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冷食・カット野菜・卵不使用!栄養素たっぷりの給食

0歳の離乳食から口にする物を大切に選んでいます

弊社の運営している保育園のうち、
2箇所はこだわりの給食にしています。

(保育施設の環境、仕入れ先の状況で拘り切れない保育園があります。)

人の体の元となる細胞は、毎日口に入れる食べ物から得られる栄養素で作られています。もちろん脳の発達にも大切です。
なので、0歳から口にするものを厳選して給食を作っています。

1.形成された冷凍食品を使わない
魚やお肉は新鮮な素材を下準備から全て手作りで作っています。
ハンバーグ煮魚焼き魚はもちろんのこと、チキンナゲットも鶏肉から手作りですし、揚げません。コロッケなどの揚げ物は揚げません。パン粉を付けて少量の油で焼きます。

2.カット野菜を使わない
冷凍のカット野菜は、工場で一度茹でて、栄養素を茹でこぼしています。そう、大切な栄養は茹で汁と共に捨ててしまっているのです。
生のカット野菜は、出荷から消費者の手に届くまでの間、新鮮で安全であり続けなければならないので、食中毒の予防のため消毒液にたっぷり浸けてから出荷しています。
弊社の保育園では土から採れた新鮮な野菜を丸ごと調理し、そのまま提供しているのでたっぷりの消毒液は要らないのです。

3.卵を使わない
食物アレルギーの代表とも言える卵。単に除去食というよりも、アレルギー疾患の園児さんもお友達と同じ献立が食べられるように!喜んでもらいたいと願いを込めて卵は使わない献立にしています。卵不使用のマヨネーズもあるんですよ♡。
管理栄養士さんがこの卵の分の栄養素をどこで補うかをうーーんと頭を悩ませて献立を作ってくれています。

4.その他おやつ
たっぷりの砂糖、小麦粉、油を使った、俗にいうこども達が大好きな甘いお菓子。
この3つのものがたっぷり入ったおやつって病みつきになりますよね。
体に取っては栄養過多になってしまいます。
ホットケーキミックスなども使用しません。

おやつは煮干しせんべいおにぎりなどです。戦後ですか?と言われそうですね。笑
ほかっておいても将来的にケーキ、クッキー、チョコレートなどは口にしていくものです。せめて、保育園にいる間は甘い誘惑は無しでこども達の身体や脳を守りたいです。

脳や体のために積極的に使っているもの

1.出汁
粉をサラサラ〜と入れる出汁ではなくて、旨みと栄養豊富な鰹節や煮干しのいりこ出汁、昆布やワカメなどを使っています。
チキンスープも骨付き鶏肉を使用しています。
濃い味付けではなくて、出汁で美味しく食べる練習をすると、薄味が好きになり健康にも良いです。

先日、保護者参加の夏祭りをした際に、給食試食会をしましたが、保護者からは
「これ出汁が美味しい!」「何を使っているんですか?」「給食のレシピを教えてほしい」と、嬉しいお声をたくさんいただきました。

2.精製されていない砂糖
真っ白なお砂糖は、工場の過程で不純物を取り除き、真っ白な精製物として出荷されています。不純物を取り除く際に、大切な栄養素までも捨て去っています。
なので、少しお値段はお高いですが、栄養素がたっぷり残った茶色の砂糖を選んで使用しています。

砂糖をたくさん摂りすぎると、落ち着きの無い子に育ちます。(詳しくは、色んな本がありますから読んでね)

最後に

毎日の食事は大切なこども達の体を作っています。しつけやお勉強、運動も大切ですが、食事もこだわりたいですね。

とは言え、
忙しいワーママのお母さんにこだわって料理をしなさい!とは言いません。
保育園のこだわりメニューは本当に一つ一つ手間がかかっています。
料理に手間をかけ過ぎて(好きな人は別です)、こどもと向き合う頃にはクタクタに疲れている。もしくはせっかく作ったのに!!と食べる量が少ないこと、好き嫌いがある事に腹を立ててしまうと、本来楽しい家族団らんの食事の時間が、こどもにとって苦痛な時間になってしまいます。

出来合いのお惣菜であったとしても、
「美味しいね♡」と、笑顔で笑い合って食べた方が消化吸収が良いですよね。

栄養素に関しては、保育園にいる間だけの1食とおやつだけでも、良い物を摂取出来るようにと願い、大切に作らせていただいています。

全てはこども達とそのご家族の笑顔のために♡


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