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海の日のめでたさ格別

昨日は海の日。
釜石の根浜海岸も海開きというので、いってきた。

気候は曇り、ちょっと肌寒いかな、という気温で、
海に入るにはちょっと……
と思っていたらやっぱり。
いいディスタンスがとれるくらいな感じ。

でも、2011年の津波で砂浜がぜんぶ持っていかれて、
長い時間かけて砂浜の再生事業をやってきて、
今年のはじめ、ウミガメが帰ってきたことが確認されて、
それくらいになってようやく、海を開くことができた。

砂浜に隣接している公園では、
「根浜あおぞらビーチパーク2021」
が開催されていて、
・地曳網を引いてみよう
・スタンドアップパドルボード
・シーカヤック
・シュノーケリング
・漁船クルージング体験
・英国式レスキューボート乗船体験
・廃油キャンドルづくり
・心肺蘇生法
・水上バイク体験
・いかだづくり体験
・ヨット体験
・薪ストーブでサウナ体験
・キッズテント

盛りだくさんだった。
予約しなければいけないアトラクションはすべて満員。

水上バイクは予約しなくてもよかったので、
子どもたちの列に混じって並んで、乗ってみた。
友だちのカナちゃんが一人じゃダメだってことで、
しょうがないからわたしを誘ってくれたんだけど、
まあしょうがないか程度でひさびさに乗ってみたら、
すごくスリリングで楽しかった。

与論島でガンガン乗せてもらってはいたが、
水着はいて振り落とされ上等! な気分で乗るのと、
普段着のまま乗っかるのとでは、そこがスリリング感がすごくて、
ドキドキだった。

でも、たった時速20kmぐらいしかスピードはでていないのに、
ものすごく速く感じた。
釜石に来て、日常生活がのんびりしているからかな。
20kmの速さが、とてつもなく感じられたのは。

気温が上がってくれば、
たくさん海水浴に行くんだろうな。
これでまたひとつ、釜石の人たちは震災のダメージから立ち上がった。
海の日、めでたさ格別だ。