っ越しエンドでも起きることは起きてしまったんだね…。記憶消して引きこもりルートだけの感想も抱いてみたいものよ。


2024/08/17 (???、SMD、罪を認める話ではない、スキル)

  • 気づいたらカンストしてた。

  • バジル戻ってきた。いつも一緒にいてくれてありがとうって言うバジル。過去のバジルだからそう言うのか言わせてるのか。

  • オモリの攻撃、ナイフのエッジが赤くなってる? 前から? 錆びたナイフ…。

  • ???は最初からあの姿で夢の世界に生まれたんじゃなく、元はすべてバジルだったもののなれの果てなのかな。たまに背景にいた細胞みたいなものは特に意味のない気持ち悪い何かだと思ってたけど、あれらみんなサニー君ごめんなさいって言ってるのかと思うとおぞましく悲しい。

    • サニー君って言ってるから夢のバジルじゃない。何に対しての謝罪かいまだにわからない。寧ろサニーが謝らないといけないと思うけど。君の望むバジルとして生まれて来れなくてごめんとか想像してしまう。

  • SMD を倒した。それをヒロに言わせるか…。待ってる友達を思い出して帰る決心したスペボ。それ見てオモリは何か思うことあったんだろうか。自己投影してもう訪れない if を想ったのかな。もしサニーが現実のヒロが自暴自棄になってるの知ってたら、スペボに投影して「頼む立ち直っててくれ」って自分の気持ちが少しでも軽くなる妄想をしていた解釈もできなくはない。お母さんづてで聞き知ってはいる気がする。

    • いやでも言えるわけがないか。君のせいでお隣のヒロくんも引きこもっちゃったわよなんて…。

  • バジルが雪を見ると悲しくなるとか言うからドキドキした。消されたらどうするって思ったけどもういいのかな。

  • OMORI は罪を認めて向き合えという話ではないんだよな。もしそういう話だったら引きこもりルートはこんなに充実してない。多分警察とか入って両親に明らかになったタイミングでサニーは自分が何をしたか理解していたと思う。マリを殺したことそのものというより、何のせいでそうなったのか(衝動的とはいえ自身の怒り、そもそもの不満を相談できなかったことなど)とか、罪悪感を抱いておきながら友達には知られたくなくて隠し続けている事実とか、発端は事故でも今の状況を作り出しているのは明らかに自分の故意だってことに正面から向き合えるかどうかがカギだったと思ってる。

    • あと自分にはマリの死を悼む資格がないと思ってそう。マリからの許しを請うているのは罪ではなくそちらに対してなんだと思う。その苦しみはバジルもずっと味わってたのかな。

  • 図書館で新たなスキル。レベルアップで得たものも含めオモリのスキルは穏やかさ優しさとはかけ離れてるけど、オモリ最終戦でオモリが言ってた言葉が自分自身にふさわしい言葉だと思ってる自虐からなのか、実際のサニーにこういう面があるからなのか。

    • エネミーのすべて!を見るに口の悪いところは出てるけど子供の口の悪さの範疇に見える。あるいは恐怖症と戦って得たように、他のスキルもすべて恐怖の対象だったとか? 刺すとかスライサーはナイフからの連想としてそれ以外…学校生活楽しくなかったのかな。

      • ちょっとありそう。人付き合いは不得手そうだし、一人が苦手というのも言葉通りの意味ではなくみんながいないとだめだったのかも。それがいつまで自分の世話をさせるつもりなんだに繋がってたりする? バジルの写真見てもサニーが何もできないようには見えないもんな、家事は時間かかるけどちゃんとできてるし。本当にどうしようもない人間だったらみんなサニーのことこんなに好きじゃなかったはず。思い出は本物だからちゃんと愛されてたよな。多少あわよくば楽したいタイプではあるけど。


2024/08/18 (NPC への投影はなく彼らも友達である)

  • スイハがドーナツなことに作中で特に言及されないのはトポロジー的には間違いないからなんだろうか。サニー、数学得意みたいな話どっかにあったような。ハンフリーの中も理系だし。

  • ずっとスペボやスイハにはヒロやマリのような現実が投影されてるんじゃって見方でいたけど、そうじゃない気がしてきた。どちらも投影されてるとしたらサニーだけじゃないか? もしヒロやマリが投影されたキャラがいるならバジルのそれがいないのは不自然。それなら全部サニーって考えた方がありそう。

  • 違うか、そもそも誰も投影されてなんかないかも。片付け家事を見るにスペボもスイハもサニーが好きだったものが夢に現れてるだけ。どちらもヘッドスペースで独立した一キャラクターとして存在している。キャラクターというか彼らも友達か。ピクニック仲間と同じお友達の一人。想像力のあったサニーにとってお友達が人間である必要はないもんな。

    • 現実の状況とリンクすることがあるのはただの偶然で、でもその偶然はサニーが見て耐えられないものだった。偶然…偶然かな、深層心理からのチクチクかも。偶然を装った暗闇。あしながおじさんの言う「暗闇は夢見人の新しい味方とともに、夢見人の頭の中を引っ搔いて、すり減らした。」は、オモリ(≒真相をまだ知らないプレイヤー)が見ればなんともないがサニー(≒真相を知ったプレイヤー)が見れば示唆を受け取ってしまう。今思ったけど周回プレイヤーはもうオモリとしてオモリを操作できないのか。


2024/08/19 (ナラク、アビー、飛び降りエンドについて)

  • ナラク。チョウチンアンコウもエネミーだった。でも他と違って喋らない。こいつだけナラクに元々いた生き物ってことかな。エネミーのすべて!に出てこない。多分魂がないから、生き物じゃない。魂がないから経験値もアサリも持たないのかも。

    • 逆に言うとダウンロード画面には魂がある…のか…?

  • アビーは許すか許さないか選べる。許さなかった時にもらえるのはもう片方の目。そして許した方が夢の中で強くなれてしまう、夢の中を楽に楽しく遊べてしまう。意味深。夢でバジルを助けることがルートによって違ったけど、それと同じ選択が行われたような気がする。

    • 何も会話なく戦闘入って負けたら「降参する」と言ってくる。雰囲気、こちらが仕掛けたのではなくアビーが自覚的に戦いを挑んできた感じ。他のエネミーと違って好戦的とかどさくさとかではなくオモリに勝とうと思って挑んできたような。追放されたことを怒ってて勝ったら戻れると思ったのかな。

    • タコだとしたら足が一本足りない? ブラスペオトナリルームにも一応生えてたけどあれは違うよなあ。関係ないのかな。ピクニック仲間含めたお友達の数ってわけでもないし、みんなに武器と装飾品ひとつずつなら 8 でいいはず。実際 8 つあるし。7 というと七つの大罪とか連想しちゃう。

    • 一連の会話にお友達は何も挟まない。びくびくしてて何も言えないのか。ダウンロード画面にすらコメントがあったことを思うとかなり異質。そういえば肉食キングは逃げちゃったけどなんかあったのかな、次パートはレベル上げ不要だし今パートで倒すんだった。

  • アビー部屋進んだ先のブラスペ、風見鳥。誰かをにいさんと言う謎の塊。弟の誤植ではとの指摘を見かけたけど今更こんな誤植するかなあ…。明るさ補正してみたけどよくわからない。髪の毛、血管、鎖みたいなものが見え、塊の前にいる誰かは完全に黒。海は空の反射に見えるけど、どうにかしたら絵が浮かび上がりそう。

  • 飛び降りエンドのことを考えていた。やっぱりあれがグッドやトゥルーのようには思いたくない。誰にとってもグッドじゃないし。だってあれだけバックステージでみんなからエールをもらって、あのみんなはサニーの幻想だったかもしれないけどサニーが欲しい言葉ではあったはずで、だったら諦めるのが彼の望んだ選択だったとは思えない。


2024/08/20 (OMORI の作り、ブラスペ拡大、グッドエンドの曲)

  • Fangamer からブラスペのシャツとコンサートパンフ届いた! う、嬉しい〜! シールとカードのおまけついてる〜!! ニックネームをたまちとオモリをもじって TAMORI にしたものだから「TAMORI は屈しなかった。」ってなってる〜!! ごめんよタモさん!!!(?)

    • コンサートのイラスト、ヒロがトライアングルなのであまり演奏に集中しすぎずマリを見てられる楽器担当なの、最高に好き。

  • 引きこもりルートに長くいすぎたせいか、サニールートというか現実パートを忘れかけていることに気づく。

    • 最初にケルの誘いを断っても寝ない限りは何度もチャレンジできるから、普通にプレイしたらサニールートに進んで真相を知るように作ってある。そしたら二周目は開けなかった場合をプレイしようとなりつつも、多くのプレイヤーは引きこもりルートの充実具合に没頭し、現実パートであったやり取りなどを忘れていく……みたいな構図。本当によくできたゲームだわ。忘れるのは私だけかもだけど。

  • あしながおじさんの一連の話を思い出すに、サニーの絶望は減らないのでブラスペはこの先もっと拡張され続ける。引きこもりルートでブラスペ2に行けるのは多分そういうことだよね…気合い入れて行きたいのでまだ見てないけど。2は新しくできたというより、元々あったものが表出した感じだろうか。引っ越そうが刺そうが飛び降りようがブラスペは広がって、いずれ夢の世界全体を破壊する。その時の壊れ方はサニーの想像力を考えたら相当えぐいと思う。

    • それでいくと引っ越しはまだマシな方で、死んだ場合は↑みたいな崩壊必至の出口のない(もう起きてリセットもできない)世界に閉じ込められたとも見れて、それってこの上なく地獄では……とも思ったりした。サニーがずっとオモリでいられるならいいけど。でもよく考えたらそれも別の苦しみに思えてくる。屈することがないから。

  • アビーの足が 7 本なので七つの大罪だったりしてーなんて昨日書いたけど、スペボ=怠惰、スイハ=傲慢、社長=強欲、ハンフリー=暴食、海魔女=色欲、嫉妬=アビーとしたらおお!?と一瞬なったものの、憤怒…?ってなって解散した。

  • グッドエンドは何かが終わったというより進み始めたというものなので、特別な歌声のあるものではなくゲーム内ミュージックの延長のような曲(リピートするし)になっているのは、これ以外はないよなって今は思う。車の中で外を眺めてるサニーという一人称視点と、バッドの落ちゆくサニーを見る三人称視点との違いも、サニーが自覚的に前に進もうとしていることを示唆してるように見える。

    • 歌詞の感じ、まあ…るんるんな状態ではないんだけどサニーは「それでも関係ない、僕は頑張ってみるよ、みんなが背中を押してくれたし」って思えてそうなので、それだけで胸がいっぱいになるよね…。


2024/08/21 (オレンジオアシスは死後のイメージ、ド田舎おじさん)

  • オレンジオアシス。トースト=死んだ状態、死んだものを甦らせる双子、電車の描写。死後の世界をイメージした場所かな。お年寄りが多い、恐竜という既に滅びた存在、過去の遺産(異国のアーティファクトって言ってるけど何だろうねこれ)を展示したような場所。

    • あるいは本当に死後の世界だったりする? 一歩手前というか、死とヘッドスペースとの境…混ざり合った場所。

    • スペボ、この電車乗ってたらしいけどその時はなんでもなかったんだろうか。そういえばスイハも乗ってる。ちょっと気になる。

  • 「人によって違く見えるんやけど……今回はだいぶカラフルで可愛らしい場所になったやと思うで。しかもめっちゃ広い!少年、想像力豊かやな~」からして、サニーは死後の世界は明るくて暗さのないところだと思ってる。そうでないと困るよね、マリのいるとこだし。

    • そうなるとオレンジジュース湖の近くにいるのは、美味しい飲み物が近くにあってさいこ〜と思うし、マリのトラウマである湖が近いの可哀想じゃないかとも思う。どっちにしろここはマリが食卓には常にフルーツを置くべきと言ってたことが反映されてる。マリ、甘いもの好きだろうし好きなものを散りばめた感じ。双子はマリが生き返ってくれたらいいのにって願望かな。

    • オレンジだからケル味が強いんだけど関係なさそう。「人によって違く見えるんやけど」は死後をイメージした場所には砂漠という確固たるベースがあって、それに沿ったワールド生成がされたみたいな。だから砂が先にあって、黒糖…と連想してる。黒糖が一面に広がってオレンジ。「紫を入れる余裕がなくなった」とかサニーは思ったかも。

      • ゆめにっきの荒野やバラックをこの解釈で見ると面白い。窓付きがイメージした場合の死後の世界。荒涼として寂しいけど暖かみもある。他の派生の砂漠系マップもそう見たら面白いね。

  • ド田舎おじさん、サニーの作った世界以外があるのを知ってるし見たこともあるんだよな。若い頃から旅しててその果てに死を連想させる場所に来て、砂になる。砂はトーストと違って不可逆の死っぽい。

    • 「わしらはな」って何でも知ってる自分の属性を自覚してる。枝サンゴやあしながおじさんと同じ属性。ド田舎おじさんの 33,000 才、あしながおじさんて名前と「子供たち」、枝サンゴは口調からして大人だしサンゴ自体大きいものは長生き。共通するのは道を示してくれて面倒見の良い性格を持つ大人だということ。ヘッドスペースができる前から生きてそうってのも共通点か。

      • 出典がよくわからんというのもある。出典不明は大事な気がしてる。でもそうか、枝サンゴは例の大きな木か。海中に木があったら流石におかしいってなるから。

      • あしながおじさん自分語りしがちだな!

  • 知らない人、英語だと STRANGER なんだけどこれは「だれか」って訳の方がいいなあ。「なにか」と対応してるしサニー(オモリ)がどうにか忘れようと足掻いてる感じがする。でも「なにか」と対応させると「だれか」も恐怖の対象かってなるから、知らない人でいいのかも。恐怖でもトラウマでも多分ない。


2024/08/22 (外に出るかの選択、現実への疑念、バジル考察)

  • 普通にプレイしたらサニールート -> 引きこもりルートでよくできてるなあと言ったけど、あと 3 日でケルの呼び出し受けて次の日は出ないってのもできるのか。寧ろ引きこもりルートへの誘惑の方が多いな…? この頃には現実が気にかかり過ぎて外に出ない選択肢はプレイヤーにはないと思うけど、でもサニーにはある。というのが怖い。

    • そのルートのサニーの心境ってまじでどういうこと? 頑張って出てみたけど無理だったが自然だけど、オーブリーがバジルをいじめてるの見て、オーブリーを怪我させるわバジルも様子が良くないわの状況でそうするって、なんか…なんだろ…すごくない……? あまりにも友達より自分が大事すぎない?

      • 例えばやっぱり夢の中の方が幸せだと思ったとか、夢の方が自分にとって現実だと思ったとか、変わり過ぎた友達に失望(この場合お前がするかよなんだけど)したとか、そういう見方もできてしまう。想像してたより現実がゴミ過ぎてこんなんだったらいらないやみたいな。ゴミ…リサイクル…リサイクルか…。

    • 夢パート見た後の現実パートの落差って、夜の自宅はともかくケルの呼び出しでドア開けた時は「おお、現実も明るくて綺麗で楽しそうじゃん!」って思ったんだけど、引きこもりルートやってると本当にそうなのかなって邪推してしまう。言っちゃったら現実もサニーに「良すぎる」んだよなあ…。簡単に社会復帰できそうだったり、尊敬されたり、みんなから愛されたり。あまり考えたくないけど。彼は「何もない」ができちゃう人なのでね…。

      • というのもそうだし、現実パートで過去の思い出やうさちゃんの幻覚を見てたのも気になってて、あれらってちゃんと動いててしかも話しかけるとサニーの方を向くんだよね。サニーを認識した幻覚ってことは、サニーへの何かしらの働きかけをするってことじゃん。湖での過去ピクニックとかもう戻れない思い出を夢見てる…悲しい…って思ったけど、遊んでたのやめてみんなこっち見るの、今思うとめっちゃ怖くない…? ねえ! 怖いんだけど!

    • あと 1 日の時はケルヒロと寝てるから外に出るしかない。でももしサニーが自宅で一人寝る状況だったら、あと 1 日の時も家から出るかの選択肢があったと思う。あと 2 日の時ですら外に出ないことができるんだからないわけがない。この誰かが引っ張ってくるなら仕方ないけど、そうじゃないなら何もしたくないみたいなところ、サニーの受け身体質が出てて好きだし嫌。

    • それでもちゃんとしたエンディングあるのはサニールートで、引きこもりルートが仮に繰り返しの最中であるなら、いつかはサニールートに進める瞬間が来るのかもって思いもする。夢と現実は時間の進み方がちょっと違うから。うーん。

      • 引きこもりルートのエンディングはオヤスミルームで寝てリセットした時だよね。あれはポケモンの殿堂入り的なものだと思う。見た目はまさにそう。

  • OMORI、起こったことはわかるのにわかるのはそれだけなので、やればやるほど考えれば考えるほどわからなくなる。サニーのことも、もしかしたらみんなのこともわからない。怖い。善の解釈だけしたい。

  • バジルの解釈も毎日のように自分の中で変わってる。

    • 最初は親友って嘘でサニーかバジルどちらかがそう思い込んでるだけだと思ったし、現実で叫んでたシーン(公園と湖)はまるで意図して人を集めてるかのように見えて、バジルが一番やばい奴かなってなってた。マリを自殺に追い込んだんじゃないかとすら。そしたらマリの自殺偽装が発覚、提案したのもバジルでやっぱりバジルのせいでは…と思った。けどバジルはサニーを守りたかっただけだし、4 年間いつかサニーが戻ってくると信じながら耐え続けて、そんな彼をサニーはずっと一人にして夢に逃げてサニーお前はなんてことを…とも思った。

    • でもバジルにとってマリもサニーも大切な人だったのに、サニーを守るためにマリは自殺したことにしようって考えはあまりにも現実的というか合理的にものを見過ぎというか(別に理にかなってないけど)、死んだマリはもう物だと捉えてるような行動は夢バジル(博愛主義、人以外も大事にする、理性より感情が優位)とはあんま似つかない感じがする。もちろん「残されたものを傍に置きたいだけだった」が色々考える余裕がなかった、彼も必死だった、悲しみはすぐにやってこなかったということなのはわかるけど。

    • サニーとバジルが一番の親友なのは今更揺るがせたくない(アルバムを見る目も揺らいでしまうから)んだけど、親友って言葉でしか表現されてないし(過去自宅のキッチンから想像はできるけど)、夢も現実もバジルと行動できるタイミングは少ないし、ケルたちと過ごす方が多くて楽しい描写が多い。なんだかプレイヤーには意図して疑わせるような作りになってる気がする。なんでなんだろ。

    • 表には出ない二人だけのものだからかな。写真には残ってない二人だけの思い出。そうか、それはそうだわ。二人しかいなければ写真を撮る人はいない。写真を撮るのを忘れてしまうほどの時間が二人にはあった。うわあ…え…バジルの写真趣味って設定がこういうところで生きてくる…? ええ…最高じゃん…何それ…。

    • そうか、バジルの「なにか」ってサニーに自殺偽装を提案した自分自身だ。バジルは自分でマリの自殺偽装を思いついたのに、なにかのせいにした。サニーに提案を呼びかけた声すら自分の意思じゃないかのように。その責任転嫁が「なにか」なんだ。サニーに後ろにいるやつがやったんでしょって言ってたバジルは自分も同じだった。偽装自体を後悔してるかわからなかったから、この「なにか」が何なのかわからないでいたけど…。サニーを繋ぎ止めるためとはいえとんでもないことを提案して実行して、サニーのために黙ってたんだよと言っておきながら、でもバジルも自分がやったことじゃないと目を背けてた。バジルも逃げ続けていた。だから「なにか」はバジルをぎっちぎちにしてる。サニーの後ろの影とは全く違う。

      • バジルと戦った時もちゃんとサニーはバジルが言う影を攻撃してたんだと思う。でも影なんているわけない、バジルの「なにか」はバジル自身なんだから。やめてって言われながらサニーは「言われた通りにしてるよ!」って思ったかも。

      • 謝り続けるバジルも「ぼくを許してくれる?」もそういうことだろうなあ。責任転嫁して目を背けてたけどぽろっと出ちゃったんだと思う。許されたい気持ちの方が強くなっちゃって。これ実際に言ったのかずっと疑問だったけど、言ったんだ。サニーが引きこもる直前に聞いたバジルの最後の言葉ぽい。

      • オーブリーは引きこもったことを逃げだと詰ったけど、バジルはそう思ってなかった。待ってたのはそういうことだし、一人にされても、置いて行かれても待っていれば来てくれるって思いが強かった。これは多分両親への思いと混ざってるよな…。ワガママって言葉もさ…唐突じゃん…。でも引っ越しで離れるってなって初めてサニーを酷いと責めた。バジルにとっては逃げてるのは自分だけ。だからサニーへの一方的なごめんなんだ…。


2024/08/22 (続バジル考察、オモリはサニーか、悪意)

  • 昨日書いたバジルの「なにか」について、一つ怖いこと言うとトゥルーエンドで目覚めてもずっといたんだよ…っていう。死闘を繰り広げてなお、夕暮れの自宅前で話した時もまだ消えてなかった。サニーはいい人だから後ろの影がやった、は、自分もいい人だからあんなことを思いついたりしない、ということ。何か吹っ切れたような顔しておいてまだ綺麗でいたかったと思うと闇が深い。

    • でもバジルが特別嫌なやつってわけじゃない。バジルは「いい人」にこだわるけど、元のニュアンスは「いい子」だと思う。サニーを子供扱いしてるところあったし。サニーはいい子…ぼくもいい子…いい子でいなきゃお母さんとお父さんが帰ってこない…って思考回路なんだと思う。「いい子で待っててね」って言われたんじゃないかな、だからサニーのことも待ってた。引きこもるサニーの家に毎日凸したって鬼電したって良かったのに、しなかったのはそういうこと。

    • とはいえ、サニーの受動的なところや自己保身の強いところもそうだけど、マリの死関係なく性格の根っこの部分だと思うから、なくしたいと思っても簡単に消えないと思う。トゥルーエンドの描写はあくまで、そう言う部分が自分を日常的に責めてくることはなくなった、闇ではなくただの性格・性質に戻ったっていうことだと思う。

    • だからサニーもバジルも、もしかしたらケルたちもそういう自分の嫌なところを受け入れて付き合っていくしかなくて、それはトゥルーエンドの先にあるものなんだよな。終わりのないこと。グッドエンドはその始まりでしかない。

    • トゥルーは夢でバジルの花を世話してたから見れるっていうの、互いに支え合って乗り越えようみたいな気持ちをサニーが持って、それをバジルが笑顔から感じ取ったから見れたんだろうね。現実で具体的に何かをしてあげたとかがフラグじゃないのはすごく良い。OMORI は行動ではなく感情の物語…。

      • 現実にバジルが花の話したことあって、それをサニーが覚えてたから花は夢に現れたっていう当たり前のことに気づく。バジルのこと親友だと思ってなかったら、そもそも夢に花が出てくるわけない。記憶力云々はあくまで動作やテキストの話で、その覚えてることを夢に再現するかどうか(サニーが覚えておきたかったことかどうか)は別の話だもんな。

        • しかも好きなだけ植物の世話ができる場所まで用意して、マリと同じくらい大事にしてる。ちゃんと作中でも親友の表現はされてたんだ。現実パートもそう、人は見たいものを見る生き物だから現実でもあれだけさまざまな花が目に入ってくる(ちゃんとドットが区別されている)。

        • この辺り、「花を飾って(KAMAKURA)」を思い出す。思い出の場所を歩いたらあちこち何を見てもあなたに見える、あなたのことばかり思い出す。全部あなたに見えるものだから、どんな顔だったかもわからなくなっちゃった。って解釈してるんだけど、本当この歌好き。のこさんの歌で一番好きまである。

  • そうするとやっぱオモリはサニーであってサニーじゃない。「夢見人もまた一人の人間であることを、そろそろ認めざるを得ないようだ」か…。サニーだし、サニーを内包してる。最初はただ名前を変えただけかもしれないけど。ちょっとわかりかけてきたような気がするのだわ。

    • サニーの中にオモリがいるように、オモリの中でサニーが眠ってる。あ、これがマトリョオモリ…?

    • いわゆるブラスペのバジ虐、見た人は大体トラウマになりかねないほど嫌な気持ちになるんだけど、それは正しい反応というかそういう気持ちにさせたい描写だと思う。ものすごく嫌な気持ちになってもらわないと困る。サニーが名前可変なのも含め、プレイヤーとサニーが癒着する瞬間がちょくちょくあると感じる。

      • でもオモリはそれを平静で見てる、見てられる。もしバジ虐をサニーが見てたら自分を殺したくなるほどダメージ受けてただろうに、オモリだから耐えられた。ブラスペが見せつけてくる罪や自己嫌悪に屈しないで自己を守ることができた。

      • この辺あしながおじさんの話を噛み砕くとわかるようにはなってるんだけど、自分も 1 周目見逃してたから知らずにいるプレイヤーはいるんだろな。すごく根幹なのに本筋じゃない。行ったことない場所なくなるくらい隅々まで探索してね!とは言ってくれるけど。マリの死の真相と罪悪感がどうのすら OMORI のメインストーリーじゃないのかもなって思ったりする。

    • 「オモリは屈しなかった」って、オモリにもしっかりダメージ入ってるってことだよね。バジルが罪を「なにか」に肩代わりさせてたように、サニーも自責の痛みから目を背けてた。最後の戦いとか、二重の意味で「敵は自分自身」なのか、オモリと自己嫌悪。ブラスペをオモリは平静で歩いてたわけじゃない。全然平気じゃなかったとしたら。ブラスペで一番可哀想なのバジルでもサニーでもなくオモリでは。なんだろうな、なんかまだうまく文章にできない。

    • これ…気づきたくなかったし、でも赤い光のドア出現以降に 3 つもバジ虐ある時点で怪しむべきなんだけど…もう先に進めるのに好奇心でドアを開け続けてる瞬間、プレイヤーはブラスペの悪意に毒されてるし悪意そのものでもあるんだよな……。「深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ」を知らないうちにやらされている。オモリが傷つくことに手を貸してしまってる。きつい。

      • 後にも先にもオモリが感情をあらわにすることはないから、プレイヤーが違和感を覚えることはないのがまた…。自分の悪意に無自覚にさせられる。アンテなんかはその辺り容赦なく自覚させてくるんだけど、教えてくれる分まだ優しさがあると思う。いやこれ…まじでブラスペの描写なんか生ぬるいくらいグロテスクでは…? こんなこと気づきたくなかった。黒い電球をくれ。

      • それでいてオモリの屈しなさは、プレイヤーが自分はサニーじゃないから先を見られるっていうのとも少し似てる。入れ子のように同じ構図。そこに読み解くヒントがあるようなないような。

      • OMORI は名前可変とはいえ、あくまでサニーとオモリの話だと思ってる。そこにプレイヤーって存在はない、名前を本名にしたところでサニーは自分じゃない。でもそれはそれとして「プレイヤー」はいるよねって感じ。物語にはまったく関係しないしキャラクターたちや世界観が、メタでも私を認識することはない(ハンフリーは知らん)。けど、プレイヤーはいる。


2024/08/24 (ブラスペと自己嫌悪、クリス、サニーとオモリの痛み)

  • ブラックスペースはマリを殺したことが一番ウェイト重くて、ブラスペ自体はそれ以前からもあり今までの嫌な出来事・記憶が材料になっている。そこからの攻撃(バジ虐やそれを行うみんな、悪意の感じられるオブジェクトなど)はすなわち嫌な記憶の原因はすべて自分だとサニーは思ってるからで、自虐行為として行われているもの。と解釈してる。サニーは記憶力がいいので、いい思い出はもちろん悪い思い出も簡単に忘れることはできなかったんだろう。

    • 自己嫌悪って見方をすると大事な友達が死ぬところや罪悪感を自分に見せつけて自分を傷つけてるだけで(ここでいう自分はオモリ)、ブラスペそのものにサニーが自己を嫌悪してることがわかる表現って少ないように思う。してるんだろうと感じとることはできるし、してないわけないよねと思うし、ブラスペ2では実際に「僕のせいだ」って言ってるけど、どちらかと言うと後悔の色の方が濃い。あと僕のせいだは箱に仕舞われていたから見ないようにしてる風に感じた。

    • 顔の溶けたサニー(ブラスペはオモリが生まれる前にできたからサニーだと思う)も後悔かな…割れていく鏡はそれっぽいけど自虐の範疇かも。引きこもりルートでサニーは自己嫌悪してる自分からも目を背けていたことがわかったけど、ブラスペはサニーの心の奥底なのにかえってそれが顕著なのがすごく良いなと思う。

      • ブラスペは自分を嫌うサニーそのものということか、逃げたのも当然かも。ホワスペは自己保身したいサニー。

    • 最初の 2 世界はかなり崩れてるのに、急に静かなラクガキ世界を経て以降は少しまともになる。骸骨 3 人はケルたちで、出会う前のサニーが既に色々抱えてて出会って落ち着いたみたいなことだったり?

      • 最初この 2 世界は普通だったけど、サニーが恐怖から攻撃(恐怖症にナイフ振り回したように)した結果崩れてしまったとか。2 つ目の世界なんか特に切り刻んだみたいだし、「乱暴に切りつけた」ようにも見える。だとしてマリの首吊りを思わせるものがあるのはおかしいけど、ブラスペは可変なので後からの衝撃に上書きされることもあるのかなー。後から貼ったみたいなさ。どうだろう。最初入れる方のブラスペ(2じゃない方)はあくまで事件付近だけの気もする。わからん。

  • 最終戦でオモリはサニーに辛辣な言葉を刺したけど、あれはサニーにとってわかりきった言葉ではありながら、それをずっと抱いていたことからは目を背けていた。自分のことは嫌いだけど自分のことが嫌いだって自覚するのは、結構つらいことなんだよな。捨てられないし簡単に直せないし。最終戦は最後にようやく自分の強い自己嫌悪、自己嫌悪する自分とも向き合えたっていう場面だと思う。

    • だとしたらコンティニューするしないの意味って何という話なんだけど、いいえは正視したくない・正視できないってことなんだろうな。どちらの選択をしてもオモリはお疲れ様をしてくれる。どちらを選ぼうが自分のつらさは自分が一番よくわかってるということ…。

    • 「あなたは人に迷惑をかけたくないと自分に言い聞かせていた」のはオモリに本心じゃないことを指摘されたけど、言い聞かせ自体はサニーが本当にしてたことなんだよな……それは否定されてない。そこから「生きる資格なんてない」まではマリのことと関係がないからサニーの中で根深い思いだとわかる。

  • サニーの自己嫌悪はマリの件だけじゃなく前からのものだと思うけど、ひとつひとつは些細なことだったと思う。

  • 道路で思い出してた時、バイオリンをもらって「何があっても……ガッカリさせたくなかった」って重荷だったのかなってことばかり考えてたけど、「友達だから」ガッカリさせたくなかったは、一度ならず誰かを失望させたことがあって今度こそは…大事な友達だから…ってことだよね。

    • 作中は習い事のバイオリンをやめたとしかわからないけどまあまあ挫折だったはず。サニーは割と自分に甘いところはあるので一回ぐらいでガッカリさせたくないなんて言葉出る?と思ってて、親からの叱責がきつかったか一回じゃないかではって。で、前者だったらマリのピアノ聴いてミニサイズのバイオリンを出してこようとはならないはず。だったらそういうことなんじゃないか…何事も続けられないでやめたとか、誰かをガッカリさせたとかが度々あった。それで今度こそって頑張ってたのにだめで、友達のための行動ですら自分はやり遂げられないってなったらもうさ…。

      • 今更だけど失われた図書館の本にあったサニーが「幸せだ。とても、とても幸せだ……」「この日を絶対に忘れない」と誓った道路なのか…。でも忘れてた。バイオリンを封印したことで付随した思い出も閉じ込めてしまったと解釈してる。それもあるし嫌な記憶(マリの死)で塗りつぶされたというのもあるか。

        • それがシンエン井戸の呪いなのかな。良い思い出も悪い思い出に覆い隠される。でもバジルが言ってたように新しい良い思い出が作られればそれでいっぱいになるんだから、サニーのこれからがそうであって欲しいと思う。

      • ヒロマリがパン屋でバイトしてて子供のバイトが一般的な文化なら、この時双子を見てるのは普通にあり得るな。

    • 「何かを続けるのって、難しいよね」ってすごくサニーに寄り添ってくれる言葉で泣きたくなるけど、このマリはサニーの幻想のマリだと思ってて、サニーが言って欲しかった言葉・ずっと思ってたことなんだと思う。でも現実のマリは言ってはくれなかった。言ってくれてたら悲劇は起きなかったわけだから。つら…。

  • ブラスペ2に教室があるけど周りの目が気になる?くらいでいじめられてたとかじゃなさそう。でもなんかケルのお父さんにもらったサボテンは、あそこに引っ越してきた時のプレゼントとか言ってたな。引っ越す前のことはまったく話に出てこない。だから流石に何かあって引っ越してきたとかはないだろうし、学校生活も普通だったと思う。嫌ってほどではなさそうだけど他に友達の描写はない。

  • ケルとクリスは顔見知りなのにサニーとの交流はない。クリスはサニーのことを知っており、事件前に何回かは会ったことがある。クリスが覚えてるのでサニーも覚えてたはず。ずっとここに住んでるけど寄宿学校に行ってて何年か不在、3 年ぶりに帰ってきた。

    • クリスのエピソードは彼女がよく話す子というのもあるけど多いんだよな、サニーの反応のなさの割に。水泳は遊びという天才肌の女の子。なるほど…サニーとはあまり相性良くなさそうだね…? 「お友達の顔を思い出す」とまで言ってるのに名前知っても青髪少女のままというのは、やっぱりブラスペ浜辺にいる青い子と何か関係ある気が。プールより海が好きだし浜辺も好きって言ってた。

      • 寄宿学校が離島にあってその離島がリゾート地だとしたら旅行に来たサニーと会ってた可能性はあるか? もしそうだったらサイゴノ楽園に何かありそうなものだけど心当たりないなあ。楽園よくわからんのでしっかり見直してきたい。

    • しかしさいこ〜なアイテム(装備的な意味で)をくれる。現実パートにおいて装備が効果を持つのはかなり重要なことだと思う。サニーが自分の中の何かに影響があると思ってるってことだから。「お友達の顔を思い出す……」をしてる時、サニーはちゃんとクリスの顔を思い浮かべてると思う。

  • 事件前から両親との不和があったのかは色々考えたけど、避けたり放置したり、わだかまりらしいことはなかった、に至った。おもちゃや本を買い与えられてて、本も興味ありそうなものを考えてくれたみたいにジャンル雑多、旅行や買い物も一緒に行ってる。この子あんまり笑わないなみたいに思われてたかもだけど、写真があるってことは関心はあった。愛されてたし、夕暮れの自宅回想を見るにサニーから両親への想いもあった。

    • お父さんだけちょっと気になってる。息子なのに(ということもないけど)自宅回想でお父さんと何かしたってエピソードがない。バイオリンやめた時に一番ガッカリしたのは両親以外にないと思うし、それがどっちが強かったって言ったらお父さんだったのでは。サニーよくやめたいって言い出せたな……。

      • 木を切るお父さん、娘を息子が殺したなんてあの反応は当然だと今はなるけど、よく思い返すとハンフリークリアまでサニーが何かした表現あったかな…あれだけ恐怖シーンあれば嫌でも何かしたのかもとはなるけど。今までキー集めた時のに比べると急に決定的で、夢にあるまじき現実。例えば「話しかけるな…」とかでもいいのにふわっとさせなかった。キーが集まったことで堰き止めてたものがフラッシュバックしたと考えると、かなり参ってたのかな?

        • 木を切るお父さんを一周目にうっかり見逃してて悔やまれるけど、見てたらどうだろう…真相の写真拾う直前まではサニーが発表会できなくなるような失敗してマリ絶望、サニーにつらく当たる、バジルはそれでマリを責めて自殺に追い込んだ……みたいなこと想像してて真実は思いついてなかったから、今思えばでしかない感じもある。勘のいい人はわかっちゃうんだろうね。鈍くて良かった。

  • あの最終戦の言葉こそナイフのようだったけど、オモリはサニーのことを恨んだりはしていなかったし、恨みから出た言葉でもなかった。ああでもしなければ自分を守れなかったことぐらい自分が一番よくわかっている。ブラックスペースの闇がどれだけ深くて痛々しいか、その闇を止められないこと、サニーがそれに耐えられないことも全部わかっていて、わかった上で飲み込んでいた。オモリの姿は強く自分を守れはしたが、恐れ悲しみ痛み苦しみに鈍感でいられたわけでは決してない。オモリは屈しないでいられただけ。けれどサニーが外に出て、ケル・オーブリー・ヒロ・バジルの現在を知って、真実と恐怖に向き合い始めているのを見て、自分が前に進もうとしてるなら自分も立ち止まることはできない…とオモリはブラックスペースへと足を踏み入れた。恐怖を押し殺して心の最奥まで辿り着いて、囚われていた夢のバジルを解放し、そうやって最後にオモリはサニーの前に立ちはだかる。サニーの抱える闇そのものになって。

    • サニーはサニーだし、オモリはオモリだけど、サニー=オモリだというのはそういうことだと思う。

    • この解放した夢バジルはオリジナルの夢バジルで、彼のアルバムがヘッドスペースのみんなの思い出の元になっていたと想像してる。その彼を刺したということは楽しい夢との決別を表してるのでは。オリジナルかどうかはわからないけど刺したこと自体はそうだと思う。


2024/08/25 (バッドエンドの意味、ブラスぺ2、スケッチブック)

  • グッドでもバッドでも夢との決別は一旦済んでいるとして、バッドエンドスタッフロールに流れるヘドスぺの空が夢の世界に飛び込んだという描写なのであれば、そのヘドスペは新たに作られたもののはず。引きこもりルートにも増してサニー(オモリ)に都合の良い世界になってそう。綻びが二度とない世界。

    • だけどあの勢いで飛び込んでいつかはたどり着いてしまう本当の底の底ってブラスペなのでは…。ブラスペがそう簡単に消えるものなら、この物語はないんだよなあ。ずっとホワスぺに引きこもるのが一番良くない?って思うけど、引きこもりルートみたいにブラスぺへの入り口がホワスぺにできる可能性もある。そう考えたらやっぱりバッドエンドはその名の通りかも。

    • でもあれだけみんなやマリに背中を押してもらって、もうこれ以上頑張って生きられないぞってくらい頑張ってたところで、最終的にグッドかバッドかを選択できてしまうところ。自分を救えるのは自分しかいないみたいな…OMORI のこの部分は一番好き。

    • あー……そうか今わかった。バッドエンドってサニーは何かを諦めたわけじゃなかったんだ。「自分を救わない」という選択をしたってことなのか。だからオモリはどっち選んでもお疲れ様をした。それがどんな選択であろうと尊重する。バッドエンドのヘッドスペースは逃げ場じゃなくて、せめて楽しい夢の世界で休もうって作られた。そういうことだ…。

    • バックステージでのみんなからの応援という形で、みんなへの想いとかみんなを信じたがってることとか生きたがってることとか告白する勇気も持ってることとかを全部吐露した上で、それでなおその選択ができるのか…という意味ではバッドエンドとはプレイヤーにとってのバッドだったのかもなあ。

  • 思い出の回想と夕暮れの自宅にいた以外のマリは全部サニーが見た幻想で、それらのマリが言う言葉はサニーが言って欲しかった言葉やサニーが言えなかった言葉の代弁だと思ってる。サニーは喋らないのでそういう風にしか気持ちを知る術がない。それらのシーンの意味するところはサニーが自分に都合のいい言葉を言わせてるとか、現実と夢がごっちゃになってるとかではなくて、サニーの望みが何かを知ることにある。

  • ヘドスぺから行けるブラスぺ2を探索し始めてる。

    • レアベア檻の先。ドアの向こうにいるのは手と膝をついてるから贖罪の気持ち? 首に縄があるのでマリにも見える。引き返したらドアが開く音、歩きスピード減とも相まって演出がうまい。

      • あれ、これ…現実に起きたであろうことを考えるとえぐすぎる描写だったりしない? 文章として残さないことにする。怖い。

    • スイートダンジョンのスペボ部屋。望遠鏡のもやもやから桟橋へ。

      • 桟橋は何度か出てくるけど手すりはあったりなかったり、ここはある。ヘドスぺの湖や海の桟橋も似た属性の場所? 現実にこういう場所が出てきたことはなくて、公園裏の湖もこれほど広くない。もし記憶が元なら手すりみたいな表現揺れは起きないように思うから、心象風景かな。

        • こういう白黒のがさがさしたマップチップの場所は複数あって、小部屋以外は広いか深いかして割と歩かされる。白黒というと記憶が古すぎる、覚えていないこと、死…。

      • ダンスがわからないので踊らない。スイハ城でもお化けパーティーでも踊ったのに。マリにいつの間にそんな踊れるようになったの?みたいに言われてたね。

      • 泣くプルートを見る人影、手すりは壊れてる。あちこち立ってる人影はマリかも。お母さんの箱も見てるし。何も言わず見守る。

      • ルーミ。親友、オモリって呼んでくる、知らない人だ、トイレを使って瞬間移動、タッチ(?)したら切っちゃった。まじで誰? ハルバル来る前の友人?

      • トイレの先はドルで泳ぐケル。20 ドルって確かケルの部屋でくすねるもらえるのも 20 ドルだっけ。99 枚持てた。ケルに話しかけられはしない。「マネースペースへようこそ。ケル以外立ち入り禁止です」はセルフパロディかな。

      • 戻ったら逃げるドア、その先は絵日記みたいなビーチ。ビーチというか…離島か…?とか思ってたら急に燃えて「えっ」て思わず声出た。カニは日焼けしようとしてたけど燃えたので死にかけてる。日焼けって言うとマリが出てくるな。ていうかオモリも死にかけている。大陸まで泳いで戻ろうとする発想がオモリにあるの強い。

      • おむぉりがいる、苗モグラ、箱と餌皿、はらへり、きんけつ、かんしゃ。20 ドル札あげたら消えちゃった。99 枚から減ってないので内部的にはそれ以上所持できてたっぽい。

        • おむぉり君にあげたドルは本当にドルだったのかどうか。こじつければケルの友情か? もっとこじつけるならサニーが金欠から空腹になることがあったということだけど。

        • 苗モグラの迷子になると頭悪くなって暴走する設定って公式? 公式ってつまり現実の苗モグラの公式設定だっけ。これサニーの独自設定だったりするのかな。

      • 箱の中で「お母さんが静かに泣いている」のは事件直後~両親が知る前か。このセリフはバジルともリンクしてるようにも、っていうか違う、これお母さん既にサニーのしたこと知ってるわ。それでサニーを守るため周囲に隠すという判断をした。「私たち」と言っている、この時はまだお父さん…お母さんの支えになる人がいた。

      • 滝の裏は別の桟橋。こちらの人影は顔無しと名前が出て喋る。「ごめん、あなたのことを忘れちゃった」ってやっぱりハルバル前の友人を想像してしまう。ケルたちと同じくらい仲の良い友達がいたんだけど、転校したらぱったり連絡もなくなった。ルーミも本当にいた。まあありそうだしあったとしてもこれはゲーム内で何か説明される必要はないのかな。マクガフィン的な。

      • ドアの先は続くドア。ピラミッドの曲スロー再生。ヒーローザウルス。「ボクのこと、まだ受け入れてくれる?」ってセリフだけ見たらバジル。間違えたわけじゃないだろうし謎。ザウルス部分はお尻をかいて欲しいザウルス。マリがやけにこだわってたね。

        • お尻をかいて欲しいザウルスって名前あったっけ?と思ってオアシス行ったらハネムーンカップルがいた。まああんまりそういうのに向いた場所はないかもな…サイゴノ楽園が一番良かったんじゃないか。ザウルスはスコットって名前だった。

    • スイートハート城の茨。森。

      • ここは一回入ったことあるんだけどケルが通る度ビビる。何もないけど横 2 マスの何かが置いてある。設置ミスかな。

      • 浜辺にいた青い子がいる。やっぱり重要キャラでは? 他にも謎生き物が徘徊してる。UFO の中身は鍵か時計のゼンマイに見える。この世界の生き物は全体的に可愛くて好き。

      • ドライヤーが怖いのは大きい音が出るから?

      • ラジオ。サイゴの楽園 -> 低いぐわんぐわん -> ギター弾きや人魚の歌の音色少ない版 -> おじさんの歌声(ここからモールス信号) -> モールス信号と環境音 -> バイオリン -> 静かなノイズ。おじさんの歌から静かなノイズまでチャンネル切り替え音がないのでそれで一つぽい。多分スローぽくておじさんじゃなさそう。

      • 「何かを見かけた。あなたとは関係ないことだと思った。」誰目線の言葉? オモリだとしたら、本当に関係ないことだったか、オモリが見たくないものだったか、見せたくないものだったか。第一印象は、子供が極度のストレスにさらされた時これは夢だから自分に関係ないと思おうとするのを想像した。

      • はしごの先の電話。吹き出しなので「僕はどうせ負け犬だよ」はオモリが言ってるようにも見える。保険勧誘、当選詐欺(?)、請求書の山とろくな電話がかかってこない。引きこもり中にサニーがこういう電話を取ったという話かな。「もしもしオモリ?」と「お前のこと知ってるぞ」がちょっと怖い。

      • かくれんぼ。壊れたオモリは追いかけてきてて、本気でかくれんぼする気がなさそう。砕けた鏡は踏むと痛い、って書いてて当たり前だろとなる。かくれんぼのことはいまだによくわからない。何か特別な意味を持たされてる行為という気はする。

      • ドアの先に嘴を向けてくる鳥のような人。ペスト医師は違うか。なんか絵のタッチのせいか全体から見てこれだけ異質な感じ。狭まる壁にオモリが当たると後ずさるの細かい。

      • 教室。いい記憶じゃなさそうだよね…。オーブリーの大量発生。好きなのは知ってるけど増やす発想おもろ。ラブレターはここではオーブリーからもらってるけど、現実にはサニーが書こうとしてたとかだったりするのかな。もらえたらいいのにみたいな願望?

  • スケッチブックはサニーが描いたものかどうか謎だったけど、やっぱ描いたんじゃないかと思う。現実にスケブは出てこないから夢だけとも思ったけど。仕分け家事でゴミに入れた絡まったワイヤーがそれだったりしないかなと思ってる。紙を引きちぎって捨てたら針金しか残らないので。

    • 捨てたのは「くさい靴下(片方)」「はぐれのパズルピース」「ペンのキャップ」「絡まったワイヤー」「賞味期限切れのオレンジジョー」。靴下、ピース、キャップはなくしてたのが見つかっただけだと思うけど、ワイヤーはどこから出てきたかわかんなくてずっと考えてて、スケブもワイヤータイプだよなあって。オレンジジョーはなんだろうね…飲もうとしたけどやっぱいらない的な…。あ、ケルにもらったのか。

    • そうだとして破ったのがサニーならいいけど。

  • アビー装備、みんなの夢(叶える方のやつ)なんだろうか。それぞれに対応するもので残ったマスクはじゃあオモリだけど何なのか。コロナ渦じゃないはずだけど説明はそれっぽい。

    • 取るついでにイセカイの納屋を見た。赤くなっててなにかが消えて出たらカギがかかる。真実が明かされた場所だったはずなので、それを永遠に封印しに行ってる?


2024/08/26 (音楽の話、ブラスペ2のアルバム、その他諸々)

  • 音楽とかサントラの気づいたことメモ。

    • ヒロビロ森(Trees…)とハルバル駅(Forest Chillin')、あとヒロビロ森戦闘(Tussle Among Trees)、ヒバナ森戦闘(Forest Frenzy)はアレンジだったり同曲フレーズが使われてる。木や森のライトモチーフ?

      • Tussle Among Trees の森フレーズ部分すっごい好きだけど、強くなるとそこまで行かないで終わってしまうのよな。

      • イセカイ裏の雪森(Snow Forest - A Single Flower Blooms)、スノードームマウンテン(Cold!)では出てくるのが遅め。寒いから?

      • ヒバナ森(Pyrefly Forest - Cat's Cradle)は森フレーズを短調気味に取り込んでて、単に同じものを使わないのが粋で好き。

    • イセカイキャンプ場(Lost, Then Found!)を口ずさんでた時のどこかで聴いたことあるんだよなー感の正体は、オトナリルーム(Lost At A Sleepover)がちょっと入ってるからだった。ツリーハウス(Treehouse - Here We Are, Together Again)も同じ、というか寧ろ大元がツリーハウスのテーマか。

      • イセカイってツリーハウスなのかな。宇宙、ゴミ捨て場、キャンプ場…ハルバル公園の要素の方が強い気が。遊んでたとこ全般?

      • ヒロビロ森の遊び場(Let's Get Togethrt Now!)とかくれんぼ(100 Sunny)にツリーハウスは入ってない…と思う…けどわからん…自信ない。入ってても良さそうだけど何かが違うんだろうね。現実のアレンジだったりするかな。

      • 曲名が Lost で共通してるけど、失われた図書館(Lost Library)の Lost とは意味が違うからそっちは関係ないと思う。

    • ブラックスペースの曲は関係する要素のアレンジになってたりするかもしれないけど、あまりうまく聴き取れない。逆再生とか。サニー愛してるよ部屋の曲(Glade)はシンプルなのに一瞬で悲しい気持ちにさせられたのですごく印象深い。

    • ホワイトスペースのテーマにゲームオーバー(It's Okay To Try Again…)系は似てるんだけどよく聴くと別曲だな。この二つが同じか違うのかはなんだか溶け合ってて正直わからない。

      • ヒロビロ森の湖(A Place By A Lake)、イセカイへの梯子(Space Road 1979)にも少しホワスペが混じる。それ以外にもありそう。場所と場所を繋ぐみたいなイメージかも。

      • サントラ 96 の WHITE SPACE は指に急いたような、ともするとたどたどしい様子があるけど 122 ではつぶが揃ってる。それぞれどこで鳴ってたかはっきり覚えてない。

    • オモリ戦(OMORI、OMORI - ALTER)はあそこが初出? オモリ(関連の曲)のテーマやサニー(関連の曲)のテーマの裏返しとかしてても良さそうだけど、多分初出だと思う。サニーが初めてオモリと真正面から向き合ってるから今まで出てきた曲のアレンジではない、とかだったら熱い。

    • サニー・マリのデュエット(DUET)のバイオリンは最後フェードアウトしかけたのを再度ちょっと音を大きくしてまた消えていくのが、弾き終わったらマリが消えてしまう…みたいな未練に聴こえてうってなる。最初は安定してたのに、だんだんバイオリンの音が震えていくのも感情入っててすごく好き。

      • ちょっと関係ないけどマリの葬式でのサニーとバジルの心境、想像すると胸が痛い。みんなが泣いて別れを惜しむ中、自分たちだけが何があったか知ってるって…。ケルとかが親切心で「ちゃんとお別れ言えたか? サニー、ほら…」って棺にサニーを寄せてくれるんだよ、そして綺麗な顔で眠ってるはずなのに吊るされた姿が重なって見えて顔面蒼白になる。そういうの想像してしまう。

        • マリにはマリの交友関係があっただろうし。マリの友人たちはヒロが大学生活で町を出てたのと同じで出払ってたんだと思うけど、もし帰省してたら別の修羅場が起きてたと思われるのでマジでいなくて良かった。

  • ブラスぺ2では Q も W も利いて現実アルバム真実アルバムが開く。一周目に引きこもりルートだったらそれらがあることも知らないのに。現実アルバムがある予想はつくか。写真は空。メタ的にはまずサニールートからやると想定されてるからだけど、それでもわざわざここで空のアルバム出す理由が謎。特に使う様子もない。何かのイベントの名残?

    • 引きこもりルートでは思い出も何もサニーの中になくて空っぽ、ということを示してるとか。そもそももう写真を思い出せるサニーがいないってことか。そう考えるとアルバムというガワだけしか手元にないの悲しい。大事なのはそっちじゃなかったのにな。

  • ブラスペではプレイヤーが知らないうちにオモリへの攻撃に手を貸してしまうのきついねって書いたけど、もちろんオモリにも恐怖などがあることをちゃんとわかってて「しっかり自覚してたよ」ってプレイヤーもいるだろうから(もしかしたら大半がそうなのかな?)、あの辺りはやる人によってだいぶ違う気分で進むんだろうな。ただどっちにしろ先を見たくなるものだと思うし同じかも。

  • ヒーローザウルス、改めて思い出すと不思議すぎる。内面のキャラ崩壊や顔グラ変更はあったけど、今のところ人間じゃなくなったのはあれだけ。セリフも「俺のこと、まだ受け入れてくれる?」って言い換えたところで謎だし、ヒーローザウルスのことがわかる日は来るんだろうか…。

    • スーパーマンとかヒーローサンドマン(そんなものはない)の格好ならわかる。ヒロは本当は恐竜みたいに強いよね、知ってる、夢でナーフしまくって本当にごめん!ってこと?

    • 首が長いっていうとブラキオサウルス(腕のトカゲ。調べたら首長竜とは別種、初めて知った。あっちは海の生き物。こっちは呼吸ができないので海や湖はだめらしい。脱線して横隔膜も調べたら横隔膜ってとても大事なんだね…)が一番最初に出てくる。今は鳥類への進化を見越して鶏冠と嘴があるのが当たり前になったけど、昔はスコットみたいに爬虫類みのある感じだった。

  • もしアビー装備のマスクが本当にコロナ渦のことでメタ的なネタでもなんでもないとしたら、大人になったサニーが見てる夢という説もできるな。これは流石にトンデモ感が強めなので自分のなかではそっとしておいてる。もしそういうシナリオなら他にも伏線がないとおかしいから。

    • アビー装備は引きこもりルートでしか出てこないので、ああなって急に外(というより社会)に出ようと思うのも妙。

      • あとそう、上で書いた恐竜のイメージってサニーの時代と今じゃ違うよねという話で。20 ドルも 2003 年改定前デザインにちゃんとなってる。だからネタなんだろうなあ、が自分の中では有力。

  • 現実もループしてるのでは説を考えたことはあるけど、それよりは現実と夢の「あと何日…」が必ずしも一致していないんじゃないかって方がありそうだなと最近は思ってる。

    • 現実ループ説をなんで言ってたかというとショーンとレンをいつ見たのかの説明をどうにかできないか考えてて、でもそっちは今はハルバル町に越してくる前か旅行先で会ったんじゃないかなって考えてる。これだけブラスペ2でメインストーリーでは語られなかったようなことが出てきたので、それはありそうな気がしてる。全く伏線がないことはないと思うし、3 周目は現実パートの人の話をもっとちゃんと聞くが目標だな。あと実績をね…。


2024/08/27 (スイートハート、ケルとヒロ、イセカイとツリーハウス)

  • 今日はスイートハートのこと考えてた。

    • 人形が実際に存在してるから原作がある。オトナリルームや現実ツリーハウスにあったクッションやイセカイのスイハファンハウスが原作の彼女だとして、それを見ると耳のすぐ上くらいでリボンで結んでて、ハチで結んだツインテじゃないように見える。少なくとも原作にトレードマークの大きい水玉リボンはない。

      • ホビーズのガチャ手持ちなくてやり損ねたり、入れてない家とかあったりしてるので、ひょっとしたら原作スイハがどんなか説明があったのかもしれない…。原作スペボのヒロインとかではないはず、本見てる写真にいないし。

      • そもそもそのピンク髪の女の子とスイハは夢では別人扱いなんだよね…。スイハファンハウスはピンク髪の女の子に激似だし、中にいるのスイハファンなのに。というかスイートハートの何々だって言わないのは現実でぬいぐるみ見た時もそうだなあ…。

        • あれ、もしかしてピンク髪の二つ結びだからってあれが原作だと思ってたけど、ピンク髪の女の子=スイハではない?

        • スイートハートってコンテンツが存在して、サニーの家に人形があったのは確かなんだけど、それぐらいしか今のところわからないし、案外ビジュアルも原作ママなのかもしれない。

    • 現実ツインテといえばキャンディスお姉さん。内面はかなりこっちから取られてそう。これ多分サニーがキャンディスお姉さんに何か思うところがあった(苦手とは思ってそう)というより、ツインテっていう共通点からキャラメイクの材料にした、が正しいと思う。つまりサニーはスイートハートがどんなキャラか詳しい情報を持ってなかった、人形だけ手元にあってそれ自体は気に入っていた、いざ夢に出そうとしたらミリしらが過ぎて強烈なツインテの記憶=キャンディスお姉さんみが強い感じになっちゃった的な。

      • ドット絵を見るとキャンディスお姉さんとスイハのツインテは髪の流れ方がちょっと違う。だからでもないけどスイハにお姉さんの要素は取り込まれてるとしても、イコールではないと思う。

      • 人形、マリのお下がりもありそう。だから気に入ってたとか。

    • 日曜朝に見てたテレビっていわゆるニチアサじゃないかな(海外のテレビ欄知らないけどどうなんだろね)。朝から 11 時くらいまで見ててサニーは 10 時で途中離脱。スペースボーイやスイートハートのアニメがあったとしたらその時間帯にやってたと思ってて、サニーが離脱した時間からやってたのがスイートハートだったとか。

      • スペスイのクロスオーバーをした理由も同じ時間帯にやってたからで、まあそうっちゃそうかな…?と思えなくない。スペボの後がすぐスイハで、番組バトンタッチ的なアバンがあったとか。

      • オモリがスイハにいいイメージを持ってなさそうなのも、自分だけ見られなかった恨み節といったところかな。自分だけ見てない番組で盛り上がってるの見るのは疎外感あったろうし。

    • 原作スイハは見た目通りの女児向けプリティー魔法少女作品で、モーニングスター振り回す横暴なお嬢様じゃなかったんだと思う。お腹に穴ってのもかなり攻めてる感じがあるので、原作にドーナツ設定はなさそうかな。これもサニーの独自設定ぽい。

      • 完璧を求めたいのに最初から穴が空いてるせいで決して完璧にはなれない、だから完璧だって思い込むしかない。みたいに見るとサニーの悔しさと諦めと自己肯定感の低さが現れてそう。ドーナツの穴を埋められない欠陥と捉えるかは微妙なとこだけど、一般的にはそう例えられる。

    • ミュータントハート、パーフェクトハート、ロボハート、スイートハートはみんな服が違う。ロボハはスイハをベースにしてて大体同じ。海の魔女たちの私物かな、服着せてる描写あったっけ。ミュータントにはあったような気がする。

      • ひょっとしたらみんな原作スイハの敵として登場したのかも?

      • パフェハはだいぶ普通の服っぽい。袖のフリルも落ち着いてる。スイハの胸のフリルはシャツの前立てだと思ってたけど、スタイみたいに取り外せてそしたらパフェハの服みたいになるとかかな。パフェハ、スイハの変身前とかだったりしない?

    • ロココ…ロココもな…。エルフで、住んでた星が消滅したかなんかしてオレンジオアシスに不時着して、そこで出会ったスイハと共に育った……みたいな話だったはず。最初それ聞いた時は彼の出典もスペボっぽいって思ったけど、原作スペボのライバルキャラ? サニー、実はスペボもそんな詳しくなくて「耳が尖ってる=エルフ…?」って別にエルフじゃないのにエルフって設定にしちゃったとか。

  • ヒーローザウルス、そういえばイセカイの恐竜ハウスの中ってトロフィーやらメダルだらけでとてもヒロみが強い。中にいるのは小さいのを売りにしたケンタウロス。売りにしてはないけど小さい(背が低い)っていうとケルが気にしてることでもある。

    • 現実でたくさんの賞をその辺に置いておいてるヒロに対し、ケルはたった一個のメダル(しかも 2 位参加賞だったかもしれない、どっちだっけ?)を綺麗な額に入れて飾ってる。自慢の兄は本心だと思うしそこで嫉妬を抱くようなケルじゃないと思うけど、明るい気持ちだけで人は生きられないからなあ。

      • ヒロに強い憧れを抱くものの自分はヒロみたいに器用にこなせるわけじゃない…自分はヒロにはなれない…みたいな。元々の意味通りヒーローになりたいってことかも。

      • 妹生まれたって話、それ以上に兄(ヒロと同じ立場)になったというのが嬉しかったりしたのかな。

    • クリスとの話だとバスケは二軍確実レベルっぽいけど自分では上手くなったかわからなくて、公園で知らない人とやったりもするらしい。少なくとも部屋を見るとバスケものすごく好きなんだよな。布団までバスケなのはギャグ的なキャラ付けとかではないと思ってる。

      • 一年生? 二年生? 一年生なら二軍でもすごいのかな。バスケ漫画で一年で一軍なんてあり得ない、天才だ!みたいな描写を読んだことがあるような。その辺りの塩梅はわからない…。

      • サニーが 4 年ぶりにみんなに会った時、変わってたものもあればずっと続いてたものもあって、ケルのバスケは 4 年以上前から続いてたものの一つなんだけど、二度もバイオリンを続けられずにやめたサニーは何か思ったりしたんだろうか。サニーからしたら眩し過ぎて脅威だったかもなあ。

    • あとこれはイベント配置上の事情で関係ないとは思うけど、兄弟部屋が一部屋を分ける形だった場合にお互いのエリアがきっちり半々なのって割と大事だとされていて、一番大きなトロフィーが共有エリアにあるのは「自慢の兄」ってのがケルの中にドーンと構えてる感じがして、作中描写されてるよりも実は尊敬の念は強いし重たいんじゃないかって想像できていい。

  • 昨日イセカイってツリーハウスなのかなと書いたけど、音楽だけじゃなくビジュアルでもイセカイってツリーハウスとオトナリルームの拡大版なんだよね。女の子クッション、プレゼント、テレビ、紙で作った植物、車、同じ花。ハシゴ登って到着するってところなんかもろツリーハウス。

    • それで高所恐怖症で行けないようにしてたことを思うと、ツリーハウスは自分が壊した思い出の象徴だからというより、そこに真実を暴くもの(おもちゃ箱のカギ)があるってサニーは知っていたってことになる…のか? オトナリルームというツリーハウスを模した場所が既にあるので、ツリーハウス自体に忌避感があるわけではないはず。

      • 恐怖症の先に楽しげな場所を設置しておいて自分はそれのせいで行けないって、よく考えたらなんでそんなことしてるんだだし、苗モグラを除けば克服しないと自分が好きだったコンテンツをモデルにしたキャラや世界に会えないのも妙。意図的にそれらを閉じ込めてた(オモリがいる方を外という見方)ってことだよな。

        • かと思えばドキクエのポスターなんか貼って外へ誘い出すようなことをする。その頃には蜘蛛を克服してるとはいえ。

      • 克服しないままだったら、オトナリルームと遊び場とバジルの家と浜辺しかない…あとはだだっ広い森と湖…。友達がいるので十分といえば十分かもしれないけど。

      • 恐怖症じゃないけどバジルの家を塞いでた苗モグラじいやも、真実を暴かないよう意図的に配置したものだったのかな。

    • キャンプ場だけがツリーハウスなのか、イセカイ全体がそうなのか。イセカイ全体がそうだとしてジャンクヤードとは何なのか。

      • イセカイ全体だと思う。オトナリルームと同じ花、紙で作った植物を模した植物は外にもあるし、その植物にくっついてる短冊?みたいなのってセロテープじゃないかな。

      • ジャンクヤードって遊び場で捨てただろう花のパズルも運ばれて来てたとすると、ヘッドスペースのあらゆるゴミが集められてる場所ってことなんだろうか。サイゴノ楽園からだとかなり遠いけど。脳のゴミ…アミロイドβとか捨ててあったりするのかな。

        • 見たことある人の写真もあったね。オトナリルームには置いてあるけど本当は捨てたいもの、とかもあるんだろうか。

  • 夢の中の場所に現実の場所へのイメージも再現されてるんだとしたら、ヒバナ森およびスイートハート城って何なんだろう。寝床あるしキッチンあるし本棚もあるし、自宅? 自宅ありそうだな、まだやってないけど城の主に言ったらくれるって言ってるし。

    • 自宅がスイートハートに侵食されている -> 城の色味は赤、ピンクもあるけど紫も多い -> 両親がマリにかかりきりになった。とか? どうだろうなあ、違う気もするし受験を控えてたので当然マリ優先になるのはわかる。マリの好物ばっかり出るようになったとか。

  • バラもサボテンも棘がある植物なんだよな。棘のあるもの同士というと山嵐のジレンマが思い浮かぶ。どうなんだろうな。バジルが語った以外の要素は考慮しなくて良い気もする。

    • 最初バジルがマリちゃんはスズランって言った時、だからめっちゃドキッとしたの思い出した。かわいいけど毒があるので。

  • 花といえば。スノーエンジェルはサギソウを表してるでいいんだろうか。正面からみたサギソウってあの髪型の感じがスノーエンジェルにそっくりだし。ただサギソウだとしたらあんな赤い目して殺意強めに追いかけて来て、しかも強いとか怖すぎないか…?

    • 「夢でもあなたを想う」こと自体は悪いことではないと思うけど、サニーはそれに後ろめたさを感じている…殺したくせに想う権利など自分にはないと思ってるってことかな。

    • スノードームマウンテンはスノードームも気になる。クリスマス回想の家を見直してみたけど置かれてはない。誰かの家にあったっけ? 同じ丸いもので中に世界があるイメージというと金魚鉢も似てるね。

      • そういえば暖炉の釘って靴下ぶら下げてたやつってことか。写真かけてた釘かと思ってた。


2024/08/28 (木、真相アルバムの写真、写真の改竄と夢の綻び)

  • 木・森のテーマが使われてる曲を探すのは比較的簡単な方で、ヒロビロ森(Trees…)みたいにそのテーマから始まって、曲調がシンプルというかニュートラルな状態を聴かせてくれる曲があるし、木や森が多く出てくるからそのテーマが使われた曲も多いので探すこと自体が楽しい。

    • ツリーハウス、マリを吊るした木、一番好きなあの木、など OMORI の中で木は重要なファクター。「ここからでも見えるあの木が一番好き」や、大きく丈夫な木(=マリを吊るした木=一番好きなあの木)の「穏やかな風に吹かれ、葉っぱが優しい音を立てている」から、サニーにとって元々は安らぎをもたらしてくれる好きなもの。だから登場はするし、でもマリを吊るした木は怖いので「木を隠すなら森の中」ってことでとにかく森が多いのかも。

      • その割にタイヤが吊るされた木なんてものを近所に配置してるし、オトナリルームも切り株なんだよな…。隠す気がない。バジルが言ってたみたいに隠しても溢れて来ちゃったのか、最初から真実と向き合う気はあったけど勇気を持てずにいてその時が来るのを待ってたのか。「何かを待ってるの?」ってそういうこと?

  • 真相アルバムの写真はバジルの視点なんだけど、それを踏まえて後の写真も見ると、木、木を見上げる、縄跳び、結ぶ手、浮いた足と続いてて、マリを吊るしたのはバジルということになる。突き落とすサニーや階段で運ぶサニーはしっかり見てる(見過ぎてるほど見てるよ)のに、今更吊るしてる・吊るすのを手伝うサニーを見ないということはないので。

    • 結ぶ手と浮いた足の間の写真がないのは、開発側の配慮かバジルが流石に見れなかったかどっちかかなあ。バジルはトゥルーエンドですら自分の「なにか」を直視できなかったと解釈してるので、この時マリを吊るしたのも自分じゃなく「なにか」だと思ってたから気づいたら終わってた、というところかもしれない。

      • トゥルーエンド時点でのバジルは、マリを突き落としたのはサニーだったしマリを吊るしたのは自分だった、とちゃんと自覚できたと思ってる。でも偽装の方は「吊るしたのが自分なら思いついたのだって自分だ…」とはうっすらわかってはいるんだけど無意識に考えないようにしてる、みたいな感じじゃないかな。サニーにも色々まだ片付いていない問題が心に残ってるように、それがバジルのこれからの課題なんだと思う。

      • バジルが「なにか」を克服し損ねた理由はいくつかあると思ってて、両親の不在、自分にいい子を強いていた、ヘッドスペースのような精神を整理できる場を持っていなかった、サニーと違って友達との交流があまりできなかった(思い出を振り返れなかった)、おばあちゃんの死、などが重なって対峙できる心境を持てなかったということかなと思う。バジルが支えにできるのはサニーしかいなかったけど、サニーは自分で手一杯でバジルは一人でどうにかするしかなかったというのも大きい。バジルの心が弱かったというわけでは絶対ない。

    • そもそも真相アルバムは構図からして写真が実際にあるわけはないので、じゃあバジルの見ていた記憶そのものだねという話なんだけど、なんで?っていうのはまだ納得がいく答えを考えられてない。

      • 知らない人もバジルの草原にいたバジルもサニーの生み出したものだと解釈してて、だったら真相アルバムもサニーの記憶によるものだと思うんだけど、それにしては顔を覆う手、起こされる放心した自分、ベランダに映る怯えた顔、といったバジルの主観がないと存在しないだろうものがいくつかある。

        • バジルが見てたのはこういう景色だっただろうとサニーが想像したってことなんだろうか。事件後しばらくツリーハウスとかで会うことはあったぽいから、その時に話をしたのかな。サニーならそこから想像して作るのは可能かもしれない。

        • 突き落とした時の写真、ちゃんとマリを見て両手で突き落としてる。衝動的とはいえその瞬間はやろうと思ってやった感じが出てて、それが現実にそうだったのか、サニーが自分はやろうと思ってやったと思ってる(から写真がそのように生成された)のかはわからない。エンディングのその後がそうであるようにこの辺りはプレイヤーの考えに委ねるというところなのかも。

          • そっか、確かにこの辺り真相の写真がどういうものかはっきりしちゃうとサニーに殺意があったかも芋蔓ではっきりしちゃうから、だから真相のアルバムという存在しないものを証拠とすることでぼかしてるのか。本当によく考えられて作ってあるな…。

  • 写真といえば夢でバジルが最後に撮った写真がぶれて、引きこもりルートではぶれが直ってたけど、あれはなんだったんだろう。他の写真は現実写真が元になっていて、夢バジルが初めて撮った写真がこれだった=沢山撮ってるはずなのに急に下手になったのはなぜ?って伏線だったのかな。引きこもりルートではそこも是正された。そういうことの気がしてきた。

    • だとするとアルバムコメントが無言なの怖いんだよな。いくら自分の夢であろうとアルバムはバジルの一番の宝物であり、その主であるバジルを欺くことはサニー・オモリであろうとできないと自分は考えてる。だからこの夢バジルもいつか真実に辿り着いてしまうと思う。

      • それはそれとしてこの夢バジルにとってこれは本当に「ない思い出」でもあって、かわいそうだなと思う…。

    • 夢に綻びが出るのもそのせいだと思ってる。トラウマの象徴となったバイオリンをおもちゃ箱に封印した -> バイオリンに付随する思い出も一緒に仕舞われた -> サニーはヘッドスペースを自分が一番幸せだった頃をベースに作りたかった -> それはアルバムと切っても切れない思い出たちである -> 夢にアルバムの存在が確定する -> あっては困る思い出も多いので夢仕様に改竄した -> バジルが違和感を抱く原因、のように解釈してる。

      • ケルの牛乳もいらない改竄のように見えて、オレンジジョーはキャラクターとして既に存在していたので牛乳に変えざるを得なかったんだと思う。牛乳苦手なのでオイシソーダとかでも良かったと思うけど牛乳にしたのは、ケルの背が伸びますようにってサニーの思いやりかなんかかな。

        • そもそもオイシソーダって缶だわ。

      • 海水浴場の写真ぐらいなら上の方に砂浜あるし改竄しても良さそうだけど、多分ここに発生した問題って「服装を変えなきゃいけない」だと思う。雨の日も同じ。ヘッドスペースって時間の流れかたが少しおかしくて、TPO によって服装を変えるみたいなことをすると不具合が生じるのかもしれない。

        • というのもあるし、写真見てて思ったけど当然夏の暑い真っ昼間なんだよね。ヘッドスペースには朝も太陽もない(明言されてはないけど)ので、あり得ない写真になってしまう。服装云々よりこっちの理由の方があるな。オーブリーのスイカとかケルの自撮りは単なる可愛いショットとしてもいいけど、わざわざ光の辺り具合が変わってて、それはそういうことだと思う。

        • あれ…そうだよ、スイハの水着写真。偽物の青空だ。太陽光もライトでしょこれ…。この世界であり得ない光景をああいう形でスイハは再現して、そしてそれにはちゃんとした意味があった…? ひえ……。

      • 現実味のあるものはもちろん、日付や時間を想起させる誕生日もだめ。って消してったら残せたのは 11 枚だけだったんだろうな。

        • ブラスペ夢バジルが写真がちょっと抜けてる気がするって言ってたけど、彼は過去(何回かリセットする前)の夢バジルで、でも見てるアルバムは今のアルバム(アルバムは唯一なのかも)なので、その時と今だと枚数が減ってるってことなんだと思う。

          • だからそのうちケルの牛乳も事実と違うってなったら消えるし、他の写真もどんどん消えていくのかもしれないね…。


2024/08/29 (ブラスぺ2森探索)

  • ブラスペ2探索続き。森。

    • もう一つの森よりだいぶ静か。動いてるキャラはいない。ひとりかくれんぼした方と似たマップだけど、こっちは潜む「なにか」が少ない。???の残骸はたくさんいる。

      • 経験値とアサリを落とさないエネミーは生きておらず???も同じく魂を持たない。???は最初から???として夢に存在する。これは最後に見た謝り続けるバジルの姿で、それを元に生成された。サニーには謝罪の理由がわからないので???はただ謝罪をなぞるだけ、でもマリの死に関係するのは間違いないとは思っている。ヘドスペにマリの死も謝るバジルも存在してはいけないので、???というバジルとは違う何かとして存在するようになった。印象に残りすぎて夢への登場は多い。みたいに考えてる。

    • 水辺は出入りの際に確認が入る。なんでだろ。一部は入ろうとすると入れなくて地面を泳げてしまう…多分バグ?でいいんだよね?

    • 皮がないキレイに切り刻まれたヘビ。一直線に並んでる、じゃなく並べられた。ドットだから見れるけど現物想像すると、今までの夢の中の表現としては割と直接的なグロ。

      • お小遣いをくれることからヘビとお母さんの関連を考えてしまうけど、海外でヘビってそんなにいいイメージないよな。動物そのもので考えても変温動物だから温かみはないし、脳の作りが哺乳類と違うので例えば犬や猫が持つような感情は持っていない。

        • でもそれはそれとして夢に出てくるヘビの可愛い感じを見るに、サニーはヘビに嫌なイメージは持っていないらしい。クモは怖いけど。でもなあ…好きなものだとするとそれを切り刻んでることの意味はまあ良くはないよね…。

        • 脱線するけどヘビ、感情はないけどなつくことはあるようで、感情とは違うなんらかの情は身に着くのかもと考えると可愛い。

    • 怖いって言って入れない場所。オモリが怖いものはサニーにとっては恐怖症以上の、克服しようとも思えないほど恐ろしいものってことだよね。攻略見たらレアベア檻の先、例のアレだった。

      • ミキサーとドライヤーも怖いっていう。どっちも同じ効果音だった…気がする…どうだっけ。共通点は(歯が)回る。シーリングファンの影といい何かそういうものにマイナス感情がある?

      • 桟橋には怖いって言うドアもある。こっちの先は見れたことないけどあなたとは関係ないと思ったドアと同じだったりする?

    • 空っぽの箱。もう一つの箱には中に向かって叫ぶ。近くにはなにかがいる。中に向かって叫んで誰もいなかったってなんか変だな。王様の耳はロバの耳的なやつではないのか。

      • 桟橋のお母さんみたいに中に何かがいる前提の箱なのかも。

    • 鹿の首「まだ家がわかるか?」。家がどうのこうのはオレンジオアシスに向かう電車内の人たちが言ってたな。あとクモ恐怖症時の自宅の箱も言ってた気がする。場所じゃなく家族の概念的なことを言ってるなら、もうあの家はないようなものですけど…ってなった。

    • 滝の近くに何か鮫っぽいもの。上の方に灰色のサギソウ。花言葉は言わない。図書館で言及してるので知らないわけではない。

    • 滝の先。「きゅん!」って急に言うからびっくりした。???がトロッコでつぶれてた…。妙にリアルでノイズ混じりの声、嫌すぎる。当時のバジルの声ってこのぐらいなんじゃないの…。それを想像できる友達って嫌だが…? 実際に聞いた事あるじゃありませんように。

      • 線路の中には入れないけど中に顔無しと謎生物オブジェがたくさんいる。動く草見てたら左手に見えてくるね。

        • 右下にある謎オブジェ、ピンク髪の女の子じゃない? そうすると左側で泣いてるのはビスナさんぽい。ヘルマリも 3 体。自分の入れない場所に女の子が集まってる?

      • ペンシーブみたいな池。「男の子がドアのカギを閉めた」「男の子が窓の外を見ている」「男の子が部屋の隅っこで泣いている」「男の子がシーツを替えている」「男の子が壁を見つめてる」「男の子が鉛筆で机に穴を開けようとしてる」「男の子がひざを擦りむいた」「男の子が草の中に何かを埋めている」「二人の男の子が犬と遊んでいる」「男の子がピカピカなものを箱に入れている」「男の人が必死に裏庭の木を切り倒している」「男の人が車のドアを閉めて、車を出した」「男の子がピアノの前に座っている。少しだけ弾いて、ブツブツと何かを呟いた」「男の子が暗い部屋の中に座っている。男の子は何度もウソをついた。何度も、何度も」で全部?

        • 男の子はサニーだろうけど「二人の男の子が犬と遊んでいる」を見る限り全部が全部サニーとは限らないのか? 見落としてなければ偶然かこの池では男性についてしか話されない。

        • マリの件関連もあるけど窓の外を見てるのは図書館にあった話にも見える。机に穴を開けるのいかにも学校ぽいし(日本だけじゃないんだね)。ヘクトールと遊んでるのとかもあるから、別に悪い思い出だけ出てきてるわけではなさそう。

        • 「男の子は何度もウソをついた」…何度も? 暗い部屋で一人延々と呟いてる光景が目に浮かぶ。「僕じゃない、突き落とすつもりなんてなかった、バイオリンは勝手に落ちたんだ」みたいなことだとも取れるけど「僕のせいだ、僕が悪い、僕がみんなを不幸にした」みたいなことをウソと言っているとも取れる。

          • あるいはマリの件と関係なくサニーには虚言癖があり、それを一人悔いている想像もできなくないけど、そういうところがあるとは作中一切言われてないのでこれはないな。

        • 男の人は父親。車云々はもしかして出てった時のこと?

      • ここ、入れないようになってるのも含めてすごく嫌。ゆめにっきのピクニックにも似た陰湿な悪意を感じる。池を調べるために何度も入るんだけど、走れないので何度も声を聞かされる。ランダムだから全回収にも時間がかかる。

    • トロッコのとこから出て少し上に行ったらオモリを追いかけるバジルがいた。なんかこういうの初めての表現じゃない? 追いかけっこかな〜なんて思いつつ、二人が出てきたであろう木の間の先は木を切るお父さんだった。これ、偽装した後怖くなってそこを去った再現かな…サニーが先に逃げたって言ってる?

      • いくら記憶力いいと言っても、ただでさえ 4 年も経っててサニーの主観は自責前提だしで何が事実かわからない。先に逃げたと思い込んでるのが実際のところで、二人とも一緒だったんじゃないか。というか今更どっちでもいい。

      • 何度も言うけど、こういうのオモリには心当たりないことでも、サニーからすると「僕は先に逃げた」を突きつけられてて、いちいち細かいチクチク自責をしてるっていうのが、行き場がないというか終わりのない行為すぎる。サニー、些細な嫌味や嫌がらせにも気づいてしまうタイプだったかも。

        • 多分だけどこういうのならオモリはあんまり痛くないし傷つかないんだと思う。サニーの思い出がオモリの思い出じゃないのと同じように(逆も然り)。

      • というのもあるし、こうした表現からいちいち啓示を受け取ってしまう自分の性格ってのも自覚するとすごく嫌なんだよな。そこまで考えてないのにって言われたら泣く。あんま自分のこと嫌いな時期にやらない方がいいゲームだと思う。サニーの自己嫌悪と僅かでもリンクする瞬間が多分来るから。

        • 本人じゃないのにないものを受け取れるなら、なおさらサニーも逃げられるわけがない。ブラスペの闇が思ったより深すぎる。

    • 肋骨? 肋骨、針金、???の残骸みたいなもの、マッシュルーム、ブリッジした女の子。チャイムもあるけど鳴らない。というかこの世界は何も反応するものがない。ラクガキの世界の亜種っぽさがあるけど音楽はブラスぺ浜辺(August/Water)。

      • 肋骨は下向き? 仰向け? 項垂れてるように見える。

      • なんだろう、スケッチブックはサニーが実際に描いたんだと思うけど、ホワスぺにあったようなのもこういうものも描いてもいて、それ見た誰かに否定されて、サニーはこれは誰も喜ぶものじゃないんだ…って封じ込めたとか。どうだろう、ラクガキ世界の平坦な空気感からするとホワスぺの絵は全部事件後ぽいけど。

    • ドアの先は遊び場。音楽は現実の公園あるマップかな(Where We User To Play)のスロー、この曲可愛くて好き。すごい顔したオモリが目に入ってきたと思ったら、割れてるのもいてわあとなる。割れてるのは反応なかった。でもこれオモリか? 割れててわからん。

      • ピニャータボーイが回ってたけど、お化けの宴にいたこの子、顔あったっけ…? 確認してきた、ちゃんと顔あった。

      • 上のオモリに入るとみんな逃げてく。あるだろうな…という夢だけどこちら見ながら後ずさりって、どんな顔だったんだろう。

      • 左のオモリ。現実の、今の自宅、寝てるサニーとヘルマリ。箱の配置とか一緒。オブジェクトに反応はない。椅子がある。あと、お母さんの書置きと家事リストがなくて代わりにスケッチブックらしきもの。今も寝てる間ずっとこうだよってこと? でもスケブの存在だけ少し気になる。やっぱり現実にもあったんだと思う。

    • 滞在時間がフラグかな、急にガサガサ言ってビビった。

  • hide and seek を隠れる&探すという直訳にすると、いなくなったバジルを思わせるし、引きこもってもどうせいつかはバレるみたいな観念にも見える。ひとりかくれんぼ時、もういいかい?はなかったけど「もういいよ!」はあった。英語にはそれらにあたる言葉はなくて、数え終わったら問答無用で「準備できてなくても探しに行くよ」って言うらしい。

    • この辺りもちょいちょい解釈変わってたけど、引きこもってる間(偽装完了した時からかな)ずっと、みんなにバレるのを恐れてたし意図して隠して隠れてたっていうのはあるだろうなあ。

    • オモリはみんなとの時もひとりの時も両方鬼で、「準備できてなくても探しに行くよ」と言われる立場じゃない。隠れる側だったら引きこもりの怯えと繋がるけど常に見つける側。鬼の交代もない。

    • かくれんぼの時の曲は 100 Sunny だけど、多分サニーと名付けた前提の意味づけはされてない気がする。


2024/08/30 (城の主、明け渡された部屋、黒い電球、事件当時)

  • ボスラッシュ。steam 版は強くなったボスと再戦できるだけっぽい。switch 版もいつかやりたいね…。社長が一番手こずった、うまくやらないとヒロが社長に強めのマッサージするだけになってしまう。社長はきっとめちゃくちゃ喜ぶよ。背中とかすごい張ってそうだし。

    • おやつおやつ!ってやってる時にブラスぺヒロに作ってもらった謎豆腐があるのに気づく。食べたら空白の何かを食べて 50 回復して、テキストには出ないけど何かが下がった。

  • 城の主。「スイートハートはここを去り、二度と戻らなくなった」は、ハンフリーの中から自らの意思で出ないのか、出られないのか、出たくないのか、出られるけど城に戻る理由はなくなったってことなのか。

    • 一周目サニールートでも偶然見つけられはしてて、スペボと飛んで行ったのでもう帰ってこないかなと行ったらまだで、その時はよくわからないでいたけど引きこもりルートのみらしかった。このルートだけって条件があるならハンフリーの餌になった時もまだだったのかな。

    • 魂が二つにわかれている。サニーとオモリの関係としては、最初はサニーとして夢を歩いてた、オモリと名を変えた、次第にオモリとしての人格が形成されていった(個体は 1 つで中身が 2 つ、どちらも 1)のかなと思ってて、でもどちらかというとサニーの一部がオモリになって、夢の中ではサニーもオモリも不完全な状態(個体は 2 つで中身はそれぞれ 1 つ、どちらも 0.5)なのかもしれない?

    • 提案を断るとどうせ気が変わるだろみたいなこと言われる。何そのツンデレみたいなさ…。

    • 二度と戻らなくなったっていうとやっぱりなあ…マリがなあ…とか思ってたら。城って自宅じゃない?って言ってたのが本当になってしまった。そしてここに来るんだ…歩める道は1つだけと言いつつも。

      • しかしこの部屋自体は実在したわけじゃない。家族写真とベランダはあったけど、家族写真の周りに写真はなかったし、壁紙も違う。スタンドが違うのはサニーとケルが壊して買い替えたから。だとすると天井の高さやファンの位置は除外するとして、自宅の家具配置が夕暮れ自宅より前の時はああなってたこともあったのかな? でもそれを示唆する意味がよくわからん。

      • いやでも、やっぱり存在しない部屋か。存在しないってことは作ったってこと。あまりにも現実現実してるこの部屋を、サニーかオモリが望んで夢の中に。だし、真相を振り返る時も同じ部屋があった以上サニーの中ではものすごく存在感がある要素なんだよな。

        • ヘッドスペースの中に作られた第二のホワイトスペースという感じがする。ホワスぺは虚無だったけどこちらはサニーの好きなもの、落ち着くもの、心地よいものを材料にしてる感じ。あれがシェルターだとしたらここは避難所という印象。

          • 本当か? 寧ろ簡単に心地よくないものに変貌するものばかり置いてないか? 壁紙は突き落とした場所、ベランダからは吊るしたマリが見える、崩壊した家族。もちろんマリが亡くなる前はどれも気に入ったものだったんだろうけど、今となっては本当にここで大丈夫?って思ってしまう。

          • 床板テラゾーか何かかと思ったけどリビングの絨毯ぽい? どうもニャーゴが踏み散らかした足跡が模様になってる気がするけど、ニャーゴはいい子で可愛いので問題なし。

          • ソファ、テレビの前のやつを小さくしたバージョン?てわけでもなさそう。どこから持ってきたのかわからない。夢のどこかにないよね…社長が座ってそうだけど、見てきたら椅子はなかった。破壊したかな?

      • あれでも…これ…夕暮れ自宅の自室と見比べるとさ…ファンとライトスタンドの配置と照らし合わせたら…ソファってマリのベッドじゃない…? 「悪い夢を見た時は、僕のベッドにもなる」……そうでは…? 悪い夢を見たよ、夢でも現実でも。そして夢からしたら現実は夢だよ。そういうことじゃん…。もうとにかく自分の安心できるもの全部盛りの現実逃避のための部屋だ…。

        • そう考えると写真取る時は真っ暗、真っ赤なのも頷ける。座ったら(=寝たら)悪いことは全部忘れられたけど、起きたらそこは自分が突き落とした姉を寝かせたベッドでもあると思い出す。あれ? やっぱり OMORI ってホラーゲームじゃない?

        • あ…そうか。ちょっと嫌な話だけどマリって突き落とされた時、バイオリンには髪の毛が楽譜には血がつく程度には損傷がすごかったと考えられて、写真でもその傷は少し確認できる(これがマイルド表現なのかはわからないけど)。それなら裏庭に吊るしに行っただけで全部が終わるわけなくて、踏み台にしたおもちゃ箱運んでバイオリン片づけるのもそうだし、階段や床の血を拭かなきゃだし、拭いたものを洗って自分の汚れた服も洗って、そんなことしてたらあっという間に暗くなる。そうして自室に目が向くのって最後だと思うけど、もしかしたら失念しててこれで安心とも思ってたかも。それで暗くなった部屋のライトスタンドをつけた時何が映るかって言ったら、血まみれのベッド。ライトスタンドの存在感の正体ってこれなんじゃないかな。

          • 拭いたものを洗って? 使うとしたらティッシュか? 悲しみを拭うためのって実はウソだったりしない?

        • 現実にサニーはライトスタンドの電球を取って黒く塗りつぶしたのかもね。電球はいくら隠しても真実を映し出すものだと脳内に強く刻み込まれてしまった。

          • ブラックスペースから盗まれたのは電球なのだろうと思ってて、電球があった頃のその場所は多分、本当に容赦なく鮮明に自分のやったことを映し出していたんだと思う。あったとしたら全部実写かな、なくて良かったね。サニーはきっと慌てて電球を取り外して、ヘドスペを作り出しながらホワスペに逃げ帰った。その最中に電球は黒くなったかもしれない。あるいは黒塗りしたのはオモリか。

          • 枝サンゴが言うには黒い電球は発想の抑止。その発想が何かはっきりとわからないでいたけど、最後それを壊したことが真実に向き合うことを示していたのと合わせて考えると、発想=マリの死に意識を向けること全てを指してたんだと思う。何か一つでも考えようとしたら…マリの死を悲しもうとしたって自分がやったことを思い出してしまう。自分には悲しむ資格がないというのもあっただろうし、それとは別に怖くもあった。だから夢というマリの生きている空間を作らないと、マリを想うことすらできなかった。

          • 「どんなに防ごうとしても、必ずあそこに辿り着くだろう」が多分だけど訳が違うっぽいな。chatGPT に原文丸投げしたら「それでも、あなたの良心は消し去ることができません。 それは常に入り込む方法を見つけるでしょう。たとえ WHITE SPACE にいても、それは形をとり… そして、望むなら、それを鎮めるために何かが形成されるでしょう」ということだったので、サニーの良心(みんなに真実を話すべきだ、バジルを解放するべきだと思う心)は消せないし、ホワスペのような虚無でもそれは現れる。でもそうしたくない(真実を明かさず夢に浸りたい)ならそれを抑えることもできる。それが黒い電球である。ということを言っている。

  • 過去の自宅と今の自宅を見比べる。各種家具をしまってること以外で気になるのは、階段上の絨毯…嫌な想像はいくらでもできてしまう。ニャーゴが食べるからとしまわれたはずの階段飾り植物は今もある、なんで? あと今の自宅にはクローゼット側、過去だと電話の前に何か机を置いてたような痕が見える。意味がないならないでいいんだけど、あるならよくわからない。でも行き来しやすい場所でマップの置きミスってしないので、理由があるから置かれてる。

    • ニャーゴ…ニャーゴも死んでるとは思うけどそれはいつだったのか。マリの死より前だったらサニーの精神不安定にかなり影響しただろうことは確実なんだよなあ。後だったら多分誰ひとりニャーゴを気にかける余裕がなかったと思うので、それもそれできつい。スケッチブック見てると前だったのかなと思う。

      • 階段飾り植物、ニャーゴがいなくなったからって出そうとは流石にならんだろと思うので、拭いきれなかった血を隠そうとしたのかなって思ったりしてる。真相の写真では微妙だけど、もし当初サニーのコメント通りしまってたとしたら事件後に置いたとしか。

      • サニーが猫に似てると言われた話もあって、スケッチブックに描かれた猫が必ずしも全てニャーゴかどうか怪しいけど、机に突っ伏した自分の上にいるのはニャーゴだと思う。猫執事はわからん、ニャーゴでもサニーでもなさそう。

        • ホワスペスケブはサニーが書いた日記のようなもので、ブラスペスケブはそこに「どうせあなたの本性はこれだ」という悪意を塗りたくったもの、と捉えてる。スケブに限らずブラスペは基本そういうスタンスでサニーの精神に働きかけてきてると思う。だからニャーゴの死に悲しむような絵も「でもあなたは愛してるものを殺した。あなたは少しも悲しくない、悲しんだふりをしているだけ」ってぐちゃぐちゃにしちゃう。

          • 日記といっても時系列じゃなさそう。マリ死後の精神状態で一気に描き散らしたように見える。

      • 現実の写真を見るに多分 9/22 までは生きてたのかな。来月に発表会だと言ってるのでそこから 10 月までの間のどこかで死んじゃったのかも。ニャーゴはもともとマリの猫なので、マリだってかなり悲しんだと思う。おまけにその頃にはマリは発表会だ受験だと追い詰められてただろうし、家の中の雰囲気が悪くなってたのは確かな気がする。アルバムの思い出が嘘と思えるくらいに。発表会の日がマリの命日で 9/22 を最後に写真が一枚もないのは、新学期以降みんなで集まることもほぼなかったと思われる。

        • マリからするとヒロは親から期待をかけられて医大生を目指す彼氏、そっちも学校終わったら塾だろうから会うことが減ってたはず。あんなラブラブだったのに。だからサニーだけじゃなく、マリにも色々なことがあって心の支えがなくなった状態になっていた。そんなストレスがかなり溜まってた二人で発表会に臨もうとしてたんじゃ、それはもう…もうよ…。

        • 「男の子が草の中に何かを埋めている」……うん。

  • OMORI、可愛いところは可愛くて楽しくてでも真相はえぐくてホラー描写も隠れてるんですよ!って触れ込みは確かにその通りでちょっとネタバレでもあるんだけど、そこにばかり目が向いてると「現実に人を突き落として死なせてその人を吊るした場合は何が起きるか」に対して盲目にさせる(ファンタジー的に解釈してしまう)効果もあって、かえってネタバレ防止になってると思う。そういうの大好き。

  • ボスラッシュも終わり、引きこもりルートの実績は残すところパフェハを倒すのみなんだけど、相当強いと聞いているというか一回いけるっしょ気分で挑戦してこっぴどくやられてて、そろそろ三周目サニールートに入りたいのもあるので、最後のとっておきパフェハ戦にしようかな。

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2024/08/30 更新終了

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