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最近どうだい?に対するお返事など(マイプロジェクトやお仕事のこと)

「最近の調子はどう?」って直接顔をみて会って聞きたい人がたくさんいる。でもコロナで会えないし、聞く私は最近びみょうだし、全然会っていないのに話しかけるきっかけってむずかしいな~と思って、えーい、わたしからお便りを書いてしまえーとなった。はずかしいからこっそりみてね




最近の調子は、

お仕事でお看取りが続いて、なんだか失ったところがぽっかりとしている。

いつまでたっても先輩方のよう慣れなくって、わたしは当然強くないのだ。お看取りがこわかったし、自分の呼吸すら吐くことを忘れて、きもちがいっぱいになる。
息を引き取る瞬間にご家族さまが間に合うかどうか、毎回そわそわしてしまう。

でも、ご家族さまが頼れそうって少しでも思ってくれるように、今までの経験を盾に自信ありげに背の伸びをして、心の中でちいさく戦っているのだ。

ピンチの時はトイレに駆け込んで建て直したりする。慣れてるようにみえたと言われたけど、あんなのは見せかけで。

今は部屋を暗く静かにして、小さな明かりを灯して、耳にイヤホンをつけて、水のよどむ音を流す。すみっこに座る。

ただじっと座ってその人の手のあたたかさとか、ご家族さまの声のやわらかさが患者さんに似ていたなあとか、思い出して喪にふくしたりしている。

かなしみと一緒にいるけれど、
いまもゆっくり前をむく時間のなかで漂っていて、ただそこに座っている。
一人分の体重がクッションを沈ませる。
たぶんゆっくり、いつか上がってくる。
その時をゆっくり背中をまるくして待っている。

同期が大丈夫って背中を摩ったところがなんかじんわりする。

くっしょん

そんなときこそ、いたわりをするなど

ゆっくり漂って、あったかくなるまで自分の大事にしたことなど、最近のことをつらつらと書こうと思う

自分の大事なことを自分へ書いて残そうと思ったのに、すっかり面倒で、出来ずにいたので、すこし止まって息をしたいきもちがある。ふう。

すきな街 引き続き、推す

推しの街が、クラウドファンディングをしていたのでこっそり応援をした。

村留学でお世話になった、かやぶき屋根の町。新潟県荻野島。人も文化もあったかい町。
ここの時間の流れが大好きなのだ。

息をすると生活の音がして、人と人とのあいだで空気を吸っている感じがする、鶏の音とか、虫の音とか。
やさしくするとやさしくしたくなる、みたいな雰囲気がある。すきなのにあんまうまく言葉にできないけれど。

そんな大好きな街の、かやぶき屋根の文化がどうやら存続の危機に面しているらしい。

いつか住みたい場所のひとつで、いつかわたしが訪れたとき、前に見たあたたかな風景であってほしい。

夏はきっと蛍の音が涼しげに田んぼに響いているのかな。
前にいただいた、かかし帽の藁からは草の匂いがして、またあのかやぶき屋根のある場所に、笑顔の皺がすてきなあの人に、会いたいなあ、と思う。ほころびる。

会える日を夢みてがんばれるきもちになれるので、遠くから応援した。

おうえん

村留学やむらいくのサークルをきっけかに、「暮らしを選ぶ」ってなんかいいな~となっている。

すきなひととすきな場所で暮らしたい。

いつか暮らしを選ぶためにも、今は自分で暮らしを作りたいと思った。
いつか選ぶときに、「こんなところがらぶなので、こんなところに暮らしたい」と言えるようになりたい気持ちがある。

そんなこんなで、今は自分の街でわたしの居場所をつくって、生息している。

今日みたくお看取りでしょげているとき、だいたい銭湯のお湯につかって、人と人のあいだに浸かって、余白を取り戻したりしている。

おゆ

そんな銭湯のお湯のような居場所、いい湯加減で、いいぬるま湯で心地よい距離、一人でいたいけど一人は嫌、だれかといたい、みたいなときにいれる居場所が、お湯以外の陸上のどこかにあったらいいのにな~と思った。

身近になかったので自分でつくることにした。ぬるま湯の居場所。

4月モヤモヤを抱えて、マイプロジェクトへ

モヤモヤ:ただ困っているときにふと声のかけてもらえるお隣さんになりたいのだ。そばにいれるくらいの。自分には生きずらさがあるけれど、だれかのそばにいるだけで息がしやすくなることがあったりする。

そんな居場所があるとわたしもそばにいる人も幸せ(健康)になれる気がするのだ。

もやもや

どうやって実現しようかねーと思った相談先がカイゴマイプロジェクトという企画。みんなの相談広場みたいなとこ

自分のこのモヤモヤを話して、聞いてもらって、言葉を重ねて対話するうちに、だんだんやりたいことがみえてきた。ことばにできない葛藤も、自分のことを自分がおっけいにできなくて、たくさん壁があったのだけれど、今は、ぬるま湯を表現するようなコミュニティにいたいのだ。

今は、自分のいる場所を居場所にして、いつか声をかけてもらえるような関係づくりを今している。なんだか自分が救われている。


ケアプラザの健康体操に参加したり、麻雀サロンとか雑草抜きに参加して、地域の一住民としてお隣さんになっている。

ゆるる

最近は「孫みたいね~」と言われてうれしくなってすこし調子にのって自分から声をかけてみたりしている。うれしいね、血とか繋がってないのに関係に名前までいただいちゃった、孫みたいって。

体調に変わりはないですか~とか体調の話題をしれーとふったり、困っていないか影でお互い見守っていたり、お互いに声をかけたり。このゆるくぬるく、いい心地加減で、みんながこの町でながく生きていけますようにと願ったりしている。

わたしの大事にしていることたちをことばにしたら、これからも大事するために息をしていきたいなあとなった。

それと自分の大事なことを形にするまでにご相談のっていただいたマイプロのみなさん、村留学とか地方移住のきっかけをつくってくれたみなさん、こうして今の私があるので大きな感謝です。

ちんたら大変長くなってしまったけれど、わたしの最近の調子でした。(微妙といっていた割に書いてだいじょぶになってきた)

クッションその2

みなさんは最近、調子はいかがですか。


さびしくしていないですか、ゆっくり休めていますか。

こうして会えないと、みんなから元気もらっていたんだなあと思います。

コロナがあって会えない日が続きますが、
みなさんもどうか無理なくご自愛ください。

さいごに
ちなみにマイプロジェクト23期を募集しているらしい。
「こんな理想があるのに、なんだかなあ」とモヤモヤしている人は、ぜひ行ってみてほしいです、オンライン開催だから参加しやすいかも。(クリックするとHPにいくよ)ほんとうに温かくて素敵な場所です。
もし参加迷っている方いらしゃって、不安なこととかあればご質問あればいつでもください。

マイプロ



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