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【釜石ごはん】「こんとき」のラーメンと餃子

移住者にして釜石の美味しいものを知り尽くしているがんちゃん #feriskamaishi といく釜石美味しいものめぐり「釜石ごはん」。
今回は「こんとき」。
ラーメン屋。

道路沿いの看板には「町中華」と小さく添えてあるが、
メニューはラーメンと餃子しかない。
レバニラ炒めもマーボー豆腐も焼きそばもない。
ラーメンと餃子しかない。

いや、チャーハンとカレーはある。
いや、といっておきながらではあるが、
ランチセットで、ミニチャーハンとミニカレーはあるけれども、
チャーハンとカレーの単品はメニューにはない。

しかも「こんとき」の親父さん、がんちゃんとわたしが店に入ると、
「ごめんね!今日はごはんものは半ライスしかないんだよ!」
こんときの親父さん、威勢がいい。
「大盛りも大丈夫よ!!」
半ライスの大盛りじゃなくて、ラーメン類の大盛りね。

つまり、ラーメンと餃子と半ライスのみ。
いや、ピリ辛みそラーメンはある。
ピリ辛しょうゆラーメンもある。これはいったいどんな味なんだろう。
ピリ辛のしょうゆ……。

がんちゃんは、ピリ辛みそラーメンの大盛りを注文。
わたしは、ラーメンと餃子。
もちろん、餃子6個ぜんぶは食べられないので、
半分はがんちゃんに。
わたしはお酢とコショウを小皿に入れて、
それに浸して餃子を食べたが、とても美味しかった。

ラーメン600円、ピリ辛みそラーメン800円。ピリ辛みそラーメンのほうがコスパよさげ

ラーメンは、極細縮れ麺でちょい甘魚介琥珀色あっさりスープの釜石ラーメン。

釜石の人たちは、ラーメンを食べるときにいろいろつくり方とか注文しない。
「ニンニクマシマシ、ヤサイ、アブラ」「ニンニク、ヤサイマシマシ、カラメ」
二郎系の呪文を唱えたりしないはおろか、
「メン硬め」「アブラ少なめ」もない。

何も足さない、何も引かない。
潔い。

だから釜石には、ラーメンと餃子以外何もない町中華があってもいいと思う。