2021年麻雀総括

麻雀に本格的にハマリ始めて早3年になりました。時の流れがあっという間に感じられます。

今年は職場復帰やコロナの影響等で、牌を触る機会は前2年よりは減ってしまった気がしますが、内容の濃さで言えば一番の年だった気がします。あと、むしろ天鳳に関してだけ言えば打数は増えてました。

ということで、誰も興味ないとは思いますが勝手に1年を振り返って行きます。

〇2月ー最高位戦ペアマッチ参戦


アツい瑞原プロ推しで天鳳民の藤井くん(仮名)に誘われ、最高位戦ペアマッチに出場しました。

下図は大会の様子です(時勢を鑑みてオンライン開催)。配信視点の醍醐最高位相手に下家でウマぶりシャンポンリーチで追っかけてるのが僕です。

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この対局は終始youtubeで放送されましたが、選択が何もかもハマって運良くトップを取ることが出来、中里春菜プロ・松田麻矢プロ・多喜田翔梧プロ(たま子さん)という解説・実況の方々に打ち筋をベタ誉めされました。単純なので、嬉しくて後日アーカイブを何往復もしてました。

麻雀はほぼ個人戦しかやったこと無かったので、自分の獲得ポイントがペア=チームの貢献になる、という感覚は新鮮で楽しかったです。結果は優勝とまでは行きませんでしたが、総合5位アマチュア内では1位ペアの座につくことが出来ました。まあ競技性が高いというよりかはお祭り行事みたいなイベントですが、ペア相手に選んでいただいた手前、しっかり結果を残してアマ優勝に貢献出来たのは嬉しかったです。そしてアマチュア内トップということで、優勝景品が繰り下がって私たちのペアに贈呈され、後述する個人的今年No.1の出来事が発生することになります。



〇5月ー札幌へ麻雀遠征


GWにHQ麻雀のイベントの一環で、札幌の麻雀スクールアエルで講義&大会に参加しました。近くのホテルに3泊4日で連泊し、二日目夕方に講義、夜は最高位戦ルールでフリー対局、三日目は通しで麻雀大会、空いた時間で観光…という行程でした。

講義は読みがテーマで、醍醐プロお手製のテキストを使いながら行われ、上級者向けということで結構踏み込んだ話もありましたが大変勉強になりました。醍醐プロ、教え方が本当に上手なんですよね。話し方が非常に理論的で、講義中に次のテーマの伏線を貼ったりして、話の持って行き方も上手だった。

麻雀大会の方も河野プロの明るく賑やかな進行で和気藹々とした雰囲気で行われ、途中に盛り上がるミニゲームがあったりと、終始楽しかったです。  こちらの大会はチーム対抗戦でしたが、普段出会わないような遠方の方と麻雀を通じて繋がれる、麻雀旅の醍醐味と言って良いでしょう。

 このイベント、地域密着型のイベントのようでしたので、HQ常連組とかを除き東京からわざわざ参加している私のような物好きはほぼ居なかった気がします。おまけに私は大人数でワイワイするのが得意な性格じゃないので、お世辞にも溶け込んでるようには見えなかったと思います(コミュ障)。そんな中、醍醐プロが気を遣ってくださったのか対局の合間やミニゲームで話をよく自分に振って下さったのが印象的です。チームに分かれてお題の解答を出すみたいな感じだったのですが、一人黙っているのをすぐ見つけて「何か意見あります?」と話しかけてくれたり、発表係を振ってくれたり。そもそも醍醐プロ自体多弁な方では無いのである種の優しさを感じました。麻雀が超強い、教え方も上手、のほほんとした温和な人柄に、何なら大学も学部も同じという非常に推せるプロでしたが、このイベント以来更にファンになりました。確かMリーガーになることを目標とされてましたが、自分は醍醐プロこそMリーガーにふさわしいと思ってます。今季のドラフトは残念な結果に終わってしまいましたが、いつか絶対選ばれるべき存在だと信じて待っています。

他にも女流最高位伊藤奏子プロとオーラス魂のリーチ合戦を経験、自分があまりにおっかなびっくり捲るので周囲から「そんなんじゃ勝てないよw 」と野次を貰ったり笑、旦那さんで同じく最高位戦所属の伊藤聖一プロと、休憩時間にソノケン(園田賢プロ)の牌の取り出しがめちゃくちゃ綺麗だとか、他愛もない世間話で談笑出来たのが思い出に残っています。伊藤聖一プロ、一見強面ですが物凄くフランクで話しやすい方なんですよね。伊藤夫妻以外にも、北海道本部の最高位戦プロが多数いらっしゃり、普段東京では会えないような方々に沢山お話を聞かせていただきました。単独で参加したイベントですが、非常に楽しめました。

麻雀大会以外では、少し良いホテルに連泊してイベントが始まる昼過ぎまで寝てダラダラ過ごしたり、すすきのの歓楽街を散歩してみたり、ラーメンやジンギスカンを食べに行ったり、時計台やクラーク記念館等の名所巡り、行き当たりばったりのバスに乗って札幌市街の奥地を探検したりと、とても充実した遠征でした。行ってみて改めて思うのですが、遠方の場所で牌を握る時のあの非日常感ってクセになるんですよねw 初めて麻雀やった時のあの新鮮な感覚が蘇ってくるといいますか。それに麻雀以外の時間はご当地の物を食べたり温泉入ったり観光したりでリフレッシュ出来るし、本当に麻雀遠征楽しいので、おすすめです。


〇5月ー天鳳民とセット


北海道から帰還した翌日は、よく天鳳民を集めてセットを開催しているうけながすぜさんに、天鳳民セットへ呼んでいただきました。自分は友人とたまにやる年1ー2の麻雀を覗いてセットというものをしたことが無かったので、行く前は緊張してましたが、終わってみると非常に楽しかったです。参加していた層は自分より少し年上だがほぼ同年代の天鳳民だったのと、うけながすぜさんも含めて皆さんフランクで非常に話しやすい方であったので、すぐに打ち解けることが出来ました。天鳳民は基本麻雀にアツイので、局が終了した後にあの放銃は切り順はどうだとか誰から言い出すこともなく検証が行われたのも良かったです。勉強になることも沢山ありました。そして麻雀の結果についてですが、やはり天鳳民は友人やフリーのおっちゃんみたく簡単に甘い牌を切ってはくれません。セット面子には現鳳凰民・元鳳凰民が集結しており十段経験者まで居たので、案の定なす術もなくボコボコにされました。(▲200くらい負けて卓内最下位) 天鳳民とのセットは期待値マイナススタート、これは常識です。(でも楽しい)

最近このセットには忙しくてなかなか参加出来ていませんが、前述のペアマッチで一緒に参加してくれた藤井くんや、私をセットへ人づてに推薦してくれた最高位戦かつみさん(髙橋晃広プロ)、今年天鳳位になられた協会のいばらぎさん(茨城啓太プロ)もセット面子に居るため、暇を見てまた参戦したい。あとはとびまこ会とか天鳳民交流系のイベントはいつも気になってます。今年は予定合わなくて参加出来なかったけど。麻雀って色んな界隈あるけど、やっぱり天鳳そこそこやってきた自分としては天鳳民とは話合うだろうし色んなお話聞いてみたいなーと思ってたりしてます。


〇6月ーMリーガーとセット


Mリーガーとセットしてきました。ガチのマジのMリーガーとのセットです。まさか麻雀人生でそんな日が訪れるとは……きっかけは前述した最高位戦ペアマッチのアマ優勝景品で、好きな最高位戦所属の選手とセット出来る権利が与えられたというものです。そこで、U-NEXTPirates 瑞原明奈プロ ・赤坂ドリブンズ 鈴木たろうプロとの夢の対決が、水道橋の最高位戦道場にて実現することになりました。

あまりに楽しみすぎて、その日は勿論数ヶ月前からしっかり有給の打診をし、集合の2時間前には水道橋駅に着いて昼ご飯を済ませ、しばらく周辺をウロウロした後、30分前には会場入りしました(当然誰も来てない)

一人案内された奥の雀卓でドキドキしながら待ってると、「こんにちは~」という柔らかい女性の声が。瑞原明奈プロの登場です。清楚で神々しい雰囲気を放っており、なんか白いオーラが出てたような気がしました。大会やゲストのような大人数を相手にしてる時よりも、割と素の感じ?で「今日はよろしくお願いしますー」と頭を下げられ、「ア 今日はヨロシクオネガイシマス」とインターネット麻雀オタク特有の早口ボソ声で返すと、「muraさんってあのTwitterのmura(0+)さん?」と何故かアカウントを認知されていたらしく、早速めちゃくちゃテンションが上がってしまった。なぜフォローされてないのに認知されていたのかは分からないけど、今でもフォローお待ちしてます。

少し経つとペアの藤井くんもやってきました。Twitterの印象とは裏腹に凄い真面目そうな好青年で(失礼)、瑞原さんに差し入れを渡してました。(自分も渡せば良かったかな…) とにかく藤井君も自分も緊張しっぱなしの中、あとはたろうさんを待つのみ。

間も無くして、開始予定時刻5分前くらいにモスグリーンのドリブンズパーカーを着た鈴木たろうプロがやってきました。たろうさんは、大きかった。体型も相まって、生で見るとより、麻雀強者って感じの力強い威圧的なオーラを放ってた。こちらも瑞原プロ同様、結構ラフな感じで、たろうさん珍しく遅刻しなかったね~と事務局の人に弄られながらニコニコしてた。

年長者のたろうさんがルールどうします?と色々と進行をしてくださり、取り敢えず最高位戦伝統の上位2人勝ち抜けトーナメント形式で2半荘打つことに。俺やったことないんだけどいきなりトッププロ相手にやれるんか……と不安になるも、こんな機会ないし、ただ打つだけよりも面白いので承諾。

こうして「 U-Next Pirates 瑞原明奈プロ vs 赤坂ドリブンズ 鈴木たろうプロ vs 鳳東ポンチーズ 藤井 vs 鳳南豆ダマーズ mura 」の対決が幕を下ろしました。

最高位戦道場はこの日他に使用予定が無かったらしく、静寂の中、心地良い私たち4人の打牌音だけがタンッ…タンッ…と辺りに鳴り響いてました。しばらくすると事務局の方もどこかへ行ってしまったので、4人だけが残されます。ふと顔を上げると、あの美しく凛々しい天鳳民のアイドル的存在の瑞原明奈プロが対面で牌をしならせており、麻雀界なら知らない人は居ないゼウスの異名を持つ最強の雀士鈴木たろうプロが上家でどっしりと構えている…… 二人とも大会やワンデーゲストとかではなく、自分の為に卓を囲んでくれているのです。卓についてすぐの東発、誰がどう見てもポンみたいな手ですぐさま役牌が打たれ、萎縮せずにしっかり発声出来た自分を誉めました。そして自分の親番、鳴いて染め手をしている時、ノータイムで上家のたろうさんが既に切っている牌の方を待ち取りにし、瑞原さんから5800の和了。そこからは曲げるべき手はしっかり曲げてツモり、時には赤無し名物のブラフ鳴きをしてみたりと、至って平常心で打てている自分に気づきました。対局については誰かが地蔵になることもなく、絶えず和了と放銃と鳴きが入り乱れて、着順も頻繁に入れ替わり、客観的に見てもマジで良い勝負をしていた。対局中は特に私語とかは無く、お二方とも最後まで黙々と真剣に牌を交わしてくれました。オーラスはたろうさんと藤井くんのアガリ競争でたろうさんが出アガって2位勝ち抜け、卓内トップで勝ち上がったのは私でした。Mリーガー超えをしてしまった。

対局後は麻雀の質問を色々したり、今日限定の二人揃ったサインや、記念撮影等、沢山ファンサービスをして頂いて、全てが嬉しかった。本当に夢みたいな、今でも夢なんじゃないかと思う一時でした。

これについては本当に印象に残っている出来事のため、いつか対局内容の詳細を別noteでじっくり書きたいと思います。特にオーラス、全員が4000点以内に集中する物凄く複雑な条件戦となりプロ二人ですら頭を悩ましていた出来事など、書きたいことがまだまだあります。ただ一つ言えるのは、ここでの出来事は間違い無く麻雀人生で一番の思い出であり、競技麻雀を意識するようになったこと、麻雀に対する向き合い方が大きく変わった転換点ということです。平たく言えば、この人達と普段から沢山やり合える機会を貰うため、もっと麻雀強くなりたい、上を目指したいと心から思い始めた瞬間でした。同時に、麻雀を打ち続けてきて本当に良かったと思える一時でした。瑞原明奈プロ、鈴木たろうプロ、そしてここまで連れてきてくれた藤井くん、本当にありがとうございました。


〇8月ープロアマリーグ 


前述の出来事から競技麻雀に興味を持ち、早速腕試し!ということで最高位戦主催のプロアマ混合トーナメント、通称「プロアマリーグ」の第5節に参加して来ました。このプロアマリーグ、プロとアマ混合で全3回戦を行い、それぞれ2半荘、2半荘、1半荘で一定人数が卓内から通過して行く生き残り戦です。あの夢のようなセットから最高位戦ルールを練習するようになり、正直ここまで打ってきた感触としては悪くなかったので、まあ行けるっしょwと自信満々で挑みました。

1半荘目は2着で上々の滑り出し。2半荘目も南3局を4万点弱の2着目で、オーラスを盤石の体制で迎えました。1回戦は卓内上位2人までが後の2回戦通過に有利な条件が与えられる仕組みであり、自分を含めた上二人と下二人が完全に真っ二つに分かれた点数状況でしたので、余程のことが無ければ次戦のアドバンテージを得られます。今思えばなんか100ptくらい差ついてるし決まったかな、とロクに条件計算もしないまま、完全に慢心していました。

そしてオーラス、時間打ち切りで他家の親を一回残すのみとなりました。親は下位組の一人。連荘もされないし、これはもう決まっただろwとオーラスは悠々と配牌オリ&差し込み体制へと移行していきます。

すると親番の麻雀プロから「リーチぃ……!」とやけに気迫のこもった発声が。

もうこの半荘は諦めて思い出リーチかな?と今思えば信じられない思考をしていたのですが、妙に力の入ったツモを繰り返す上家の親を横目に、何かがおかしいぞ?そういえばこの人プロだよな?と徐々にあることに気づき始める自分。違和感が完全に形となって脳内に現れるや否や、束の間の出来事でした。



「ツモ!!!!」



4sが横に添えられて開かれた手牌は、リーヅモチートイドラドラの6000all。親番の麻雀プロ、ラス目から一気にトップ目への渾身のアガリに。

落ち着いて計算する。今のアガリで24pt差がつき、親がラス→トップまで上がって順位点60ptプラス&自分が2着→3着に落ちて20ptマイナス=差し引き80ptの差、合計で104ptが覆り……あれ?

なんか100ptくらい差ついてるし決まったかな」

悠々と点数の記入をし始める他家を尻目に、卓内3位落ちというあまりに悲しい事実にビックリして、そのまま放心状態になってました。

普段家で天鳳打ってるだけでは気づかない、また大きな勉強をした気がします。こういう競技の場では、全員が無理な条件を作って来るし、しっかり成就もさせて来やすい。今回は条件が不利になるだけですぐに敗退する訳では無いけど、もしこれが優勝決定戦みたいな対局だったら……考えるだけでも恐ろしい。大事な所で慢心してしまった自分の甘さと、条件確認をしっかり行う大切さを学びました。結局何とか次の卓ではトップを勝ち取り決勝には進めたのですが、そこで敗退。初出場でトントン、とは流石に行かなかったです。来年も機会があれば出たい。



○番外 他にもあったこと & まとめ

以下、あまりに長くなってしまうので上には書き切れなかったことをつらつらと。

○2月ー福岡遠征

実は北海道だけでなく福岡にも行ってきました。福岡で園田賢プロ小林剛プロ和久津晶プロ梶田琴理プロゲストの1day大会がありそちらに参加。会社員の土日をフルに使って福岡に滞在しましたが、楽しかったです。和久津晶プロと同卓でしたが、和久津プロとその追っかけらしき二人が楽しく談笑しながら打つ中、黙々とアガリ倒し8万点トップで卓上を火の海にしました。本当はもっと和久津プロとお話したかったのですが、シャイな性格故、牌で語ることしか出来なかった。途中太宰府天満宮寄ったり、帰りにもつ鍋や水炊き食べたりして観光の方も楽しめました。

○7月ー10月  朝倉康心プロとMリーグ個室特訓

すこし前に現Mリーガー・初代天鳳位のASAPINこと朝倉康心プロが、鳳凰卓と同じ段位・R条件でMリーグルールの個室募集をしており、それに何回か参加してました。終了後は毎回牌譜検討を行うのですが、ついさっきまで対局してた相手と検討を行うライブ感や、本人から直接アドバイスを貰えたりして楽しかったです。 麻雀プロという存在を知る前から、天鳳や初代天鳳位の存在は知って居たので、ASAPINと個室で一緒に打ててるというのは自分にとってはかなり感動的な出来事なんですよね。それに自分は麻雀にアツいプロが大好きなので、とにかく毎巡必死に色々思考を巡らせてるアサピンはMリーガーの中でもかなり応援してます。今年練習の成果(?)が出たのか、復調の兆しが見えてきて嬉しい!

○7月ー10月 麻雀最強戦

ずっと出て見たかったので、天鳳予選・店舗予選合わせて5~6回ほど出場しました。結果、天鳳予選に1回だけ勝ち上がり南関東最強位決定戦へ進みましたが、準決勝敗退。非常にパッとしない結果でしたね。あと噂には聞いていましたが、参加者のマナーはあんまり良くないですw 特に、敗退した地方最強位決定戦の準決勝ではあまりにゲームに支障が出すぎて運営の注意が入る始末。それでも負けは負けなので、なんだかなーと煮え切らない思いをしました。でも条件戦の練習になる、協会ルール(最強戦ルール)の練習になる、運良く勝ち進めばABEMAデビュー出来る等出るメリットは沢山あります。何回も出ると結構参加費は嵩むので、そこはお財布との相談。

○12月 麻雀大会とかセットとか色々

会社の業界試験が終了してすぐ、ほぼすべての土日を麻雀に費やしましたw
HQ麻雀主催のvs研(最高位戦の強豪プロが集う研究会)のコラボ大会に参加したり、いつもお世話になっているMLスタジアムの1day大会に初めて参加したり、学生時代の友達と久々にセットして帰りに焼肉食べたり……何か信じられないほど負けすぎて麻雀自体はそんなに楽しくなかった気がするけど、色んな人と会って話して打てて、楽しい年末を過ごせました。

○通年 麻雀成績

自分は2019年から成績を必ずつけるようにしてるのですが、ある程度データが溜まって来たので、今年からエクセルにまとめるようにしました。完全に自己満ですが、去年と比べて今年の調子はどうだったのか、平均順位や安定段位等の指標を用いながら振り返って行きます。

(2020年→2021年 という風に記載)

■全合計
総打数:1459→1735(+276)
平均順位:2.427→2.464(+0.037)

これは天鳳とか雀魂とかリア麻セットとか競技フリーとか全部ひっくるめた成績です。去年と同じ幅広く色んな場所で打ってて、その内訳も特に変わって無いと思うので、打ってる卓のレベルの平均が上がったり下がったりはしてないと思う。詳しい途中計算は割愛するけど、去年の成績を基準(=真の実力)として考えた時に、今年の成績は統計的に下位9.18%の調子に当たるみたいです。つまり昨年と比べて割と有意に不調だったと言えます。

■鳳凰卓
総打数:675→600
平均順位:2.496→2.622(+0.126)
安定段位:7.497→5.310(-2.187)

こちらも去年の成績基準で考えると、下位0.96%の調子に当たると計算出来ました。要は去年の成績が実力だったとして、今年は100年に1度レベルの不幸だったと言えることになります。体感流石にそんなことは無いと思うので、去年は並程度の上振れを引き勘違いをしていて、今年は並程度の下振れを引き、その落差が現れたんじゃないかなと考えてます。近年の鳳凰卓、やたらリーチに押してくるというか攻撃的な打ち手が増えて、絶えずめくり合いが発生するため、ツく時はどんどんツくし、ツかん時は鉄強でも地の底まで落とされる、振れ幅の大きいフィールドになった印象を受けます。

■特上卓
総打数:202→540(+338)
平均順位:2.446→2.370(-0.076)
安定段位:6.216→8.843(+2.627)

なぜか特上卓の打数が倍以上になり(理由はお察し)、去年との単純比較は出来ないため大雑把な比較になるが、安定段位対前年比+2.6は自明にバカヅキ。本垢・サブ垢共に6→7に成功したが、全く苦労することなくそれぞれ200半荘かからずに上がることが出来ました。特上も年々辛くなっているというか、噂ではエンジョイ勢が雀魂の方に流れて七段タッチが難しくなっていると聞きました。ただベタオリ麻雀が勝ちやすい傾向は前と変わってないと思う。

今年も天鳳が中心で、リア麻はセットや競技ルール・競技フリー等を少しずつ打ってたけど、数字を見返してみると結論特上卓以外は不調だったなあと思います。
去年と比べて打った牌譜は必ず見返すようにしてるし、手組みもNAGA先生に矯正してもらったし、何より感覚だけで適当に打たなくなったから確実に改善はしてるんだけど…結果には繋がらなかったみたいですね。

○まとめ

以上を踏まえて2022年。とにかく麻雀強くなる1年にしたい。色々な大会に参加して、色々なプロと打たせてもらって、特にMリーガーとセットしてもらったりなんかして、天鳳の方は全然結果出なくてタコ負けして……勿論毎年強くなりたいなあとは漠然と思ってるのですが、この1年色々とアツい出来事だらけだったので、麻雀に対する向き合い方が楽しみたいから勝ちたいに明確に変わった1年だったと思います。今もやってる牌譜見直し・NAGA解析は継続して行うとして、リア麻を打った際は事後検証出来るように対局時の出来事を忘れないように意識する、あとは強い人の考え方をもっと沢山取り入れないといけないなと思ってます。どうすれば良いかはわかってないですが、強い人に鍛えてもらえる環境を何とかして探したい。あとは……ちょっとだけツイてる1年になって欲しいです。麻雀なので(笑)

ということで、来年もよろしくお願いします。
良いお年を!

おわり


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