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酢豚にはぬるめの紹興酒でしょ

いつもよりほんの少しだけど、気分的にはたっぷり走った。
ルーティンのコースから横道に入り、
まだ見たことがない街の様子を眺めながら、
こんなところに学校や神社があったのか、とか、
「板門店」っていうむっちゃ魅力的な焼肉屋を見つけたり。

ものすごく風が強くて、向かい風はもちろん、
追い風のときも身体がもっていかされそうになるぐらい。
消防車が火の用心のために鐘を鳴らしながら走ってるし。

そんな風だったので、8kmぐらいで十分に疲労感。

で、鶴の湯へ。
「鶴の湯ラブ」の2回目の一人テスト実施。

走り終わって身体があったまってるから、
いつもより熱く感じないお湯。
いつもより早い15:00過ぎにいったので、
洗い場のすりガラスが明るく青白く、
そとの真っ青な青空を映していた。

床に直に座って足を伸ばして身体を洗っているじいさんや、
座って使用する用の固定のシャワーで身体の泡まで流そうと四苦八苦している若者、
タオルで髪の毛や身体を丁寧に拭いていたからそろそろ上がるんだろうなと思ったら、
そこからの湯船にどぼんのおっさん。

クセあるんだよなあ、鶴の湯のお客さん。

で、そのあとは今回も町中華。
釜石で一番有名かもしれない「新華園本店」。
釜石ラーメン発祥の店といわれてるけど、
一番うまい釜石ラーメンはどこのラーメンか、となるといろいろ。

メニューを見てると、紹興酒があった。
釜石に来た8月以来、初の紹興酒。
その前に、キリンラガーの瓶ビールと餃子。
テレビでは男子グループアイドル、ももクロ。瓶ビール。
その次が米米クラブになるころに、餃子到着。

そこまで店にはわたし一人だった。
5人家族が入ってきた。
まだ小さい子どもたち。
長女、長男、次男。
長女はチャーシュー麺、最初っから決めてたように、きっぱり。
じゃあママもチャーシュー麺の大盛りにして、次男と分けようか、
といったら小さい次男は
「ぼくもいっこ欲しい」
と。
お店のおばちゃん、
「アンパンマンの小さいおわんでママと食べられるよ」
で、すんなり納得。
ちょっと元気で喋りっぱなしの長男に、
チャーハンとスープが運ばれてきた。
釜石のチャーハンのスープはラーメンどんぶりに、
野菜ととき卵がたっぷりはいっている。
かしましい長男、満面の笑顔で黙っちゃった。
ママが「食べな」っていうまで、
うれしそうに眺めてた。

チャーシュー麺、チャーシュー麺大盛りも来て、
最後にパパには、ラーメン。

なんかいいな〜、と感じてたら、
わたしが注文してた酢豚が運ばれてきた。
紹興酒のぬる燗をおかわりして、
「鶴の湯ラブ」のテスト2回目は、
run+鶴の湯+町中華+いい家族。