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元エンジニア経験を活かして課題を紐解くデザイナー 社員インタビューすみやまさん

こんにちは。クラウドワークスでデザイン組織のマネージャーをしています村上です。

今回は、入社3年目のすみやまさんにインタビューしました。現在は、CrowdLog のプロダクトデザインを担当しております。そんなすみやまさんの入社前から現在までの経緯をお聞きしました。

クラウドワークスへ入社する前に経験した仕事を教えてください

キャリアのスタートは、Web エンジニアでした。
ただ、大学ではプロダクトデザイナーの勉強をしていました。具体的に言うと、スツールや化粧品パッケージ、照明などの製品をはじめとしたプロダクトデザインです。
Web は未経験だったのですが、将来は Web のプロダクトデザイナーになりたいと思っていました。理由は、大学で情報設計の授業があり、その時間の学びが非常に楽しく、ちょうどスマートフォンが台頭してきたことも重なり、この小さい画面上で情報設計しデザインすることに魅力を感じはじめていました。その延長で、大学の卒業制作ではアプリデザインをしました。周りはスツールなど製品のデザインをしているのに、私だけアプリデザインだったので先生達はビックリされていましたね…笑

就職活動時に、希望していた企業から Web のプロダクトデザイナーとしては経験がなくスキル不足で厳しいですが、Web エンジニアはどうですか、と打診されました。その企業が Web エンジニアであれば研修制度が整っている環境でもありました。希望していた企業でもあったので、入り口は何であれWeb エンジニアとしてのキャリアがはじまりました。結果として、この経験が今になって活かされています。
その後、Web エンジニアとしてバックエンドからフロントエンドまで幅広く経験しました。特に、フロントエンドの業務が楽しく成果にもつながり、それを見ていたチームメンバーや上長からもデザイナーにトライしてみれば、と声をかけてくれました。その甲斐あって、Web エンジニアを3年経験した後にデザイン部署に異動し晴れて Web のプロダクトデザイナーとしてのキャリアを歩むことになりました。そこから現在に至るまで一貫して Web やアプリのプロダクトデザインに携わっています。

クラウドワークスへ入社したきっかけを教えてください

きっかけは、新規プロダクトにてアプリデザインを任せてもらえるということで、大変興味とやりがいを感じたことです。前職でアプリのデザインに携わっていて、この分野のデザインスキルをさらに伸ばしたいという気持ちがあったので、当時の思考性とマッチしていました。
またクラウドワークスを選んだ理由のひとつとして、スキルがある人と事業の夢を叶えたい人がマッチングするプロダクトって素敵だなと思い入社を決意しました。

背景として、以前からスタートアップ企業にて副業をやっていました。スタートアップ企業ですとなかなかデザイナーが専属でいるケースが稀です。そこで副業としてジョインし、プロダクトのデザイン領域をお手伝いさせていただきました。結果として、事業をグロースする過程でデザイン面で貢献できたという体験をしました。この価値ある体験をクラウドワークスであれば携われると思いました。

現在の業務内容と役割を教えてください

まずは昨年7月末に出産し、この4月に復職しました!産休前とこの4月からと担当するプロダクトが変わりましたので分けて話します。

産休前
クラウドワークスのワーカー向けアプリのUIデザインを担当していました。
App StoreGoogle Play

4月から
CrowdLog のプロダクト UI デザインをメインで担当していますが、関連した業務にも積極的に関わっています。
例えば、プロダクトの戦略やセールスにおけるカスタマージャーニーマップ作成のワークショップなど多岐に渡ります。実は、私は UI デザインだけをやり続けるより、こういった幅広くやれそう業務があればどんどん携わっていきたいタイプなので、やりがいを感じています。少人数でまとまったチームで、フラットに意見が言える環境なのもありがたいです。

産休前は、アプリに特化した UI デザインだけに興味関心がありました。現在のように幅広くやれそうな業務があればどんどん携わりたいタイプではありませんでした。それが、産休中に考え方が変わったかもしれません。理由として、産休中に自己研鑽も兼ねてデザイン実務が鈍らないようにするために、育児の合間を縫って副業をしていました。その中の案件のひとつに、先方からガチガチに決まっている仕様のアプリをすべてデザインしてください、というオーダーを受けました。やりはじめて気付いたのが、ただデザインすることに面白みを感じないことでした。ガチガチに仕様が決まったものをデザインするより、仕様決めの段階からチームメンバーと一緒に作り上げていくプロセスそのものにやりがいを感じるのだと気付きました。

強みや性格を教えてください

負けず嫌いです(笑)
出来ないことが悔しいので出来るようになるまで取り組み続けます。

強みかどうか分かりませんが、出来上がったデザインに対して口頭だけで説明することが得意ではないので、予め図を用意したり、説明テキストをFigma 上で記載したり、Google Analytics 上で根拠となる数字がないか確認したり、参考 URL があればスプレッドシートにまとめておいたりとしっかりと準備します。これらを準備するプロセスは、元エンジニアだったからこそ身についたスキルかもしれません。相手に納得してもらうためには、数字での事実が必要だと思っていて、そこをしっかり準備段階で用意しておきたいなと思っています。

今後の目標や取り組んでみたいことはありますか?

いまよりもっと事業を育てるデザイナーになりたいなと思っています。
具体的には、デザイナーとして上流工程から参加して、ビジネス面を理解できるようになりたいです。BizDev メンバーと目線を合わせることが非常に重要だと感じているので、プロダクトの業界理解など継続して学んでいきます。

最後にすみやまさんをインタビューしてみて

この4月から育児休業からあけて復職されたすみやまさん。育児休業中も、副業でデザイン業務に携わるなどデザインにかける思いは人一倍強いです。UI デザインスキルはさることながら、そのスキルは支えているのは、元エンジニア経験を活かした数字の事実から課題を紐解くプロセスであることをインタビューを通して感じました。そこから生まれる UI デザインは、常に使う人のことを考え設計されたデザインばかりです。現在も、CrowdLog プロダクトのデザインを絶賛改善中です。ますますこのプロダクトから目が離せません。

現在、クラウドワークスでは一緒に働くデザイナーを募集しています!気になる方はぜひエントリーをお願いします!