微差を積み重ねる
なんだか髪型決まらない
メイクが上手くいかない
洋服の丈がなんだかしっくりこない
ジーパンの太さが微妙
目でみて分かるものだと、
1mが気になるけれど、音楽になるとそれがおざなりにされがちなことが多い。
美容師が気づかれないようにハサミを入れるように
メイクがパッと見わからない色の重ね方をするように
スタイリストが微調整を行うように
パターナーが微妙なラインを作るように
作曲家は一音にこだわるし、作詞家は一文字にこだわる。
エンジニアは見えない細工を数多く施す。
その微差の大切さに気づかずに、
化学調味料で味付けをするように、
ものづくりをするのは文化のレベルを下げることにつながる、とさえ思ってしまう。
微差を積み重ねる。
聴く人は違いを言語化できない差を積み重ねた先に感動が待っていると思う。
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