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【おうち工作レシピ】部屋に、体にひかりでえがこう

おうち工作レシピ、今回は夜に楽しいレシピです。

毎日目にする部屋の景色。
けれども、本棚の上には花が咲いて。
真夏のテレビの上にはブドウが実り。
食卓には雨も降る。
いつもの部屋に、いつもとは少し違う物語を広げてみよう。
部屋が変わったら、私自身も変わるかも?

【用意するもの】

●油性ペン
●OPPシート(今回は書類などを入れるクリアポケットを開いて使っています)
●刺繍枠(今回は直径15cmのものですが、OPPシートよりも小さなものなら大丈夫です)
●カッター または ハサミ
●(必要に応じて)白い紙
● (必要に応じて)マスキングテープ

●スマホ または 懐中電灯

<発展編>で使うもの
▲クリアボビン
▲目打ち
▲両面テープ
▲輪ゴム
▲竹串

【作り方】

※今回はクリアポケットを使ったのでシートが1枚になるように、重なっている部分を開くところからはじめました。

OPPシートを刺繍枠より少し大きめに切ります。
後で外側の枠を重ねるときに周りのシートがないとうまく張れないので、大きめに切るのがポイントです。
形は丸に合わせなくても、ほぼ正方形な感じで大丈夫です。

切り取ったOPPシートに油性ペンで絵や模様を描いていきます。
白い紙に内側の枠をなぞった丸を書いて、マスキングテープなどを貼って固定した上から描くと大きさも分かりやすいですし、まくれにくいので描きやすいと思います。

刺繍枠に布を張るような感じでOPPシートを張っていきます。

刺繍枠の内側の枠を置き、上から絵を描いたOPPシートを重ねます。
外側の枠を被せ、緩んだ部分があれば外側からOPPシートを優しく引っ張ります。
強く引っ張りすぎると敗れてしまうことがあるので、少しずつ張ってください。
OPPシートがピンと晴れたら、ネジを締めて完成です。

スマホのライトや、懐中電灯を用意して、部屋の明かりを消します。

刺繍枠をひかりの前にかざすと…

壁に絵や模様が映し出されます!

刺繍枠をひかりに近づけたり、遠ざけたりするとどうなるかな?
いつもの部屋の中に自分で描いたものを実らせたり、降らせたりしてみよう。

<発展編>くるくる模様で模様替え

今度は大きな模様を描いてみました。

真ん中にボビンの大きさに合わせてカットした両面テープを貼って、ボビンをくっつけます。

OPPシートをひっくり返して、先程の裏側に両面テープを貼り、ボビンをつけます。
この時、ボビンの穴の位置が合うように貼り付けます。

ボビンとOPPシートに目打ちで穴をあけます。

先ほどと同じように刺繍枠をつけます。

竹串に輪ゴムを巻きつけます。
輪ゴムはボビンが竹串から外れるのを防いでくれるストッパーです。

刺繍枠を回すと、模様もくるくる回ります。
先程のように、スマホや懐中電灯の前でくるくる回すと模様も回ります。
動く壁紙のようで、いつもの部屋が変わってきますね。
(くるくる回るのも楽しいのですが、勢いがついて枠が飛んで行ったりしないように、近くのものを片付けたり、優しく回してあげてくださいね)

映るのは壁だけではありません。
腕や顔、洋服にも広がります。
ひかりを使って、どんどん物語を広げていけると楽しいですね。

年少さんが作ってみました

初めて使う油性マーカーでしたが、特にトラブルもなく、楽しそうにお絵描きしてくれました。
いつもと違う画材というのも面白かったみたいです。

いざ写してみると大盛り上がり!

最初は私がライトと刺繍枠を持って、部屋中を動かしながら追いかけ遊び。

次にライトを机の上に固定して、こども自身が刺繍枠を動かして遊びました。
大きさを変えたり、向きを変えたり。
最初は刺繍枠にうまくライトを当てられず、映すことが難しいようでしたが、だんだんとコツを掴み、あちこち動かして遊んでいました。
特にスマホを床に置いて、天井に映すと、迫力があって楽しかったですよ。

映すコツを掴むと、今度はいろんなものに映したくなったようで、本やテレビ、おもちゃを入れている箱、自分の足など「今度はこれ」「これなんかもいいんじゃない?」と次々に映していきました。

楽しかったみたいで、2枚目、3枚目…と作品が増えています。
OPPシートの入れ替えは簡単なので、たくさん描いて映して遊んでみてくださいね。

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