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よんなな会とONE JAPAN

社会人の大隈塾「リーダーシップ・チャレンジ」で、
「ONE JAPAN」の共同代表濱松誠さんに講義してもらった。
学生の大隈塾「たくましい知性を鍛える」では、
「よんなな会」の発起人脇雅昭さんをお招きした。

ONE JAPANもよんなな会も、「横串を刺す」コミュニティ。
よんなな会は、全国47都道府県の公務員を、
ONE JAPANは、大企業で働くビジネスマンを「横串」。

ふたつとも、職場の変革から社会の改革を目指す。
そのために、脇さんは「組織を相手にしない、一人ひとりとつながる」といい、
濱松さんは「組織は一人では変えられないが、人を巻き込んで集団で動けば変えられる」という。
表現は異なるが、いっていることは同じだ。

理念をかざしさえすれば、人が集まるというものではない。
かざした先にいる、一人ひとりの価値観は違っている。
その瞬間は違っている、ともいえる。
理念や志を語ることによって、
相手の価値観は変わってくるかもしれない。
たとえば、自分が掲げる理念のもとになる価値に対して、
気がついてなかったのかもしれないし、
誤解していたのかもしれないし、
偏見があったのかもしれない。

ということで語る、特に、物語にして語ることによって、
人を巻き込んでいく。
そして、会社を変え、社会に影響を与えていく。
パブリック・ナラティブという手法だ。

公務員とビジネスマンの「横串」コミュニティが、
どんどん大きく、アクティブになっている。
そこへリーダーシップを身につけた人たちが増えたなら、
と考えると、大隈塾の役割が見えてきた。