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シデレウス観劇まとめ
天文学の父ガリレオと若き数学者ケプラーの物語
17世紀当時、タブー視されていた「地動説」に関する研究を始めた2人の学者” ガリレオ”と”ケプラー”、
そしてガリレオの娘・修道女”マリア”は、地動説を唱える研究のリスクと闘いながら、時代の混乱を代弁していく。
「真実と向き合ってこそ前進できる」。ガリレオとケプラーのメッセージは観る人の心に問います。
歴史上の実在の人物と実際の出来事に作家の想像力を加え、再構成した作品です。
クワトロキャストで4チームそれぞれの個性と魅力があふれるミュージカル。しぐさも表情も言葉を紡ぐタイミングも、ひとつひとつのチームが心を込めてつくりあげていて、どんなふうに演じるのか、どんなふうに心を動かされるのか、観劇したり配信で見るたびに新しい発見がある素敵な舞台でした。
美しい星空と数学と真実に魅せられガリレオとケプラーの友情はとても感動的でした。ケプラーのほぼラブレターに近い熱意溢れる言葉と歌に、最初はしぶっていたガリレオが心を動かされて、二人でこの世界の真実を証明するべく奮闘するスポコンぶりも、とても楽しかったです。
そんな楽しさににこにこしていると、ガリレオの娘マリアの父への愛情と教会への誓いとの葛藤の語りや歌も入り、ちょうどいい塩梅にしんどさがやってくるので、ただ、情熱や純粋さやロマンにあふれるミュージカルだけではなく、当時の世界観として、世界の真実を証明することがいかに困難を極めることであったのか、それがどれほどに命がけの証明だったかを感じ取ることができる物語となっていて、大好きなミュージカルのひとつになりました。
初日舞台あいさつ
初日公演では全16キャストが登壇する上に、同じ客席で一緒に観劇するというドキドキ仕様でした。
そろそろ開演するかなと思ったら後方からぞろぞろと何かが動いている気配があったので振り返ってみると、数列後ろにキャストの方々がご入場されていて目が飛び出ました。ペルセウスチームの井澤さんがぺこっと客席側に軽くお辞儀されていたり、にこにこしてくださっていたりしました。勇気を振り絞ってがっと後ろを振り返ってキャストさんたちを見てみたらめちゃめちゃ輝いていて、本当に、直視できないほどまぶしい存在でした…。(もっとちゃんと見たかったけど、本当に直視できなかったです)
観劇の際も、オリオンチームの演技に賛辞や声援や笑いを送るキャストの方々のあたたかいリアクションが後ろから聞こえてきて、ミュージカルに感動したり、後方の存在にドキドキしたり忙しいけれど、とても楽しい初日公演でした。
韓国の製作スタッフの方々もご登場されて、本当にスペシャルな舞台挨拶でした。
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同じストーリーでも、チームによって本当にそれぞれの魅力があるので、ぜひ全チーム堪能してみて!
特にケプラーは、かなりバリエーションがあるので、見ていてとてもワクワクします。
演じる方によって役柄のパラメータの割り振りが絶妙に変わってくるのでほんとうに見応えがあります!
ガリレオ先生 (真っ直ぐさ/ツン/お調子者加減/父性/感情の爆発加減/俺俺感/ヒロインみ)
ケプラー (育ちの良さ/知的さ/狂気/情熱/曲げない譲らない/ガリレオ〜!!)
マリア(娘感/シュレッダー度/かわいさ/感情の爆発加減/かっこよさ/神/父と教会への苦悶)
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6/26 アフタートーク(ぺガススチーム)の感想
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