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muracoスタッフによるテント紹介 "HERON 1POLE SHELTER"

muracoの久佐です。
今回紹介するのは、andwanderとの共同開発により誕生したテント、HERONです。この記事では1POLE SHELTERの設営バリエーションやサイズ感を中心に紹介していきたいと思います。


HERON とは

2023年3月に発売したHERON、1POLEと2POLEがラインナップされています。
簡単設営はもちろん、張り姿の美しさや機能にとことん拘り作り上げた商品です。
開発秘話や、名前の由来等を代表の村上が記事にしていますので是非お読みくださいませ。

HERONに関する問い合わせの中で多いのが、各種インナーテントのサイズ感や設営バリエーションについてです。
実物を見たいけど、なかなかお店に行けないという方にもその魅力が伝われば幸いです。

それでは早速ご紹介。

3S設営

私が勝手に命名した特徴の3S設営。
Speedy(早い)、Simple(簡単)、Smooth(円滑)に設営が可能です。

フライシートを広げます
四隅をペグダウン
真ん中にセンターポールを差し込みます
4ヶ所で四角形を作るようにペグを打つだけで、綺麗にシワなく張れます
センターポール先端を伸ばしてテンションをかけます
立ち上げ完了!

立ち上げにかかる時間ですが、ゆっくりやっても1分ぐらいと圧倒的な速さ!

センターポールは無段階調整可能で、伸ばした場所で自動的にロックされる構造の為、どんな地形でも簡単にピン張りができます。

センターポール先端
上方向に伸ばします
手を離すとガッチリロックがかかります


4隅のテンショナーを調節する事で、テントと地面の隙間を調整する事ができ、気温や天候に合わせた張り方が可能です。

夏場など暑い場合は風通しよく
隙間風を防ぎたい時は地面スレスレに


インナーテントを取り付けず、シェルターとしてこのままの状態での使用もおすすめです。
室内のスペースを最大限活用でき、開放感も抜群です。

テーブル、チェア、ローコットを置いてもまだ若干余裕があります


続いて各種設営バリエーションをご紹介。

BEAKを使った設営

まずはBEAK(ビーク)というパーツを取り付け、跳ね上げポールを使用して前室スペースを拡張した張り方。
出入口のファスナー部分に取り付ける事で、軒のように簡単に跳ね上げることができます。

BEAK+NORTH POLE EXTENSHION SHORTを使用。ガイロープ1本で簡単跳ね上げ。

個人的にワンポールテントの弱点だと感じるのは、入口を巻き上げた際の日陰スペースの少なさです。
暑い時は風通しと日陰が重要です。BEAKを使って跳ね上げれば、タープを張らなくても簡単に日陰スペースを倍増できます。

インナーテントの取り付け

HERON 1POLE SHELTERに対応しているインナーテントは2人用と4人用の2種類があります。

4人用インナーテント


まずはセット販売されている4Pインナーの取り付け方法からご紹介します。

センターポールを浮かせてインナーテントを下に敷いたら、インナーテント上部の穴にセンターポールを通す
インナーテントのフロア側の穴にもセンターポールを通す
ポールを伸ばし、インナーテント上部のOリングにインナー上部のカラビナを取り付ける
4隅のループをペグに通しテンションを調整し固定する
インナーテントにある4ヶ所のフックを引っ掛け、完成!
インナーテントのフロアの寸法は幅300cm×奥行300cm
寝袋・コットを置いてもスペースに余裕があります。

最大4人がゆったり宿泊でき、簡単で素早く設営可能。
設営はささっと終わらせて、アクティビティや観光などに時間をかけたい方に、是非おすすめしたい組み合わせです。

2人用インナーテント

続いて別売りの2Pインナーを取り付けます。
4Pインナーの半分のサイズで、センターポールをインナー内部に通さない為、設営はさらに簡単。その他の基本的な取り付け方法は4Pインナーと一緒です。

寝袋を2つ並べても、スペースには余裕があります
前室部分に2人分のチェアやテーブルが入ります

先ほど紹介したビークと2Pインナーを組み合わせることで、1〜2人用の2ルームテントとして使用できます。
また、タープを張らなくても最低限の日陰が確保できるのも魅力の1つです。

そして2Pインナーですが、90度回転させた箇所に取り付けることで違う使い方のアレンジが可能です。

実際に取り付けた状態がこちら
このように両側を巻き上げると、ウォークスルーできるようになります

さらにこの状態から、右側部分をポールとガイロープを使用することで跳ね上げる事が可能です。

エクステンションショートとガイロープ5本で跳ね上げ
椅子、テーブル、コットを置いてもまだまだ余裕な空間です

風通しが良くなり、開放感も抜群!
フリーサイトなど広いスペースが確保できる際には、1度試してもらいたい張り方です。

いかがでしたでしょうか。
テントを検討している方はもちろん、既にHERON 1POLE SHELTERを使用しているお客様にも参考になれば幸いです。


より詳しく知りたい方は

気になった方はmuracoのホームページや店頭にて詳細なスペックや実物をご覧ください。

最初にご紹介した1POLE SHELTER 単体の詳細はこちら


シェルターに加え、4Pインナー・ビーク・跳ね上げポールが付属するセットの詳細はこちら


最後にご紹介した2Pインナーの詳細はこちらです


もちろんビークや、跳ね上げポールもそれぞれ個別でも購入できます。

また、muraco直営店の2店舗ではテント設営講習・体験も実施中です。
muraco TACHIKAWA テント設営講習
muraco FACTORY BRANCH テント設営講習

ご来店・ご相談お待ちしております!

ではまた!


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