【大人からの英語学習】 英検よりまずTOEICハイスコアを目指す方が良い

大人からの英語学習を始めて早1年2ヶ月。この間色んな学びがありながらも数え切れないほど失敗をしてきたわけですが、その中でも最初の目標設定に関して私はかなり致命的なミスをしたなと思っています。
今日はそれらの経験を踏まえて「もし私がもう一度ゼロから英語学習をするなら目標設定はどうするだろうか」という話をしていきます

もしこれから英語学習を本格的に始めたいと思っている方であればかなり役立つお話になるはずです。

では、どうぞ

英検よりTOEICな理由

やはり英語力の伸びは数字や結果で見れた方が分かりやすいので適切な目標設定が必要であり、その点を踏まえるとTOEICは適切な試験であると言えます。
「英検の方が4技能を伸ばせていいのでは？」と言いたくなる人もいるかもしれませんが、私は英検を目標にしてかなり後悔しているのであまりオススメしません。

何故なら英語の基本はまずリーディングとリスニングのインプットであり、この辺りが盤石でないと後のスピーキングでは文字通り話にならないからです。ところが英検に合格しようとすると嫌でもアウトプットの練習をする羽目になり、本来基礎力を身につけるべきタイミングであるにも関わらずそれを中断してライティングや面接の練習といった形で邪魔されます。

すると中途半端な基礎力しかないため中途半端な対策しか出来ず、
中途半端な対策しか出来ていないため試験の本番が極度のストレスになりやる気を失う。
という超悪循環が生まれてしまいます。
実際私はそのストレスもあり2ヶ月もノー勉で過ごす期間がありました。

英語力を伸ばすために勉強をしているのに、その能力を測るためだけに存在する試験に振り回されるなんて本末転倒も甚だしいのです。

ということを踏まえると、まず基礎的なリーディングとリスニング力を鍛える手段としてTOEICを目標にすることをオススメします。特にTOEICで出てくる単語は共通テストと英検準一級の中間くらいのレベルであり、頻出度の高い基本的な語彙を読み聞き慣れるという意味で基礎力養成にはかなり役立つと思われます。

ライティング、スピーキングに挑戦するのはある程度基礎力が伴ってからであり、最初からやろうとしても全てが中途半端になり英語学習がストレス源になりかねません。

英語学習は必ず長期戦になるので、まず最初の1〜2年くらいはそうしたインプット重視の学習をしながらたまにTOEICで実力を確かめるという進め方をするのが良いと思います。私ならそうします。